はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

バレ花遠征:バレ花感想・補足

2007-07-18 22:43:56 | Weblog
そんな訳で、金髪のユウガさんに違和感すら抱くことなく…というか、
全く気付かないで観劇した私。
いやいや、やたら顔色が白くて、チークが入りまくってるので、
尚更顔が細く見えるよなぁとは思った。

オープニングの一番はじめは、蘭ちゃんが居ないし、
そこにずらりと並んだ男の子たちが、みんな帽子を被ってたから、
上から見たら、どれが誰やら見極めにくく、ちぇっと思った。

ところが、女の子ちゃんたちがわらわらと出て来たら、
かっこいい子を発見。
その方がまた、ユウガさんの横(斜め後ろ?)にいるんだわ。

きゃあ♪と思ったら、あおいちゃんでした。
おかげで、その場面の間、私は、ずっとあおいちゃんに釘付けでした。
ホントにお化粧も綺麗。

あとツボだったのが、
この公演で退団される、鈴鹿照さん。
ものすんごく、可愛い。

お芝居は別に可愛いキャラではないんだけど、
もう、存在が可愛い訳です。

ともちんの手下だから、
ともちんの近くに立ったりするでしょ?
身長半分くらいしかないんじゃないかって…(笑)。
ともちんがパパで、鈴鹿さんが子どもなんじゃないかと思うくらい。

そうじゃなくても、宙の平均身長があの状態だから、
どこの組でも小さかった鈴鹿さんだけど、
殊更小さく見えるの。
可愛い♪

その鈴鹿さんが、黒いマントを着てる場面なんか、たまらない。
マントのシルエットが…(笑)
三角形の底辺と高さの比率が、正三角形に近くなってる!
なんだか、アニメキャラみたいなんだもの…♪

ああ、こんな鈴鹿さんがキュートで大好きだったのに、
これが最後の公演なんですね。。。

ネタばれするから言えないけど、
ああ七帆くんだったらどうだったかなぁって思った。
ちぎちゃんだと…まだしも、
七帆くんだとやっぱり、鈴鹿さんは相当小さいでしょ?(笑)
(気になる方は、ご観劇下さるか、直接お問い合わせ下さい・笑)


この作品のすごいなと思ったのは…
ショーも割にそうだったんだけど、
決まった人ばかりが歌わないっていうこと。
いろんな人がソロをもらっているのが、なんか好きでした。


脚本はいいはずなのに…
って、私の周囲は言うんだけど、
それでもやはり、古いんだよね。
「ジャワの踊り子」とか「ダルレークの恋」が古いみたいに、古い。

観劇して少し経って思うのは、
もしかしたら、全体をもっと大芝居でやってしまった方がいいんじゃないかってこと。
ラストなんか、まさにそうじゃない?
ものすごく劇的に終わる。
だけど、…すごくちぐはぐなの。
蘭ちゃんの台詞に呼応する、ユウガさんの台詞が…
ええええ?って思ったまま、幕が下りていく。

本当は、主役が、3人の男たちの苦しみと哀しさを全部背負って、
舞台の上をたった一人で埋めて、客席を圧倒して、
幕が下りなくてはならない…そういう作品。
かなりの掘り下げ、と、演技力とパワーが必要な役で、
悲劇のヒーローの悲哀だけでは、演じ切れないラストなんじゃないかと思う。

そこから逆算したら、全部が大芝居であるべきなんじゃないかと思ったのです。
確かに、あさひちゃんのお芝居も、蘭ちゃんのお芝居も、
前後が無かったら、あれで正しいんではないだろうか。
そう、問題は前後の芝居とあわないことだから。

それにしてもやたらと、物語が淡々と流れて行くようで、
もっと、場面と場面が畳み掛けるように構成されてたらな、と思ったんだけど、
その辺りが昔の作品なのかな。

そのままの脚本で行く限り、やはり、
昔の大きい芝居を踏襲して行く必要があるわけでしょう。
そうすると、舞台が埋まると思う。
例えば、美桜ちゃんは、バスティーユに駆け付けるロザリーくらいであってもいいんじゃないかしら?

と思うんですけど、中村暁先生?


それから、
端っこの下級生たちのお化粧があまりにひどいのに驚いた。
どうして、慣れないはずの日本物だった竜馬を下回るレベルなの?
これは、私がかしちゃんのファンだから、ファンの贔屓目を排除出来ないで見てるかもしれないけど。

芝居全体の盛り上がりに、いい緊張感が抜けてる、
…みんなやろうとはしてる、でも多分、何処をみつめていいのかわからなくて、
目指す目線が揃わないまま、ただ必死で突き進んでいるように見えることも、
私の気のせいかなぁ。

これで、だいたい言いたいことは言ったかな?
…あ、あと一つ。

ともちんとすっしーさんは、配役が逆の方がよかったんじゃないだろうか??(叫)

はぁ、すっきりした(笑)。
じゃ、次はショーのお話を。


つづく。


バレ花遠征:何とかかんとか辿り着く

2007-07-18 12:46:59 | Weblog
連休の前半は、何度も何度も台風情報を確認していた。
ムラ遠征が迫っていたからです。

当初の天気予報では、曇りだった予報が、途中で雨になりました。
台風の速度が…ミニバイクみたいなスピードで、
そんな速度じゃ何日かかるんだよ?
と思ったりした。
ミニバイクが走るさまを想像したもんで。

そしたら、気付いたら、月曜は晴れになっていました。
やったぁ。
さすが晴れ女じゃん??

1day京都というプランは、便利ですが、
変更なんかがしにくいという不便さがあります。
新幹線回数券なんかは、1回は変更できますが、
このプランは、…どうなんだろ。
とにかく当日の変更はできません。
予約した新幹線に乗らないと、まるまる切符を買い直さなくてはならない。
やめるなら、何日も前にキャンセル料金を払ってやめなきゃいけない。

やめる、とか、別の日にするという考えは、端からなかった。
…というのも、蘭ちゃんがロドリーゴを演ってる時に行きたかったから。
蘭ちゃんのムラのお茶会は、どうしても行かれないから、
だったら、東京でも上演期間が短い方の役で観ておきたい。

まして、中止なんてしたら、
プチミューに行かれないじゃんっ!!

日曜に新幹線で東京に来た友人は、
新幹線が運転を休止してしまい、
危うくエリザを見損ないそうになりました。
なんとか、動いてくれた時間がよくて、ギリギリ間に合ったので、
私は安心して、台風をやり過ごせてラッキー!と声高に叫ぶことにしたのです…が。


朝。
京都で、Hちゃんと待ち合わせました。
私が行くということで、おつきあいして下さったの。
もう…この先の出来事を思うと、Hちゃんがいらっしゃらなかったらどうなっていたことやら!
考えるだけで、ゾッとします。
ホントにお世話になりました。

二人で、新快速に乗込み、お喋りしていると…
高槻駅で、普通電車か何かとの待ち合わせで停車したっきり、電車が動かない。
Hちゃんが、耳を澄ませるので、私も聞いてみると、
先の駅で人身事故が発生した、というアナウンスでした。

ホームの電光掲示板には、何分遅れているか、という表示が出ていて、
ちょうど3分が4分に変わったところでした。
ん…?これは、この電車、動かないぞ?(悩)

すると、Hちゃんは、降りよう、と言い出した。
阪急にも高槻って駅があるはずだから、
歩いて乗換えできるのではないかしら?

おおお!そうなの?
そしたら、迷ってる場合じゃない、行動あるのみだ。
それで、私たちは、ところどころに立ってる町の地図を見ながら、阪急に移動したのでした。

それにしても、素人?には分かりづらいったらありゃしない。
何故、駅を出たところに、こっちだよっていう矢印の一つも出しておいてくれないんだろう…ぶつぶつぶつ。
方向がわかっても、改札が2階になってるため、改札から出た広場が、そのまま大歩道橋の上状態。
下に降りる階段がいくつもあるんだけど…どれを降りたらいいのかわかんないの。

どれでもいいならいいけど、
これを降りたら、向こう岸に渡れないじゃん!とか、そんなのばっかり。
ああっもう、矢印ぃっ!!

言っても矢印が無かったから、
なんとなく流れてく人が多いように感じる階段を降りて、なんとか広場脱出。
あとは、思った道に出られたから、すんなりと阪急へ。

これがもし、こういう乗換えが簡単な駅で動かなくなったんじゃなかったら…!
恐ろしい限りだった。
通勤途中なら、動きません、で済ますけど(笑)、
ここで立ち往生してる場合じゃないもの。
降りて、タクシーとかバスで、別の駅に移動したんだろうか…。ああやれやれ。


なんとか、無事に切り抜けた私たちが、宝塚駅に着いた途端に、NKさんからメール。
彼女も、もうじき宝塚駅に到着しますとのこと。
なんともナイスタイミングじゃない?

観劇するかどうかも迷っておられたNKさんでしたが、
私の観劇におつきあいして下さるんですって。わーい。

そんな状態だから、NKさんはチケットを持っていません。
私も…なめてるから用意していませんでした(遠征なのに)。
いいの、安い席でいいんだもん!(遠征なのに?)

Hちゃんは、観劇なさらないというので、
NKさんと二人で当日券に並ぶ。
どうしよう、BにするかAにするか?(Sという選択肢はないのか?笑…遠征なのに)

そこで、ハッと気がついたことがありました。
NOW ON STAGEで、みっちゃんが言ってた言葉。
ラブシーンでセリ上がるのが、大階段より高いところまで上がるって…。

待て待て?それは、2階の後ろから見えるのだろうか?
それが見えなかったらば、何のためにはるばる来たのか!!
来たのはいいけど、観劇する価値が半分くらいになっちゃうよね?

