ジャンケン大会で景品を貰ったら…
THちゃんは、ひろみちゃんにあげるんだ、とおっしゃいました。
私も、THちゃんの景品へのイメージに押されて、
勝手に景品のイメージを抱いていました。
お菓子、とは思わないけど、サザエさんグッズかな、くらいに思っていた。
だから、ジャンケン大会と言っても、
美術館の係りの方と1対1でジャンケンするんじゃないかって思ってました。
THちゃんは、
絶対に勝って、ひろみちゃんへのお土産をゲットするんだ、
と気合い充分。
私は、勝てる気がしないから、まぁ適当に楽しめたら、と思ってた。
しかし、THちゃんがおっしゃるには、
THちゃんは、ここぞというところで、勝負弱いんだって。
案外、THちゃんは負けて、私が勝ってたりね~。
さて、肝心の実際のジャンケン大会の内容は…
ブッブー!大ハズレ~~。
ジャンケン大会の景品は、なんと!!セル画でした!
セル画だとわかった時点で、私はTHちゃんに確認しました。
セル画でも、ひろみちゃんにあげるの?
「もちろんですよっ!」
とTHちゃんはおっしゃいました。
あっそうなんだ……でも、ま、そんなすんごい景品を前に、勝てるはずもないからいいか。
ジャンケン大会は、
サザエさんの放送の最後でサザエさんがジャンケンする、
あのジャンケン札を使って行われるものでした。
更に、何故か、
わざわざ、アニメサザエさんの制作会社エイケンさんのプロデューサーさんが、
ジャンケンのお兄さんをやりに来られているのでした。
一体全体、そうする意味がどこにあるのだろうか?(笑)
恐らく、「サザエさん」の制作現場というのは、かなりアットホームなところで、
このサザエさん展自体が、そんなスタッフと美術館スタッフの、濃い連携によって開催されていて、
土日しかないイベントであるがゆえに、
お手伝いに来ている、というふうにお見受けしました。
プロデューサーさんは、
「今、日本のテレビアニメでセル画を使ったアニメを放送しているのは、
サザエさんだけです」
とおっしゃいました。
えっマジで~???
今のアニメは、たいていコンピュータで彩色、動画を作成するコンピュータアニメです。
こないだジブリの森に行った時も、最近のセル画の展示がないのに気付いて、
ああコンピュータアニメなんだな、と思った私。
その昔、鳴物入りで始まった、人気若手声優を配したアニメが、
途中から某外国に作画発注をしたおかげで、
見るに耐えない絵になっちゃったことも、
今じゃ有り得ない現象なんだろうなぁ。
美しいキャラクターデザインが、台無しになったのも、手描きゆえ。
海外に手描きを発注するよりも、
コンピュータで作成する方が、安くてクオリティを保てるのに違いありません。
この「長谷川町子美術館」に足を踏み入れて、
一番最初に観た展示は、
「今週のサザエさん」の内容のご紹介。
セル画が3枚並んで飾ってあって、
私は思わず、顔を近付けてマジマジと眺め、
コレは、再放送で昔のセル画を持ち出して来てる訳じゃないんだよね?
って思った。
今も、セルアニメなんだ??
…と感心したんだけど、まさか、「サザエさん」だけがセルアニメだとは!
アニメのロマンって、
手作りコマ撮りにしたものが動き出すってところに感じるんだよなぁ…
って考えは、きっと古いんだろうけど、
やっぱり、セルアニメだって聞くと、ワクワクしちゃうし、
このまま頑張って欲しいなぁ。
このプロデューサーさんのトークだけで、
私はかなりお腹いっぱいで満足だったんだけども、
ジャンケン大会は始まりました。
セル画は数枚…(敢えて何枚用意されてるかは、伏せさせていただきましょ)
参加者は30人くらいは居たのかなぁ?