そういえば、Hちゃんがこないだ2階の後ろで観劇されたとおっしゃってた。
「Hちゃぁん!」
…向こうで、月公演のチケットの販売状況モニターを眺めてるHちゃんを呼ぶ。
「こないだ観た時、セリ上がりのラブシーンって見えた?」

私も観劇してないから、具体的にどの場面の話か説明出来ないし、
Hちゃんはどの場面か理解出来ず…
「…?見えない~って思った場面が無かったから、観てたんじゃないかな??」

ゆっくりセリ上がって行くなら、
無意識にオペラグラスで追うと、高いところまで上がってるのに気がつかない可能性があるな、と私は思った。
いくら蘭ちゃんのファンでなくとも、そういう場面に気付かない訳もないし、
だったら見えたという訳か…と、私は判断。
B券を購入することになりました。

NKさんは、大ゼリですよねっておっしゃる。
さぁ…?どうなんだろ。
しばらくして、どの場面かわかったHちゃんも、
セリのサイズまではわからないと首をかしげ…

とにかく、2階の上の方でも、このラブシーンは見えます。…宝塚大劇場はね。
東京はどうなるかなぁ。
見える位置までのセリ上がりにして下さいますように!!
…ホント、宜しくお願いしたい(祈)。。。


つづく

THちゃんのお宅にお呼ばれする☆4

2007-07-17 21:52:34 | Weblog
ご飯が炊き上がるまで…
THちゃんは、じゅりちゃんを中心とした花組の皆さんが、
某テレビ番組にお出になられた時のビデオを見せて下さいました。
蘭ちゃんが出てるから。

その当時…既に、私の好きな子リストに入っていた蘭ちゃんですが、
ぼーっとしてる間にその騒ぎが通り過ぎていた…というのが、当時の私の状況。
蘭ちゃんは、緩い感じで観せていただいていた方、というのもある。

モーニング娘。も若いが、蘭ちゃんも若い。
散々稽古で、振付師にキツいことを言われる面々だが、
まぁ本番は短いこと短いこと!
映ってるとは言いにくい下級生はどうなのよ?(笑)
人が多くて、ごちゃごちゃしてるだけで、…訳分からんまま終わった(苦笑)。
…なんて大袈裟な人たちなんだ?テレビの人たちって。

蘭ちゃんも少しだけ歌っていて、その声の可愛らしさにびっくりした(笑)。
若いから?とも思ったけど、それだけじゃない。
そうだよね、音が高いんだ!
(モーニング娘。の曲なんだから、そりゃそうか)

とにかく、じゅりちゃんの統率力と、
じゅりちゃんだから乗り切ったんだろうということと、
蘭ちゃん可愛い♪蘭ちゃん綺麗♪…やはり、横顔は特に綺麗だ←鼻のラインが大好き。
それにしても、もう少し踊ってるところが映ってもよかろうに?
と感想を抱きながら、観賞を終えたのでした。


ちょうど、その時、ご飯が炊けたよと炊飯器が言ったので、
THちゃんが、お食事を用意して下さいました(写真)。
美味しそうでしょ?…美味しかったよ。

ちゃんとご飯を型押ししてありました。すごいね。
プチトマトを小さく切る、という発想も無い私なので、
THちゃんの女の子らしい、こまやかなお料理に感動したのでした。

THちゃんの手料理を美味しくいただいて(ちょっと自慢・笑)、
またビデオを観たりしてたら、案外時間が過ぎるのは早かった!
気付いたら、15:00を過ぎていたので、
慌てておやつタイム。

さっきのケーキと、THちゃんの淹れて下さった、紅茶。
THちゃんは、ケーキを美味しいって言って下さったのですが、
うーむ…まだまだだなっ!

今一つ私は納得出来なかったので、
今度は、自由が丘のスイーツでも食べなくては、気がすまないわ。
…とはいえ、THちゃんのお好みは難しいからなぁ……(笑)。
ま、そのうちに(にやり)。

マンションを出ると、
雨は、来た時よりひどくなっていた。
駅まで、20分強、という感じのTHちゃんのお宅ですけど、
果たしてバスに乗るべきか、歩いて行くべきか?

一応、バス停に行ってみると、もうすぐバスが来るはずの時刻。
時間通りにバスが来なかったら、歩こうかと言ってたのですが、
ちょうどバスが来たので、帰りは駅まで楽しました。

帰りに、アウトレットを覗く約束だった訳ですが、
私の乗換検索によると、あと30分くらいしか時間がない!
30分で、店々を見て回れるものなのだろうか?

幸か不幸か、私には予算が乏しく、
欲しいものがだいたい決まっていたので、
何でもかんでも欲しがる必要が無かった。
条件が大変に細ぉく絞り込まれていたので…
なんと30分で回り切りました!!
…戦果は無かったけど。

THちゃんが、「安いですよね」と合格出した金額にも、首を縦に振らない私。
この程度のデザインで、この値段は出せないぞ??
…一体、いつもどんな安値で買い漁っておるのだ?私は??(笑)

それでも、ゆっくり時間があったら、
安いトップスの1着や2着は、買っていたと思われるんだけども、
それを吟味する時間は無かった。

はじめの店で、デザインも値段も素敵だったパンツが、
私に優しくないサイズだったので断念したんだけども…
結局、それが一番よかったのだ!

多分、そういうサイズだから、そういうデザインでも、お安い訳よねぇ(溜息)。
…私の骨格では、無理だ!(泣笑)

そんなことで、散々THちゃんを引っ張り回した挙句に、
お買い物は諦めて、日比谷に帰りました。
(ごめんね、THちゃん)
ああ…8/12に着ていくものは、みつかるのだろうか…!

私は、これにてTHちゃんのお宅を退散した訳ですが、
実はこの日は、私と入れ替わりに、Vちゃんがお宅に伺って、お泊まりされたのでした。
THちゃん、大忙しでしたね。

THちゃん…楽しい1日を有難う!
そして、お疲れ様でした♪



THちゃんのお宅にお呼ばれする☆3

2007-07-17 07:46:07 | Weblog

滝からさほど離れぬ道の脇、
鬱蒼とした木々の下のちょっとした空間に、
フェンスに仕切られたエリアがありました。
その緑の菱形網の向こうに、何やら制御盤めいた物が立っている。

昔、私は、業務用厨房機械屋さんに居た時に、
そういうボックスやら、配電盤やら…そんなものを見るのに慣れたので、
ふと目についたのだ。

もし、水栓が、電気制御であったなら…。
ここに制御盤が来ているべきだろう、と思った。

それで、THちゃんを呼び止めて、
網の向こうを覗きこんでみる(写真)。
案の定、稼働中のランプがついてるスイッチの下には、
滝のスイッチだよってことが書いてありました。
具体的に、どんな言葉だったか忘れたけども。

恐らく、土日休日には、
係りの人が鍵を持ってやってきて、
フェンスの扉を開けて、スイッチを操作しているのですね。
ひょっとしたら、さっきの池の水をポンプで汲み上げて、
滝の上から水が出るような仕組みかもしれないな。

今まで、THちゃんの謎の滝のお話を聞いた方々、
からくりはこういう訳です(笑)。

滝の謎もとけて、すっきり。
そこからもう少し歩くと、THちゃんのお宅のある棟でした。
私も、団地住まいだけど、行けども行けどもマンションってのは、なかなか圧巻でした。
THちゃんのご説明では、どうもこれらのマンションは、徐々に数が増えてるらしい。
一度に作られてる訳ではないんだね。

THちゃんは、前夜、私たちの昼食にと、カレーをこしらえて下さってました。
夜、お仕事から帰って一段落してから、
ごそごそとお料理を始めたTHちゃんに、THちゃんのパパは、
「お姉ちゃん?…明日も朝、早いんでしょ?」
THちゃん、
「う…うん……」
すみません、お父様、私のせいです(笑)

とにかく、お家に着いたらまず、ご飯を炊かなくては、と、
THちゃんは、炊飯器にセットされてました。
さぁ、炊き上がったらご飯だ♪

今回のご訪問のトピックスの一つは、
THちゃんのお部屋の素晴らしい展示物を見せていただくこと。
某お茶会で、素敵サイン入りパネルが当選した際に、
こんなふうに飾りました、とメールを下さったお写真を見て、
これは実際に見てみたい♪、と思ったのでした。

それで、見せていただいたのですが、
噂に違わず、綺麗に並んで飾られているカレンダーやポスター。
天井の真下には色紙も何枚も並べられていて…さすが、抽選に強いTHちゃん!(笑)
「裏は写真なんですよね」
っていう色紙があって、
私がひょいとそれを裏返そうとしたら、
しっかり壁に粘着されていました。
(注:普通の身長の人は、色紙に手が届かないと思います)

THちゃんは、パーソナルカレンダーを額縁に入れて飾っておられます。
私が差し上げたかしちゃんのカレンダーは、
二枚並べて入れてあり、お部屋に入った瞬間にまず目に入る位置に額を掛けてありました。
今月のと、次のと。

ゆーひさんのはなんと、4枚並んで入っていた(笑)。
4枚…って、表紙入れたら8枚になるカレンダーだから、半分じゃん?(笑)
THちゃんの、ゆーひさんへのラブな気持ちが窺えます。

そして、今は懐かしいさえちゃんのカレンダー類は、
ベッド側の壁を飾り…
他にはあさちゃんのなんかもあった訳ですが……

私をご招待して下さるにあたり、THちゃんは気がついた。
……ひろみちゃんのがない!
確かに、ひろみちゃんの写真は一枚も…
小さいサイズのフォトスタンドにすらないのでした(笑)。
「これはまずいだろうと思ったんですが…」
頭を抱えるTHちゃん。
いいよいいよ、ひろみちゃんに黙ってたらわからない(笑)。
…てか、比較対象になりにくいと思うよ?
そういうポスターとかがある訳じゃないんだから。

「AQUA 5」のポスターでもできたら、飾ってみたらいかがでしょう?
…って出来るもんかなぁ。。。



とりあえず、宙の感想。

2007-07-16 23:15:08 | Weblog
忘れちゃうといけないから、他のことを置いておいて、
ざらっとお芝居の感想を書いておきます!

何が面白いって…一緒に観劇してくださった、NKさんが面白かった。
NKさんは、ユウガさんを見守って来たことも含めて、
ユウガさんが可愛くて仕方がないご様子なのですが、
お芝居が終わった時点で、第一声…
「タニちゃんが金髪になってる!」

は??
何を言われたか、さっぱりわからなかった私。
そっか、ポスターなんかは、暗めの茶色い髪。
こないだNKさんがご覧になった時は、そんな髪の色だったんですって。
しかし、今日は金髪だった!…かなり、きらきらの。

しかし、何故金髪になったのか?
優しいNKさんは、
「何か金髪にしなくちゃいけないお仕事があって、急遽染めたのかなぁ」
と、おっしゃったけど、
「舞台以上に大切な仕事があるの?だったら鬘被るよ…」
と、にべもない私。

それにしても、そこから数分の間、うわ言のように、
「何で金髪なんだろ。栗色の髪、精悍で大好きだったのに…!」
と言い続けるNKさん。
横で私は、爆笑し続けて、最後には咳込むまで笑い転げた。

何で、金髪なのか?
それは…きっと、ユウガさんのラッキーカラーが、金色なんじゃない?
だから、髪も金髪にして、運気アップなんだよ…きっとね。
(結構、本気よ?私)

金髪になったのに伴い、
お化粧も、色白になられたそうです。
ふぅぅん…
東京はどうなってるかしらん。


ま、私は特に、金髪に違和感を抱くこともなく観劇しておりました。
ユウガさんの演じられたフェルナンドという役は、
女の子からしたら、かなりひどい男だと思う。
ひどいよなぁ…って思って、、、終わった。
すみません、この程度の認識で。

マルガリータちゃんから見ても、イザベラちゃんから見ても、
どの辺りが惚れる理由なんだろうか?

ユウガさんって、昔は、そういう無条件の魅力があって、
ひどい男だとしても、惹きつけられて、納得させてくれる空気を纏っていた。
芝居の上手い下手を超えた魅力で、
私は、そんなきらきらタニちゃんが大好きだった頃もあったのに…(遠い目)
きらきら大好きだから。

今のユウガさんは、納得させてくれない。
イザベラちゃん、きっとラモンは素敵だと思うのに、何故??


そのラモン、今日は、みっちゃんでした。
みっちゃんのラモンは、違う意味で、
フェルナンドに持って行かれてもしゃあないか…
と思わせてくれる人でした。
これが狙ってのことなら、すごいと思うけれど。。。

みっちゃんは、田舎から出て来て、下町に住み着いた男でした。
下町の男の粗野な感じを出そうとしてるんだろうけど、
やり過ぎて、おどけすぎてる。
それが、切ない感じになればきゅんとするけど、
みっちゃんは、観客の反応に乗せられて、やり過ぎちゃうタイプ。
もう少し寸止めしてくれないと!
とか…

あんまりすごいから、
まさか、それは演出家の振付で、
蘭ちゃんもそんなことになってるんじゃないだろうな?
と、不安にかられたりもした。

NKさんのご家族の観劇情報によれば、
そんなことはないとのこと。
ああ…安心(苦笑)。


ウメちゃんは…頑張っていた。
女の可愛さなんかも、出てたんじゃないかと思う。

でも、どちらかといえば、かっこいい系かな?
これまた、フェルナンドが、イザベラちゃんの何処に惚れるのか、よくわからん。
そう…むやみに相思相愛なお二人なのです。


それならそれでいいんだけど、
マルガリータの和音美桜ちゃんは、更によくわからない。

ものすごく可愛いのです。
でも、健気を通り越してるので、なんか幸薄そう。
多分、もう少し、彼女の中に秘めた激しさみたいなものが見えたら…ね。
少し、お人形さんっぽいなぁ。
それじゃあ、フェルナンドが退屈してしまうでしょうね。

どこか、無意識でも、
女の可愛さがいじらしさとなって見えるから、
フェルナンドは、手放してしまえない、とか、
彼女に安らぎを感じ、マイホームにするか…
その辺りを美桜ちゃんも、ユウガさんも、描いて行かないと、
盛り上がらないんだよなぁ。


さて、ロドリーゴ+シルヴィアカップル。
始まって、何場面か目で、この人たちの場面になって、びっくりした。
いきなり、シェイクスピアでも始まるのか?と思うくらいだ。
ベルばら並みの大芝居。
前の場面とのギャップがすごいの(苦笑)。

まず、美羽あさひちゃんが、
貴族だということを意識されているのか、
台詞まわしがデカいのです。

一方の蘭ちゃんも、
身分の高い人の法則に従ってるから、
あまり動かないし、動く時は、たっぷりと動く。

もしかしたら、初演バージョンなら、
こんな感じでちょうどよいのかもしれないけど、
他の人たちの芝居と統一感が無いんだなぁ。


それでも、やはり、私は蘭ちゃんが好きだからかしら、
蘭ちゃんロドリーゴの気持ちの部分が大好きだった。
シルヴィアへの想いを少しずつ、耐え切れずに吐き出して来られると、
切なく苦しくなって来るのです。
抱き締めた後に、客席に向ける表情とかには、更に弱い…。

ラモンとロドリーゴの人間関係をもう少し強く描けたら、いいんじゃないかなって思う。
ロドリーゴって人のキャラみたいなものが、
もう少し掘り下げられたら…。
今はまだ、ラモン役との違い、という点を明確に、
違うっていうことをとにかく、きちんと演ろうとしているまでの段階のように見受けられた。

それにしても、剣を持っての立ち回りの、身のこなしは、
さすが、蘭ちゃん♪って思った。
かっこいいんだよなぁ。


かっこいい、といえば、
十輝いりすくん。
見た瞬間、敵ながらかっこいい♪って思ったけれど、
もう終始かっこいいの。
彼は、自分の主人が正しかろうと間違っていようと、
仕える者としての正義感で、
真っ直ぐに突き進む。
それが、実に爽やかで、素敵だった。


その主人のルカノール公爵、ともちん。
もう少し、お腹の低い位置でお芝居できたらなぁ。
あと、台詞の間が少し早いのかもしれない…。
まだ他に、黒幕が居そうなんだよなぁ……。


代役ちぎちゃん。
それなりに出来上がっているんだけど…
ちょっと…詐欺師かコソドロっぽい。

七帆くんは、もっと凛々しくて、爽やかで、
かなりの2枚目さんなのだそうです。
お洒落で品のいい、まさしく「ドロボウさん」なんですって。
ちぎちゃんのは、どこかうさん臭く…
いつ裏切るだろうって気もしないではない。(笑)

でもね、短いお稽古での代役としたら頑張ってると思う。
でも…東京では、七帆くんのお芝居が観たいなぁ。


こんな感じで、
ザーッと書いて参りましたが…。

東京までに、上手い方向に変わってますように。


THちゃんのお宅にお呼ばれする☆2

2007-07-15 19:00:07 | Weblog
さて、歩き始めた時点で、
どうやら私が想像していた道とは、だいぶ様子が違うぞ?と気がついた。
ずっとお洒落な風情なのです。

道…というか、これは遊歩道で、
大きなニュータウンが、まるごと、市の公園の中に入ってるという作り。
比較的新しい公園だから、道だって、透水性のタイルで覆われていて、
その道が、大きな桜の木々を両脇に従えながら、続いて行く。
そんな散歩道になっているのです。

もちろん、車など入り込むことのない道。
あれれ?THちゃんは、ここを自転車でぶっ飛ばすの?

「そうですよ。信号ないじゃないですか?だから…」
……あ、危ないなぁ(苦笑)。


そうか、私が想像してたのは、私の地元でした。
私はピアノを習いに、隣りの駅まで通っていました。
そこには、獅子座のO型(笑)の先生が住んでいます。
電車に乗って通わねばならないほど、練習もしてない、
先生からしたら、大変な問題児でしたが、
とにかくやめるって言わないし、
嫁に来て、この場所で教え始めた最初の生徒の一人だったらしく、
とりあえず師事を許されていました(苦笑)。
初めて出会った時に、いきなり星座を聞かれたから、
ひょっとして、同じ獅子座のO型同士、見捨てられなかったのかも?(笑)

この先生のところに通うには、駅から公園の横の坂を登っておりて、また先の坂を登らねばならず…
この坂がしんどいのと、先生が怖いのと(威圧感があった。なにせ獅子座のO型だったから・笑)、
の印象が私のピアノのイメージ。

この公園は、多分、かなり昔から、この地のもとの地形を活かして作られてここにある、
それこそ、恩賜なんたら公園のミニ版みたいな雰囲気で、
かつて、真矢みきさんが、
幼き頃、ここで怖いメに遭ったと、
その著書で書かれていた、その現場なのであります。


そのイメージが色濃く、私の頭の中を支配していたので、
そういう道を思い浮かべてた(笑)。

しかし、THちゃんのお宅までの道は、
枯れ葉もほとんど落ちてないし、
なにげに、草も処理されてる、道。
…が、THちゃんは、誰も手入れをしてない道、くらいに思っておられた。

違うぞ!あれは毎日綺麗にお掃除してる方がいるのよ?
じゃなきゃ、両脇は、人の背ほどの草が生い茂ってるはずです。
「ふぅぅん…そうなんだ?」
って、半信半疑なTHちゃんですが、そうなのですよ?
貴女は、素敵な公園散歩道を毎日満喫されておられるのです。

THちゃんのおっしゃるには、
この道の途中に滝があって、あるんだけど、土日しか滝が流れないんだ、
とのこと。
それは、天然の滝じゃあないよ!
どこかに栓があって、誰かが開け閉めしてるんだよ。

私がそう言っても、
そんな栓がどこにあるか、見当もつかない、
って、THちゃんはおっしゃるの。
皆様は、どう思われます?

天然の滝が、
「あ、今日は土曜日だから流れとこ♪」
って、流れるわけないじゃない。
THちゃんは、御伽の国にお住まいか?(笑)

この議論は、何回も繰り返されてきたのですが、
毎回、押し問答に終わっていました。
そりゃ、私が実物を見て何等か納得するか、
THちゃんが水栓を発見するまで、結論は出ないよね。
今回のお宅訪問に至った理由の一つは、コレでした。

さて、道の右端を、人工小川が流れてく。
鴨が滞在したこともあったんだけど、居着かず、いつしかいなくなっていたそうです。
そりゃそうだよ。
川底までコンクリートで仕切られた川、
鴨が食べられるものなんてないもん。

その川の上流に向かって、散歩道を行く。
ほんの僅かに、登って行く傾斜のある道。
その先に…池があって、水が溜まっていて、
この川はそこから流れているらしい。
つまり、滝が営業していなくても、ここから水は流れて行くんだね。

池の先に…やや道から外れたところに、木々に見守られたようになってる空間がありました。
その薄暗いところを、THちゃんは指差して言いました。
「ほらっ…今日は流れてるかなぁ??」
ああ、あれが滝なんだね。

確かに、やや天然っぽい風情はある。
いかにも、木の間を水が流れて通って来ました、
と言わんばかりに、水が石の上を滑って流れ落ちていました(写真)。
コンクリートの影を見せない、見事な出来栄えです。

出来栄え…(笑)。
当然、まだまだ私は人工説を捨てたわけじゃありませんからね!

通って来た道の途中に、管理事務所らしいものがありました。
これが、団地の管理事務所なのか、公園の管理事務所なのかわからなかったけど、
あそこに事務所があるってことは…
ちゃんと栓を開閉できる人がいるってこと。

「えーそうですかぁ?」
THちゃんは、先に立って、道に戻って歩きはじめました。
私はその後について行きかけたけど……

ちょっと待って??


つづく。


THちゃんのお宅にお呼ばれする☆1

2007-07-14 22:00:11 | Weblog

雨だ。
なんと!私が歩かねばならない日に雨が降るなんて?
自称晴女は返上か?

今日は、朝日比谷に行って、
そこからTHちゃん宅ご訪問のお約束でした。
この予定は、ものすごく以前から決まっていて、
THちゃんは、今日の訪問のために、着々と計画的に準備を進めててくれたのでした。

なのに、雨?
あああ、駅からお家までの道のりの散歩の計画がぁっ!

私のイメージでは、
鬱蒼と生い茂る木々の中を通る1本の道。
アスファルト舗装で、車道と歩道の違いがない坂道。
そこを、するどくさす木漏れ日の眩しさに、ときどき眉間に皺を寄せながら、
笑いさざめきながら歩く…。
そんなハイキングを想像していたのに…。

もう一つ、THちゃんとお約束していたのが、
アイスクリームを買って、お宅にお邪魔する、ということでした。
これも、THちゃんは素直に、うきうき楽しみにして下さっていて、
私も何処のアイスがいいかなぁ?くらい思ってたくらいでした。

しかし、今日は雨。
台風はまだ遠いから、とにかく大気は雨に冷やされて、寒い。
THちゃんはおっしゃいました。
「いいですよぉ、アイス。寒いから」

なんだと?
あ…雨め!台無しじゃないか!!

それなら、それで、
アイスでもスイーツでも買って行こうと、てくてく歩いて行ったら、
プランタンはまだやっていなかった。
それじゃあ、このまま歩いて、大丸を覗こう、と、東京駅まで歩きました。
そうそう、午前中はまだ、歩く気持ちになれる程度の雨だったんだよね。

果たして…大丸には、
私が思うようなジェラート屋さんは無くて、
それならば、と売り場をぐるぐる回って、スイーツを物色しました。
いろんな物があって、とっても目移りするもんだ。

THちゃんに、何を食べたいかと訊いても、
「なんでもいいですよ♪嫌いなものはありませんから」
と、嘘をつく。
…え?だって、嘘じゃん??
このブログをよく読んで下さってる方にはお馴染みのことですよね(笑)。

というか、
こういう時には、そんな消去法じゃなくて、
積極的に、何が食べたいって物を食べたいじゃないの?

それで、いろんな角度から、
THちゃんの口振りを探り、
今日のスイーツは、カスタードを使ったおやつにすることにしました。
カスタードのロールケーキ。

お買い物を済ませると、THちゃんはうきうきと揺れ始めたので、
どうやらこれで、よかったようです。(笑)


THちゃんのお宅は遠いとは聞いていましたが、やはり遠かった。
電車だけで、だいぶ乗るのね。
よく日比谷通いをしてるなぁと思うし、
入りの後帰って、出にまた来るなんてよくやるなぁ。
私なんか、一度帰ったらもう日比谷には戻りたくないから、
一日日比谷滞在とかしちゃうのに。
(我が家の方が近いです)

電車を乗り継いで辿り着いたのは、某ニュータウン。
駅に着いたら、すぐにTHちゃんはおっしゃいました。
「○○があるんですよね」
「○○って何?」
「アウトレットです」

アウトレットだってぇ?
アウトレットって、今セールかしら?
アウトレットであっても、セールでないとお買い物出来ない私。

すると、THちゃんはおっしゃいました。
「私、何年も入ったことないんですよね」

な、な、な…こんな近所にアウトレットがあるのに、行かないなんてどういうこと?
入ってる店舗がショボいのかな?と、ちょっと看板を眺めても、そんなことないの。
普通に、ちゃんと、アウトレットじゃん?
(ちゃんとアウトレットってなんじゃらほい?)

私だったら、しょっちゅう覗いて、
掘り出し物は絶対に逃さないけどなぁ。
お金が無くて、背がデカくて、って人は、買い物できる選択肢も狭まるから大変なんだもの。

しかも、8/12のかしちゃんのイベントに着ていく服が欲しい。
ホテルのイベントだけど、千秋楽のガードにも行くから、
ショート丈のちょっと可愛い…或いはかっこいいパンツが欲しいのだ。
しかももちろん、予算はないぞ?(苦笑)

そんなことをぶつぶつ言ったら、
「じゃあ、帰りに少し早めに来て、覗いて行きます?」
と、言って下さった。
うん、覗く覗く覗く!わーい。

そんな訳で、アウトレットを横に見ながら、
私たちはてくてく歩き始めました。
THちゃんは、雨をとても気にされていて、
「道が川になってないか、心配なんですよね」
とおっしゃった。
なんの!この雨ならば、まだ平気じゃないかな?
いいよいいよ、多少のことは…

ということで、
THちゃんの噂の出勤ルートを見学しながら…雨の中のプチハイキングがはじまりました。
道はこんな感じ。左の傘は…THちゃんです♪


つづく。


このところのニュース(結びは必ず祈り・笑)

2007-07-14 00:07:17 | Weblog
それにしても、モバイルタカラヅカっていうのは、見づらくなった。
一応見てたつもりなのに、まんまと見落としてた自分に呆然だ。
PCで、公式サイトを見て、やっと知りました。

何?世界陸上って?
何よ、「AQUA 5」って??

更に、
七帆くんの休演は、すごいスピードで教えてくれたのに、
この話題は全く教えてくれなかったTHちゃん…面白い(笑)。

世界陸上の開会式って文字を読んで、
国体に続いて、劇団もなんか別路線の売り込みをはじめたなぁ、
今度は誰よ?どの組よ?
と、正直少し冷ややかな気持ちで、開く。

世界陸上の開会式に、何やら活躍するらしい、ユニットが、「AQUA 5」で、
その写真をまず見たら、どうやらひろみくんだろう?という人影がいた。
で、メンバーを見たら、
ミズちゃん、ゆみちゃん、音月さん、ひろみくん、かなめくん、の5名。
なんと!エリザの記者会見に呼んでいただけなかったひろみくんが、
しかとメンバーに入っているのだ…。

私も写真をみつめて、
きゅんとしないではおられなかった。
よかった…ホントによかったね。

この5名で、新人公演の主演をしていないのは、
ひろみちゃんだけだ。
ここで…4名でもよかったかもしれないし、
別の下級生が加わって5名でもよかったかもしれない。

でも、ひろみちゃんが選ばれた。
選ばれたってのは、ホントにひろみちゃんだよね。
他の皆さんは、ナチュラルにメンバーって感じだもん。

ああそれにしても、気付いてよかった。
(そりゃ、知らなかった~で、明日、日比谷に行くのはまずかろう)

ひろみちゃん、おめでとうございます。
いいお仕事に、いい記念になりますように。
これで、私も安心して……。。。


で。
前述の七帆くんの休演。
そろそろ巷には、その理由の噂が飛び交ってるのかもしれないけど、
私は噂収集を積極的にしない…というか、
する技術も能力もないので、
とにかく心配してるばかり。

まじめで真っ直ぐに頑張るタイプと見受けられる七帆くんであるだけに、
お姉さんは心配なのです。
きっと休演しなくてはならなくなったことが、
またご自分でショックだろうし…。

そして心配しながら気がついた。
好きな子が、公演途中に休演するのが初めてなの、私。

まだファンになってない頃、とか、
私が宝塚自体をおやすみしてる期間のできごとで、
リアルタイムに知らずに通り過ぎた、
とかいうパターンはあっても、
今、いいなぁ♪って思ってる子が休演しなくてはならなくなるってなかったんだ。
今まで、幸せだったんだなぁ、私。

休演のご案内を見て、
ああ、大変だなぁって、同情はしても、
やっぱり感覚は違うんだなぁ。
無条件におろおろしちゃう。。。

七帆くんが早く元気になりますように。
私が、この連休に宙を観る時には、
まだ復帰されてないかもしれないけれど、
それはとっても残念だけど…(大溜息)
東京には元気に来られますように。。。
元気にすごせますように。

そのためにも、きちんと専念しておやすみされますように。
でも、少しでも早く、復帰できますように。
(どっちだよ?ってツッコまないでね…)


最後は宝塚じゃなくて、かしちゃんね。
これまた、「国民的美少女」では気付けなかったのが、
『愛、時をこえて―関ヶ原異聞―』の新しいチラシがアップされてること。
なんか不思議なタイミングで、チラシが出来上がるんだなぁ。

このチラシを添付できたらいいんだけど、
私には技術がないので(大苦笑)、
皆様、PCのオスカーランドのかしちゃんのFCのところの、NEWSコーナーで見て下さい。

いろんな化粧の人たちが入り交じってる感じのするチラシだなぁ…
…というのが、私の感想。

ドラキュラかしちゃんは、ドラキュラだから、西洋の人って訳なんだろうけど…。
日本人の皆さんのお化粧ってのも、ばらばらで、
ホントにいろんな分野の役者さんが集まる作品なんだなぁって実感した。

それが、いい意味で、はたらく舞台になりますように、
期待して、お祈りして、待ってます!



'01仏旅記~ヴァンセンヌで雨と共に…

2007-07-13 12:53:15 | フランス旅行記
ヴァンセンヌ!
皆様、ヴァンセンヌの森と言えば、パリを舞台にした物語には欠かせない存在でしょうね。
…って、たいして読んでもいないけど。
でも、なんか聞いたことがあるでしょ?

夕方近く、AUちゃんも復帰して、3人でヴァンセンヌにでかけました。
シャンティイはあんなに晴れ渡っていたのに…なんだか雲行きが怪しくなって来ていました。

基本的に、Pちゃんと私は晴れ女です。
二人で出掛けて雨が降る、なんてあんまりないことだし、
雨が降る時は、Pちゃんの調子が悪い時?
という認識がこの旅でついたくらい。

そう、ここで雨が降りそうになってることが、
要注意だったんですね。
後から思えば。


ヴァンセンヌに着いて、まずお城の入口みたいなところで、記念撮影。
この写真までは、Pちゃんはサングラスを持っていました。

このサングラスは、
パリ滞在のはじめの頃に、シャンゼリゼで買った物。
Pちゃんにお似合いで、可愛かったんですけど…

ヴァンセンヌで観られるのは、
ヴァンセンヌの敷地内の教会、サントチャペルだけでした。
それも自由に観られるのではなく、ちょっとしたツアーみたいになっていて、
ガイドさんがご案内して下さるの。
その、この日の最後の回がこれからでした。
そしたらそれに是非参加させていただこう!

そんな辺りから雨が降り出しました。
それも、半端じゃない豪雨。
石畳に叩き付けられる雨粒。
それは、激しく跳ね返り、地表を霧が覆ったようになるくらい。

私たちは、雨から逃れ、城のお土産物店で雨宿り。
かなり品揃えがいい感じのよいお店だったので、楽しく見学していると、Pちゃんが言いました。
「サングラスが無い」

無いって…?どこかにしまい忘れたのでは?
そう思って、探しても探しても無いの。
どこかに落として来たようでした。

さっき写真を撮ったところから、そんなに距離があったわけでもありません。
だけど、外は…出て行かれないくらいの雨が、
じゃんじゃんと石畳を洗い、水が川のように流れていました。
とても…探しに行かれる感じじゃない。
サングラスだって流されてしまうんじゃないかという勢いだった。

でも、Pちゃんは、引返してみたのかもしれないなぁ。
ちょっとこの辺りの記憶が曖昧。

とにかく、この夕立が通り過ぎたところで、みんなで引返して探してみました。
だけど……サングラスの姿はありませんでした。
誰かに持って行かれてしまったのかなぁ。

幸い、カード精算でした買い物だから、保険で品物は戻ってくるだろう、
ということで、後ろ髪を引かれながらも、サングラスは諦めなくてはなりませんでした。
さらば、Pちゃんのサングラス。


まだ書いていないと思うけれども、私たちがフランスに行ったこの頃、
どこへ行っても、城やら教会は修復工事中でした。
どこもかしこも、必ずどこかが足場で覆われてたの。
今まで訪れたところだってそう。
ロワーヌだって、どの城も修復箇所を抱えていた。
なんで??

このヴァンセンヌは、その中でも見事なまでに修復中でした。
ほらほら見て見て!ね?綺麗なまでに、塔全体がすっぽり足場で覆われてる(写真)。


教会見学ツアー開始。
ガイドは、すらっとした、黒人のお兄さん。
確か、私たち以外にももう一組参加者がいらしたんじゃなかったかと思う。
ガイドのお兄さんは、せっせと説明をして下さいます…フランス語で(苦笑)。

たとえそれが英語であったとしても、到底聞き取れるはずはないんだけど…
私たちが、ちょっとわかったフランス語は、コキーユ(貝殻)とフーケと……
そのくらいだったんじゃないかしらん。
ごめんねぇ、お兄さん。
しかも、フーケがどう関わってるのか、
せっかく話題に上ってるのにわからんとは!
…三銃士を辿る旅なのにね。

でも、チンプンカンプンの中に、知った言葉が聞こえると、
それだけで何か進歩したみたいで嬉しかったり。
…ま、気のせいだけど。

でも言葉がわからないながらも、
中をちょっと見せていただけたのは嬉しかったな。

さて、
この後はヴォージュ広場に行きました。
文字数としては、このまま続けて書いてもいいのですが、
三銃士を辿る旅、としては、ここのお写真を載せたいので、次の記事にしましょう。



'01仏旅記~シャンティイをハイキング

2007-07-12 12:42:54 | フランス旅行記
ガイドブックには、
レンタルサイクルがありますって書いてありました。
シャンティイ城まで2km。
まぁ…歩いても、往復1時間じゃん?

できたら自転車を借りようって思ってたけど、
やっぱり何処で借りられるのか分かんなくて…結局歩きました。

まぁ、歩いた歩いた!
シャンティイはなかなかに田舎です。
地図だって、本当にシンプル。
真っ直ぐ真っ直ぐ歩いて行けばよかった。

しかも、森っぽくなってたり、
草原?と思ったら、スタジアム席みたいなものが見えて…
ここが競馬場なんですね。

競馬が開催されていれば、きっと賑わうんでしょうけど、
この日はただの田舎だった。
だだっ広い草原に、まばらな人影。
いや…ほぼ、貸切りだ!
すごく遠くに目指すべき建物が見えはじめても、まだまだ遠いの(笑)。
でも、お天気もよかったし、本当に気持ち良かった。

まず、お城まで歩きました。
お城の近くまで行くと…
お城の向こう…多分だいぶ向こうに、
丸い気球が上がってるのが見えました。
…なんだありゃ?

シャンティイ城は、
周囲を見事な堀に囲まれているお城でした。
それは、地図からもわかるんだけど……。

添付写真にも、ほらね、気球がわかるでしょ?
手前の柵の向こうに緑に見えるのが、お堀です。
確かにお城の大きさの割に、堀が太い。
運河の中に浮かんでる、みたいなお城です。


お城自体は、コンパクトで感じのよいお城だったと思います。
思います、ってねぇ…
やはり、記憶がぐちゃぐちゃで大変に断片的なのだ。

一番記憶に残ってるのは、ガイドブックにもある、絵画大コレクション。
何部屋にも渡り、その高い天井の真下くらいから、
びっしりと飾られた絵画の数々!
ちょっとした美術館状態なんですが、
これが何部屋にも渡り飾られていた。
肖像画とか、狩りの絵とか…そういうのではなかったかと思う。

売店に行くと、
…まぁどこにもポストカードは売ってますが。
私たちは、みんなにお手紙を書いてたから、ここでも物色。

すると、上空から写したお城、
とか、
背景に気球が写ってるお城、
とかいうポストカードが売っていました。

なるほど、さっきの気球は、シャンティイ城名物だったのか!
多分、お堀にぐるりと囲まれてる姿が美しいので、
これが売りなんですね。
わー…気球かぁ♪

しかし…私たちは、既に電車を停めてしまい、
ロスタイムを消化済みでした。
せめて、気球の近くまで行ってみたくはあるけど、
さっき、お城の入口で見た気球のサイズを思うと、まず…
歩いて行くだけで、まだまだ遠いに違いないわ。

私は、高所恐怖症だから、
多分気球に乗っても…
そうね、Pちゃんと同じ高さからしか見下ろせなかったかも。…腰が引けちゃって。
いや…むしろ、Pちゃんよか低いかもよ?(苦笑)
でも…絶景だったろうなぁ!


気球とおさらばし、
とにかく、お城を後にした私たち。
行きには通り過ぎた、素敵な建物に寄ってみました。

白い石でできた建物。
…立派なお屋敷で、お城と言ってもいいと思う。
でも、皆様、これ…なんだと思います?

ヒントは、競馬場。
はい、シンキングタイム!
ちっちっちっちっ…

正解は、厩舎です!!
お馬さまたちのお家だったのでした。すごいぞ!!

大きなドアを開けると、見学が出来るようになっていて、
遠足と思しき子どもらが、わらわらしてた(笑)。
しかし、入場料金をとられるようだったので…
入口だけ見て帰ってきました。
馬のにおい、馬の顔…入口からでも、少しだけ味わえて……
面白かった。

やっぱりココは、馬の町なんだなぁ。
(町、というには、人家はほとんど見なかったけど)


帰国後…半年か1年かそのくらいたった頃。
外国の街を紹介する5分番組、みたいなのがあるでしょ?
見るともなしにテレビを見てた私の目に、
シャンティイの文字が飛び込んで、びっくりしたことがありました。

競馬場なんかが映り…大変になつかしく……
あと、バーみたいなものが紹介されたんじゃなかったかと思うのですが、
雷に撃たれたみたいになって、画面の世界に釘付けになったのを忘れられない。

即、Pちゃんにメールしたら、
Pちゃんもご覧になっていたとのこと。
二人で、懐かしいねぇ…と、
あの広い青空の下、綺麗な空気を胸いっぱいに吸い込んで歩いた日に、
想いを馳せたのでした。

帰りのことは、さっぱり覚えていませんが、
覚えてないというのは、無事な証拠(笑)。
AUちゃんの待つホテルに帰り、今度はヴァンセンヌのお城に出掛けましょう。



宙NOW ON STAGE考察~2作品を並べて

2007-07-11 22:54:58 | Weblog
郵便受けを開けたら、
たまたま家族が誰も開けなかったらしく、
郵便がそのままになっていた。

ご愛用の靴屋さんのsaleのご案内(ここもずっとsaleやりっ放しだなぁ)と共に…
蘭ちゃんの会からの郵便が入っていました。

お茶会の案内はくれるかなぁ。
お茶会はいつなんだろう。
たった1回行っただけのくせに、かなりやる気まんまんに待ち構えてたので、
喜び勇んで、エレベータを待ちながら、バリバリと封を切る。

と…
まず日程の文字を探して、固まる。
9/24??聞いたことがあるぞ?
9/24(祭)…こりゃ、かしちゃんの舞台の千秋楽では?

反射的に気がついて、
(雪楽との違いについては言及してはいけません・笑)
家に飛び込んで確認。
確かにかしちゃんの楽で、尚且つ、昼間公演でした。
万が一観られるとしても…
セーフ…!

これは、神様が行ってよい、と言ってる証拠だわ。万歳。
…ちなみに、ムラ茶は、
やんどころない都合により、我慢せざるを得ない。

蘭ちゃんのお茶会は、縁を繋げずにずっと来てたから、
これでもやっと、繋りはじめたのかなぁ。
タイミングってあるものだよね。


蘭ちゃんといえば…
宙のNOW ON STAGEを観たお話。

最近は、大和悠河さんのコトを「タニ」と呼んではいけないことになったらしい。
これは、劇団各誌に於いても徹底してるのが、すごい。
一体誰の、どんな狙いの演出なんだろうか。

更に、ウメちゃん、というのもタブーで、
ようこちゃんって呼ぶことになったらしい。
娘役本かな?「誰も下の名前でなんて呼びませんね」と、語ってたウメちゃん。
それは、呼んで欲しいのにって意味だったの?
そんなふうには見えなかったのに。

そんなユウガさんとようこちゃんが、並んで座る。
どうも、私はかしちゃんとるいちゃんが並んでる時の椅子の距離に慣れていて、
ユウガさんとウメちゃんの距離が遠く見えてならない。

いや、何センチって測れば、そう違いはしないんだろうが、
椅子の向きなんだろうか。
内緒話が出来そうな距離感ではないんだよね。

それで、にこやかに登場するのが、蘭ちゃん。
あまやかに、「ようこちゃん」と呼び、
まぁ、優しい優しい。

ユウガさんを挟んで座ってるわけだけど、
真っ直ぐ、ウメちゃんに向き合っている雰囲気。
このラブな感じは…ウメちゃんの役を想う役を演じてるからかしら?
なにげに、ひょいっと二人の間に入ってる感じがするのは、私だけ?(笑)

ユウガさんは、澱みなく、ニコニコとよく喋る。
真ん中なんだから、そりゃそうだ。
明るく、軽やか。

そこに結構絡んで話してるのが蘭ちゃんで、
その姿を見て…竜馬の時の蘭ちゃんは、どんなだったかなと思った。
それで、竜馬のNOW ON STAGEを見直してみることにしたのでした。

あの頃は、別に普通に観てたんだけど…
まず、かしちゃんが凛々しくてびっくりした。
かしちゃんって、かっこいいね。(今更?)

姿が、というか、存在感や態度が強くて、
ビシッと空気が引き締まっている。
決して、きりきりした感じではないけれど…みなぎる迫力。

それぞれの役に対して投げ掛けるコメントも、
かしちゃんらしい、ざばざばとした言い回しで、…なんだけど、
とてもさり気なく、役の表面から二層め、三層め辺りのことを言ってる。
或いはその辺りのコメントを、みんなから引っ張り出してる。

もしかしたら、それは狙ってる訳ではないのかもしれないけど、
かしちゃんが、作品の全体をよくよく把握し、
それぞれの役を自分がやるみたいな理解の仕方をしている…
或いは、演出補くらいの把握や理解の仕方をしてるんだろうと思う。
それの現れなんではないかしら。

そうだった。
「DAYTIME HUSTLER」の時に、そういうかしちゃんのみんなの引っ張り方を観て、
ものすごく引き込まれて、
ものすごく感動したことを思い出した。

かしちゃんのお芝居に、だけではなく、
かしちゃんがカンパニーごと、ワールドを作り上げてる研ぎ澄まされた舞台に、
震えが止まらなかった…。

その空気に身を置くことが、たまらなく刺激的で、常に空気が新鮮で、
いつまでもそこに居たいって思わさせられた。

その空気を思い出して、身震いし、画面に引き付けられるNOW ON STAGEです。

久しぶりに、竜馬やショーの舞台映像も観て、
舞台に張り詰めたいい緊張感や、気迫や、迫力に触れた。
こりゃ、何回観たって面白いはずだ…。

こんな喩えでいいかわかんないけど、
かまど炊きのご飯の粒が全部立っていて、つやつやしてる状況みたいな…。
どこにも隙は無い。
もちろん、表面には、しっかりカニ穴が明いてる炊き上がりよ?
(カニ穴:炊き上がったご飯の表面に、ふつふつと明いてる小さな穴)

改めて、それを感じて、
竜馬を何度も観ながら、毎回ぼんやりする間も無く、
どの場面もキチガイみたいに凝視してた意味は、
感傷みたいなものではなかったことを、再認識したのでした。

そんなことに触れて、痺れたようになって観はじめた、NOW ON STAGEですが…
当初の目的を思い出しましょう。
そう、蘭ちゃんです。(笑)

伸び伸びはしているけど、
いい意味での下級生っぽさがある。
かしちゃんは、うん、うんって大きな瞳でそれを受け止めてる。
面白いコトも冗談も言うけど、突き刺さりそうなくらい真剣なまなざし。

しかし…!
なんとこの時も蘭ちゃんは、
るいちゃんにもかなりラブリーな空気で…
るいちゃんを可愛がってる様子を披露していたのでした。
お…恐るべし蘭寿とむ!

かしちゃんとるいちゃんが、ラブラブ過ぎて、
さっぱり気にならなかったけど(笑)。
…何度も相手役を務めたタニちゃんを差し置いて、
なんだろう、その近い距離感は…?(笑)(笑)(笑)

るいちゃんが、お竜ちゃんのお話をしているところに、
すいっと蘭ちゃんが入ってきて、
「~だよねぇ?(ニコッ)」
となっている。
かしちゃんが居ないところでは、蘭ちゃんがしっかりるいちゃんを護ってます、って感じ。
私にとっては、ここで3人に流れる空気がたまらなく幸せ。

るいちゃんに対しては、いいお兄ちゃん的立場であったろうけれど…
ようこちゃんに対しては、それで終わるか?蘭寿とむ??

私は、次回作品では、
ユウガさんと蘭ちゃんが、バッチバチに火花を飛ばして、
ウメちゃんを取り合いしていただきたいです!
そんな物語希望!!

たとえ、ユウガさんとウメちゃんが結ばれちゃう話でも、
なんで蘭ちゃんが負けなあかんねんっ!って思わせてくれるような…
ユウガさんとの和解とか、美しき友情でごまかす結末は厳禁よ?
とことん、やり合っていただきたい。…どちらかが力尽きるまで!

はっ…!
つい、熱く拳を振り回してしまった(笑)。

「バレンシアの熱い花」…略して「バレ花」でいいかしら?(私は録画メモにはそう書いてる)
「バレ花」のNOW ON STAGEに戻りましょう。
途中で気付いてショックだったこと。

私は、遠征の日程を決めるのに、
蘭ちゃんがロドリーゴ役を演る日を敢えて選びました。
東京でも日程が短いから、同じ回数くらい観たいと思えば、その方がいいだろうと思ったから。

ところで、この番組は、
公演が始まって、比較的すぐに収録された模様。
役替りのお稽古の関係でしょうね。
…つまり、役替りの詰めのお稽古が進んでない段階のトーク。
当然、蘭ちゃんはラモンの、みっちゃんはロドリーゴのコメントしか、ほとんど出来ない状態なのだ。

ラモンの想いについて、熱く語る蘭ちゃんに、
ああ~楽しみだなぁ…
そんなシュエーションの蘭ちゃんのお芝居なんて…絶対たまらなくて涙しちゃうなぁ…
そうでなくても、泣かされる率の最も高い男役さんなのに。
なぁんて思って、わくわくして遠征へ想いを馳せたら…

違うじゃん!
私が観るのは、
ラテンの男・蘭ちゃんではなく、
貴族の男・蘭ちゃんなのだ。
しまった…ラテンの男・蘭ちゃんを観たい気持ちのスイッチが入ってしまったじゃないか!!

観たい観たい観たい~…
だけども、観られるのは、それこそ、
かしちゃんを早稲田に観に行った後だ。
ううう…先だなぁ。

いやいや、
貴族の男・蘭ちゃんにも、
あさひちゃんと素敵セリ上がり場面があるらしく、
きっとその辛い想いに胸を焦がし、涙そそられるんだけど、
それにしても。

脳内情報が、ラモン蘭ちゃんに偏ってる今が、一番切ないんだろうね。
きっと、ロドリーゴ蘭ちゃんを観てしまえば、
また蘭ちゃんのロドをまた観たい~とか、ココで騒ぐに違いないから。
…所詮ゲンキンな私でございます(笑)。

ああ、
話がまとまりつかなくなっちゃった!(笑)

こんなタイトルに偽りあり、みたいな語りになってて、
ちっ
と思った方、ごめんなさい。
…懲りずにおつきあい下さると嬉しいです。

あーやっぱね、こんなことだと思った!
って思ったあなたは、私をよくお分かりです。素晴らしい!
…これからも、よろしくおつきあい下さると嬉しいです!(笑)



雪エリザを東宝で観劇する☆下

2007-07-10 22:06:59 | Weblog
ひろみちゃん。
なんだか、熱い人になっていた。
熱くないのが売りかと思ってたんだけど…
こないだは、私が立ち見で、よろよろしながら観て居たから、
感じ方が違っただけで、
あの日も、あの程度は熱かったんだろうか?

一方のツェップスさんの、初老のいい感じの力の抜け様が…
やや乱れた前髪に眼鏡…
漂う、なんともいい色気。
素敵保護者だった。
さすが、ソルさま。

このコントラスト上で、
熱くなって来たのかもしれませんね。

ともかく、
美青年たちは美青年たちだし、
熱いとはいえ、ぎゃーすか言う感じの熱さではないので、思慮深さは健在。
情熱を湛えた品のよい青年貴族が、歳をとっていく姿をご覧あれというところでしょうか。

あと…Vちゃんの大好きな(笑)、親戚のおじさんですが…。
こないだ観たときは、私はもう観るのでいっぱいいっぱいで、
ひろみちゃんが何処で歌ってるか、なんかがよくわかってなかったんだけど、
今回は座って観ていたので(笑)、
しっかりお口の動きも見え、
歌ってるパートがわかりました。

…そのくらい、低音で歌ってるから、
パッと聴いてわかんなかったんだよね…ひろみちゃんの声色だって。

低いところをきちんと歌っていて、
おおお!と思った。

そうね、革命家のマイク音量の調整がどうなってるのかわからないけれど、
革命家コーラスでも、非常に声が響いてくるし、
なだらかに声が出るようになっている気がする。
あの…エンカレのちょっと苦しい感じ(息が辛そうな歌い方をしてた)からしたら、
少し技術を得られたのかもしれない。

…なぁんて、歌のことは…いや、歌のこと、も、よくわからない私なので、
あくまでも、「そんな感じ」、ということで。


愛原実花ちゃん。
またもや、他の黒天使を観ない生活が…(笑)。
何がそんなにツボなのかしら?
他の黒天使は、観てないから、いいか悪いかもわかんないんだけど、
とにかくこの方をみつけてほっとして…あとは動かないの。
まなざしと頬のラインと、きゅっとした口許?

ダンスもよくわかんないから、
とにかく、ずっと実花ちゃんの表情をみつめている。

そういえば、今までは、黒天使を観ていたことがないのだ、私は。
…ほら、ダンスがよくわかんないし、
月エリザは、トート中心に観ていたから(雪は?とか、ツッコまないでね)、
閣下が居れば、黒ちゃんたちも居る…って程度で、
ときたま、ああもりえくんだな、とか思った程度だった。

今回は、
実花ちゃんを探したり、
実花ちゃんをみつめてる間に、
ふと…蘭ちゃんのダンスを観たいなぁと思ったりした。

どこか、やはりあの「運命」を連想するんでしょうね。
ダンスはわからないけど、彼女のダンスが素敵だってことはわかる(笑)。
いいもんいいもん、あと1週間の我慢だもん。
来週は、観に行くんだもん!
(はい、行って参ります)

話がそれました(笑)。
そのくらい黒天使…っていうか、
まぁ実花ちゃんだけど…
を観てる、珍しいくらいに。

実花ちゃんといえば、マデレーネちゃん。
ムラ観劇の時に、「目の下がきらきらしてるのがわかった?」って後から言われて、
きらきら?してたかな??って考え込み、
まともなお返事が出来なかったんだけど、
今回生で観てわかった。
ああ、これか!
観た観た、知ってる知ってる…
ハイ、見てました(おいコラ…)。

あまりにも違和感なく、お顔に、表情に馴染んでいて、
そこだけ突出してなかったってわけだと思う。
CS映像でも、そんなに光って感じないし。

衣裳にも空気にも馴染み、むしろまなざしの強調に役立ってる感じで、
これは、きらきらがやたら気になるより、いい効果なのではないかしら。
しかし、このマデレーネちゃんのお化粧、前後の出番から考えたら、
ホントに大忙しでしょうね。。。お疲れ様です。

そしてこの場面は、
今回は同期のれのちゃんのチェックをせねばならない!
という目標が私にはありました。
おかげで、まぁ忙しい忙しい。

れのちゃんは、長テーブルの上手奥の端っこに居る。
マデレーネちゃんのバスタブは、下手にあるでしょ?
私はもう、きょろっきょろして、
ルキーニさんとマデレーネちゃんのちゅーを…
ちゅーが終わった瞬間しか観られなかった。がーん。
あそこ、とってもやらしくて素敵なのに…!

それにしても、マデレーネちゃんは、
やっぱり、フランツの周りを、あっち行ってこっち行ってするところなんかも大変に悩ましく…
おかげで私は、案の定可愛い子ちゃんは全く観られなかったし、
マダムの声も…聴いてるんだけど、姿を見る余裕はどこにもなく…
あれ?れのちゃんが、テーブルから降りるのに手を貸したお相手がマダムだったかな?
そんなふうに頭の中が大混乱状態になってしまっておるのです。


晴華みどりさん。
そんなことで、マダムはほとんど観られてないんだけど、
それでも場面の終わりには、やっとマダムチェックができます。
そしたら…
んまぁ!なんてやらしいんでしょ!!
次の場の
「まぁ、破廉恥なっ!」
の台詞に思わず吹き出した。
まさしく、破廉恥。

月のえりさんも、かなりやっておられてる♪と思いましたが、
えりさんは、大人の女性なので、
ご自分でわきまえておられるラインがあり、
破廉恥って言われたら、クスッと笑う程度だった。

が…晴華さんのは、
破廉恥…ぶっ!(爆)
って感じ。
声を出して笑ってしまったもの。
あまりにも、その通り!って、膝を打つようだ…。
若い分の大胆さとか、開けっ広げさとかがあるんだろうなぁ。

♪ぴちぴちの♪♪ジューシーな♪
って…誰よりもぴちぴちなのは、マダム、貴女だ!

それにしても、濃いこと!!
一瞬観ただけで、ものすごいインパクト。
夢に出てきそうだわ…(笑)。
※注:褒めてます。


れのちゃん。
そんなわけで、念願のマダムの場面のれのちゃんチェックができました。
執事れのちゃんは、多忙です。
陛下の椅子を引いたり、椅子を片付けたり、
行ったり来たりとよく働いている。

そして、大胆なお姉様たちに、
タジタジとなり、あわあわしてるんだけど、
なにせ執事なんで、嫌な顔は出来ず、
困った笑みを浮かべながら、ちょっと後退りしたりするのです。
噂(かなり身近な範囲の噂、だが)に違わず、可愛かったぁ。

れのちゃんは、ホントにいろんなところに居ます。
お見合いに出かける時も、準備が整いましたって報せるのは、れのちゃんだし、
お見合いの席では、暑がりながらも、お茶を注ぎ、
婚礼の場面では、貴族のお姉さんと踊るし、
ハンガリーでは、常に三色旗を振り回してるし、
カフェの場面ももちろん、カフェの男として舞台奥のテーブルに居るし、
ミルクの銀橋は、思ったより真ん中に近いところに居て…
たまたま私の席から見て、正面でした(喜)。

「キッチュ」では、下手端っこで大使をやってて、
立てられたカメラの三脚の前で、よくお芝居している。
そして、ゾフィーのお尻の下敷きになり(笑)、
マダムの場面でしょ?
そして、ルドルフの幻の戴冠式の時にも旗を振ってたと思うし、
そのルドルフの棺の真後ろ、兵隊の前で、うなだれて立ってるのも、れのちゃんだ。

更に、港では、やや上手側で、市民の男をやってるし、
シシィが殺される場面では、
ルキーニを怪しんで、じろじろ見ている警官を、
別のトラブルに引っ張って行ってしまうのが、れのちゃんです。

どうだ??(ぜーはーぜーはー)

そして、ロケットでは、2陣目の真ん中で、
れのスマイルを振りまく…も、
まだちょいと太いなぁ、れの!!(笑)
そろそろ、その肩の厚みと脚の太さを何とかしないと…だわ。
お顔は(お化粧も)、凛々しくなって来たので、頑張れ!!

パレードは、ロケット隊で階段の上に居ます。
エトワール晴華さんの上手側横にいるんだけど、
私は、れのちゃんが降りてくるタイミングを見てたら、
愛原実花ちゃんが降りてくるのを全く見落とし、
更にひろみちゃんは、気付いたら階段をほとんど降りていた。

あれ??緒月くんが真ん中に居る辺りで、気にしてたはずなのに?
自分が思ってた以上の長さで、れのちゃんに微笑みかけてたらしい(苦笑)。
だぁって可愛いんだもの!

しかし、その後、再度大階段の上に立つれのちゃんは、
私の席からは、見えないのでありました。
あの太い脚は、れのちゃんに違いない!!
と、見定めた子のお顔は、舞台の額縁に隠されて拝めず(笑)。

ひろみちゃんのお顔にせよ、
愛原実花ちゃんのお顔にせよは、
その時も見放題だったから…まぁ、差し引きゼロってことで……(そうなの?)


ということで、なかなかよく観劇しました。
見過ぎて、首から目からはじまり、頭が痛くなるくらい、観た。

今回は、病院の場面は……
やっぱり、やばかったので、ヴィンディッシュ嬢の御付きの子を観るのは極力控え、
いずるんを観ることに専念しました。

ヴィンディッシュ嬢ってのは、いろんなやり方があるんだなぁ…
と、感心しながら。
こないだは、やはりよほど、御付きの子が気になっていて、
ほとんどヴィンディッシュ嬢を観られてなかったようで…

観ないようにしても、
やっぱりみゆちゃんのお芝居が恋しく…
ああ、三越劇場に行くことにしてよかったなと…思ったのでありました。
(某かしちゃんのイベントでいただいたチラシの、
三越劇場のファミリーミュージカルに、出演されるのです!)

てなことで、
雪観劇感想文、おわり!
(雪エリザ感想なのに、何故結びが、みゆちゃんなんだろう?笑)



雪エリザを東宝で観劇する☆中

2007-07-09 22:35:29 | Weblog
となみちゃん。
やぁ、びっくり。すごく良くなっている。
1幕は、すっかりアントワネット感がなくなっていたし、
2幕は、ドクトルの場面がちょっとだけ…アントワネットを思い出したけど、
その程度ならば、同じ人が演っているのだから仕方がない範囲なんじゃないかしら。

特に、「私だけに」は、本当に素晴らしかった。
揺さぶられる何かがすごくて、
思わず、身を乗り出して拍手をした。
聴かせるし、観せるし、歌もお芝居も成立していた。

大劇場で観た時は、
となみちゃんご自身の、おっとりとした雰囲気を隠そうと、
それがぴょこんと顔を出そうとするのを、
どこからか持って来たお転婆っぽさで覆おうとしている感じのする、少女時代だった。

しかし、東京に来て、
今の少女シシィが纏っているのは、
となみちゃんの中にある負けん気の強さだろうと思う。
探究心と向上心できらきらしてるの。

ほんわかおっとりの、となみちゃんの空気は、
もちろんゼロではないにせよ、あんまり気にならなかった。
むしろ、不自然さが無かったから、生き生ききらきらしてる方が目に飛び込んでくるんだろうと思う。

そのまま、真っ直ぐに成長して行くのが、
非常に説得力がある。
となみちゃんなりのシシィが、しっかりと根付いて東京に来た感じがしました。

心を閉ざして行くお芝居も、見た目にも捉えやすく、
途端に老け込んで行く有様は痛々しくもあり、
本当に水分が抜けて、こわ張って行く感じがする…。

とにかく、よく頑張ってるなぁと…
ところによっては、ミズトートが吹っ飛ばされてしまいそうな迫力もあり、
……ミズちゃん頑張れ!と思ったり。
(そこは、シシィはシシィなんだから、トートさんに頑張っていただきたい)
きっとまだまだ、となみちゃんは、よくなって行くでしょうから、期待したいです。
…って、観劇のチャンスがあったらね(苦笑)。

ゆみちゃん。
あれぇ??
私が思ってた、青年フランツのきらきら男の子っぽさが無かった。
ゆみちゃんのファンではないから、彼女のコンディションを読んだりすることができないんだけども、
果たして、そういうことのせいなのか、
お芝居が変わってしまったのか?

前者でもよくないけど、
後者でないことの方を…私は望んでみる。

大劇場で観た時は、青年らしい子どもっぽさというか、茶目っ気とか悪気のなさが、
悪戯っぽく見え隠れするのに、ズキューンと殺られる勢いだったんだけど、
今回は…いきなり大人なフランツでした。
大人…ってか、おじさま??

なんで、シシィを選ぶんだろう?
坊ちゃん育ちで、彼の目には珍しい人種だったから?

大劇場で観た時は、
少年が、瑞々しい女の子に触れて、危っかしく惹かれちゃうのが、とっても理解できて、
微笑ましくもあり、魅力的でもあったの。

だけど、堅物な…一種のオタクみたいに一点を見据えて来た男が、
ちょっときらきらした宝石を摘み上げても…
そんなに道を誤りそうなタイプに見えない。

違うマザコン皇帝になっちゃったよぉ、ゆみちゃん?(泣)
…と、訴えかけたかった。

その一方、
ルドルフに「皇位継承は考え直さねばならない」って言い放つところ…
いやいや、ルドルフに対する場面は全て、
大変にかっこよかった。
ビシッとびくともしない。…そりゃルドルフも絶望するよね。
しっかり絶望させてくれる、パパだった。


音月さん。
別人だった…私が大劇場で観た時とは。
ひゃあ、ここまでやれるようになってるとは!!
感服です。

無理に役を作りこんでる感じが否定出来なかった、あのルキーニが、
役を着こなせるようになっていた。

月のきりちゃんも、どんどんよくなって行ったから、
期待はしていたけれど、想像以上の伸び率。
いやぁ、となみちゃんといい、音月さんといい、
よく頑張ってる同期だなぁ。

が…。
私は案外ルキーニを凝視することが出来てないことに…
書いていて気付いた。

聴いてるし、ちょくちょく観てるんだけども、
ルキーニが居る時には…多分れのちゃんが……とか、れのちゃんが…とか(そのくらい、れのちゃんは至るところに居ます)、
更にひろみくんが居たりとかしてるのでは?

観てるし、よかったのも感じてるのに…
どういいのか、描写が出来ない!
多分、ルキーニっぽい、台詞言ってないときの表情なんかを、
相当見逃してるんだろうと思われる。
ちっ…ダメだなぁ、私(苦笑)。

観てて、安心感あるし、心地いい…或いは小気味いい。
多分、もう少しすると、
狂気感ももっと絡んでいって、
何かもう一つ掘り下がる予感がします。
…うーん、観るチャンスがあればね(笑)。


はまこ大先生。
ゾフィーさん、走ってるなぁ。
大劇場で観た時には、こんなに走ってたかしら?
前半はさほどではないし、
婚礼翌日の嫁への洗礼は、
フランツの「ママの言うことは君の役に立つはずだ」の言葉に軍配をあげたくなるくらい。
逆にここが、あまりにも素敵なママだから、
2幕の「出前」の陰謀への突っ走りっぷりが理解しにくいほどに。

このはまこさんの走り方は、ちょっと「春麗の淡き光に」を思い出しました。
あの時も、とっても頑張ってて、とっても走ってたはまこ。
その後ろにある想いも、少し感じる気がする。
だからこそ、ちょっと深呼吸する感じに、肩の力を抜いて…
って思うんだけど。。。


かなめくん。
役の年齢が23歳。
腺病質な青年で、常におろおろしている。
悪いけれど、はじめから、パパを説得出来るようには見えない。
革命家たちも、掛けに出たなぁ。。。って思っちゃう。

多分、かなめくんは動きすぎるんだろうと思う。
フットワーク軽いの。
はじめから、トートを見えすぎてて、怯えている。

本来、得体の知れない不気味さを感じ、
そこに何か懐かしいものも感じて、
逃れなくては、という理性の部分と、でも身を任せずにはおられないという本能の部分とが、
彼の中でシーソーゲームをし…或いはさせられ、
闇は広がってくんだろうと思うけれど…

多分、かなめくんは、
それをどうしていいのかわからないまま今まで来てるんでしょう、
正体がわからないから怯えてる…かなめくんご自身も。
ちょっと…ムーミンに出て来るスニフっぽい。

でも、本来、ルドルフは怯える部分は持ちながらも、
闇を見通す力があるんだよね。
だからこそ、闇は広がるし、闇に飲まれてしまう。

千秋楽までに、
かなめくんは、男ルドルフになれるだろうか。
少年ルドルフ2人状態から脱せますように。




雪エリザを東宝で観劇する☆上

2007-07-09 08:18:40 | Weblog
「マリオンで!マリオンでねっ!」
大きな声と共に、お揃いのTシャツを着た集団が、ガヤガヤと騒がしく車内に流れ込んで来た。
はじめ、学生の集団かと思ったら、どうも様子がおかしい。
私の目の前に、ハンディカメラを構えるお姉さん。
その開いたモニター画面の内側に見えるのは、「TBS」のシール。
なんかの取材のお姉さんなのか?

はじめは、お姉さんに目を奪われる私。
しかし、ふとその被写体に目を向けると、
若者の多いメンバーの中に、おじさん。
その人がしきりと、乗客と喋ってるの。大きな声で。

その後ろ姿、どこかで見たことあるなぁっていうのと、
あ、選挙活動か、と思うのが同時でした。
立候補してそうな人で、こんな感じの人……ああ、丸山弁護士か!

おばちゃんたちは、テレビとおんなじ感じねぇ…
などと嬉しげに語りかけ、
弁護士もまぁ大きな声で…いい人を演じる演じる。

でもね、ここは電車の中。
まるで庶民派みたいに、電車移動するなら、
その変に高いテンションを沈めてから乗って、
応援スタッフを静かにさせて下さらないかしら?

「いやぁ、走ってもよかったんですけどね?(笑)」
…じゃあ、走ればいいじゃん。。。

おばちゃんが、カメラを取りだし、いきなりフラッシュ。
丸山弁護士と3ショットを撮影。

それが済んだら、
よろしく!
と言いながら、車内をそのまま歩いて移動。
…別の乗客にアピールなのか…!!!

あまりのできごとに、驚愕+呆れ果て…
普段、電車に乗らないんでしょうね。
こんなときばかり、いかにも…風に乗られたんでしょう。
電車では、静かに大人しく乗っていただきたいもんです。

どうせ乗り合わせるなら…
かしちゃんと乗り合わせてみたかったな。
(そこか??笑)


さて、そんな軍団を背中に、地下鉄を降りて、日比谷に降り立つ。
観劇してきました。

大劇場のたった1回の立ち見以来の雪エリザ観劇。
堪能致しました。
もうね、れのちゃんが可愛いったら!(叫)
出番も豊富だけど、そこで、じゃんじゃん芝居してるから、
私は大変に忙しかった。

それはともかく、
メインキャストの皆様のお話からしましょうか。

ミズちゃん。
歌の途中でいきなり、言葉に強調が入ることがある。
文字通り、「ココ、強調」ってラインマーカーを引いたから、
その言葉だけ、声高に!って感じで。
いきなり?そこ?…そこ重要なのね?
とツッコミ入れたくなる(笑)。

なんて歌詞だっけなぁ。ええとええと…
「最後のダンス」だったと思うんだけど。
「死ぬ」っていうとこだけ大きかった曲もあった。
でも、「最後のダンス」は、そういうんじゃなかったの。
だから笑ってしまったんだ…

(※調べました(笑)。
♪陛下の腕に「抱かれて」だったんじゃないか、と思われます。
どう?ツッコミたくなるでしょう?(笑)
自分が愛する、とか踊る、とかじゃないのがミソだと思う。
それは、陛下への嫉妬??の現れなのかもしれない…)

こないだ観た時にはあんまり思わなかったんだけど、
今回は、さえちゃんトートの台詞の音の使い方とか、表情とか、間とか、
それが妙に甦ってきて、
そこを基準に次の台詞や、動きなんかを待ってる自分が居ました。

さすがに、それなりの回数を、集中して観てるってのは、
身体が覚えこむんだなぁ、と驚いた。
その後映像は全くと言ってよいほど観てないだけに、びっくり。
比較しようとか、そういう気持ちは捨ててるつもりなのにねぇ。

もう一つ月エリザに絡んで思い出したのが、
トートと少年ルドルフの場面。
トートの、呼べばいつでも現れるよという…ルドルフをたぶらかす歌詞。
ああ!ココ、勝手に膨らませ妄想を書いたなぁと(笑)…
いやはやすっかり忘れてた!
妄想ってのは、配役が替わると当て嵌まらないもんで、
それを改めて感じたのでありました。
こないだの観劇では、その妄想のコトすら思い出さなかったのに。
観て行くと、だんだん以前を忘れて、塗り変わっていくのかと思ってたんだけど、逆なんだねぇ。
面白いもんです。

ミズちゃんは、全体的にノリがよくなった、というか、
身体に馴染んで来た、というか、
伸び伸びして来た、というか。

伸び伸びしてるんだけど、なかなかシシィに翻弄されている。

…あ、ごめんなさい、また一つツッコミ思い出しちゃった。

シシィの書斎。
シシィに拒絶されるフランツは、ぱたんと閉じられる扉の前で、
あ……
っとなって、一瞬、扉に向かって語りかけそうになるのを、
もう一度手許の書面に目を落とし、扉に背を向けて、重々しく去って行く。

シシィに拒絶されたトートは、
バタンっっっ!!!
と扉を閉める。
この閉めっぷりと来たら!
私は、千秋楽まで扉がもつのか、心配した。
ホント、余計なお世話だけど…。
あまりにもラッチが、がちゃん!と音をたて、
それが2階席の中腹まで聞こえて来たもんで。
いやぁ、ラッチは大丈夫なのかなぁ?
待て待て、あのドアのしなり方だと、ダメになるのは蝶番が先か?
…と、金物屋丸出しで考えこんでしまったのでありました(笑)。

そのくらい…
そうだな、ミズちゃんのトートは、どこか少年なんでしょう。
ピーター・パンに共通するような部分?
だからそれが、恐ろしく感じたり、エロティックに感じたり…
大人の理性、というのが薄いのかもなぁ。
…なるほど。
(自分で納得?)

2階の中腹で観たら、
昇天場面の、ミズちゃんたちの頭が…
舞台の額縁に隠れてしまいました。
ムラ楽映像の、ミズちゃんの、
「俺はやったぜ!」
的な、幸せナルシストっぷりがどうなったか、観たかったのに。
ナルシストなのかな、と思ってたけれど、ここももしかしたら、少年っぽい部分の現れなのかもしれない。
チェックできなくて、残念だなぁ。


つづく。

'01仏旅記~白アスパラと仲良くなる

2007-07-07 22:36:55 | フランス旅行記
シャンティイの次の駅は、小さな田舎の駅でした。
プラットホームがシンプルにあって、
互いのホームと改札が地下道でつながっていた。

反対側のプラットホームに行って時刻表を見る。
次のパリ方面行きまで、1時間ちょっとあったんじゃないかと思う。
改札には駅員さんがいなかったから、私たちは何食わぬ感じで改札を出ました。
あ…罰金?
罰金の支払いようもないじゃん!時効ということにしといて下さい(苦笑)。

で、駅のところにあったレストランに入りました。
この時間をランチに使うことにしたの。
多分、ちょうど11:00くらいだったんだと思う。

フランスでよく見る食材に、白いアスパラガスがありました。
実は、私はこの時までは、自分が白アスパラガスが嫌いだと思っていた。

小学校1年の時に…母がスープに白アスパラの缶詰を入れたことがあり、
これがどうにも、飲み込めないくらいにダメで、
私の脳内にインプットされました。「白アスパラは嫌い」

アスパラガス自体、子どもの頃はあんまり得意じゃなかったから、
アスパラガスが嫌いなのかな、とも思ってた。
だけど、グリーンアスパラは、気付いた時には克服していて、
残るは白アスパラになってました。

でも、日本では、そもそも食べる機会が少ないでしょ?
わざわざオーダーしない限り、おいそれと入って来る食材じゃない。
だから、別に困らなかったし、今にして思えば、それ故に克服チャンスも無かったんでしょうね。

しかし、AUちゃんは、白アスパラガスが好物だって言ってました。
だけど、それまではどうも、私たちがオーダーする物には、
さほど入って来ていませんでした。
入って来ても、少しだったから、
この日まで、私はほとんど白アスパラガスを食べてなかったんじゃないかなぁ。

しかし、この日のランチは状況が違ってました。
サラダを頼んだら、しこたま白いアスパラガスが入って来た。
レタスの上に、並べられる白アスパラ。
日本の販売単位の1把分。
まさしく、アスパラサラダじゃん!

どうなんだろう?…と私は思った。
これは、あの幼い日にスープに入ってたのとは、だいぶ様子が違う。
(あまりのまずさに、私は未だにどんな有様だったか、脳裏に焼き付いてるのだ)
この瑞々しさは、あの…「おぇっ」ってなった、
どうにも飲み込めない感じの風味は無いんじゃないだろうか?

それで、サラダの半分は…
いつものお食事と同様に、半分は私が食べたのでした。

そして…
白いアスパラガス…美味しかった。
なんだ~、これ、私好きだわ♪(もちろん完食)

ダメなのは、缶詰なのか?
或いは、あの日の母の調理が決定的にあかんかったのか?

ほら、あるじゃない?
母の味付けでは、違うってことが!
外ではもっと美味しいってことは、たまにある。
そりゃ、主婦が全ての食材をそれにあった調理をするのは難しいもんね。
しかも、多分、
あの時の調理だって、母の最初で最後の白アスパラ缶だったのであって、
いわば一発勝負。
多分、缶詰を誰かにいただいたんでしょうね。

だから、
私が白アスパラの缶詰がダメなのか、
あの日のがたまたまダメだったのかについては、
未だに検証されてません。
が、
とにかく、別に白いアスパラガスが嫌いなのではない、ということがわかった記念すべき瞬間が、
この日のランチなのでした。

こんなに沢山の白アスパラを前に、
いなくてお気の毒なAUちゃん!
と思いながら、美味しく、満喫したランチだった。
他に何を食べたかは、全く記憶がございません(笑)。

ちなみに、あんなに白アスパラが出て来たのは、
あのランチだけでした。
ますます、お気の毒なAUちゃん!

何となく、缶詰も今なら食べられる気がする私。
さらば、好き嫌い!
こんにちは、嫌いな食べ物無しの人生!
電車を停めちゃったことと共に、
シャンティイ行きの、大切な想い出です。

白アスパラの缶詰は、スーパーでほいほい売ってるもんでもないもんね。
偉そうに、「嫌いな食べ物なんかない」って言い切る私に挑戦したいお友達がいらしたら、
是非私にプレゼントして下さいな(笑)。


そんなわけで、
大変有意義に、予定外の時間を過ごして、
何とか辿り着いたシャンティイのお話はまた、次で。