プロデューサーさんは、単調にならないように、
上手に盛り上げて下さいました。
用意されていたセル画を掛けて、一枚ずつ争奪ジャンケン大会。
宝塚ファンの皆様は…よくお茶会などで繰り広げられる、あのパターンです。
それを、勝ち抜け、負け抜け、、、などとパターンを微妙に変わって、展開していくの。
私は、お茶会でも、ろくに勝ち残ったことがないから、
こりゃダメだ~、
と思った。
案の定、とっとと負けることだらけの私。
それに対し、いい線まで行きながら、ここぞというところで敗北を喫したTHちゃん(苦笑)。
なんだ、やはり、勝負弱……?(笑)
ところが。
わー素敵じゃん♪と思ったセル画が出てきたその回。
絵は、サザエさんとカツオくんとワカメちゃんの3人が入っている。
姉弟妹コンプリートセル画。スペシャルです。
気付くと、あっさり残ってる人数が少なくて、私の手はまだ、挙がったまんまでした。
ここで欲を出しても勝てっこないとは、わかっているけど、
でも、欲は捨て切れない。
ままよ!と最後に出したのが、なんだったかすら覚えていないけど、
見渡したら、私の手だけになってました。
えーっ!セル画ゲット!?
マジで、はじめに言った通りに私が勝ってしまうとは…!
そして、私たちが見る限り、
プレゼントされたセル画の中で一番よかったのが、コレでした。
わぁ…こんなこともあるんだねぇ……(驚)。
それで。
THちゃんは、私が勝っていただいたセル画なのだから、ひろみちゃんにプレゼントする必要はない、
とおっしゃったのですが、
あんなに来たがっていたTHちゃんが、貰わないで帰るものを、
私が持って帰るのもなぁ、と思った。
THちゃんが、来たいと言わなかったら、来なかったであろう場所なんだから、
ここは、THちゃんの想いに倣うべきなのではないだろうか。
それに、このセル画を持って帰ることよりも、
多分ひろみちゃんに差し上げた方が、有効なのではないかしら。
あそこで、セル画を貰えなかった皆様には申し訳ないけれど、
ここは、私たちなりに有効活用させていただこう。
ということで、
こちらのセル画は、ひろみちゃんにプレゼントすることにしました。
…どうだろう、貰って嬉しいものなのだろうか??(笑)
つづく。
THちゃんは、ひろみちゃんにあげるんだ、とおっしゃいました。
私も、THちゃんの景品へのイメージに押されて、
勝手に景品のイメージを抱いていました。
お菓子、とは思わないけど、サザエさんグッズかな、くらいに思っていた。
だから、ジャンケン大会と言っても、
美術館の係りの方と1対1でジャンケンするんじゃないかって思ってました。
THちゃんは、
絶対に勝って、ひろみちゃんへのお土産をゲットするんだ、
と気合い充分。
私は、勝てる気がしないから、まぁ適当に楽しめたら、と思ってた。
しかし、THちゃんがおっしゃるには、
THちゃんは、ここぞというところで、勝負弱いんだって。
案外、THちゃんは負けて、私が勝ってたりね~。
さて、肝心の実際のジャンケン大会の内容は…
ブッブー!大ハズレ~~。
ジャンケン大会の景品は、なんと!!セル画でした!
セル画だとわかった時点で、私はTHちゃんに確認しました。
セル画でも、ひろみちゃんにあげるの?
「もちろんですよっ!」
とTHちゃんはおっしゃいました。
あっそうなんだ……でも、ま、そんなすんごい景品を前に、勝てるはずもないからいいか。
ジャンケン大会は、
サザエさんの放送の最後でサザエさんがジャンケンする、
あのジャンケン札を使って行われるものでした。
更に、何故か、
わざわざ、アニメサザエさんの制作会社エイケンさんのプロデューサーさんが、
ジャンケンのお兄さんをやりに来られているのでした。
一体全体、そうする意味がどこにあるのだろうか?(笑)
恐らく、「サザエさん」の制作現場というのは、かなりアットホームなところで、
このサザエさん展自体が、そんなスタッフと美術館スタッフの、濃い連携によって開催されていて、
土日しかないイベントであるがゆえに、
お手伝いに来ている、というふうにお見受けしました。
プロデューサーさんは、
「今、日本のテレビアニメでセル画を使ったアニメを放送しているのは、
サザエさんだけです」
とおっしゃいました。
えっマジで~???
今のアニメは、たいていコンピュータで彩色、動画を作成するコンピュータアニメです。
こないだジブリの森に行った時も、最近のセル画の展示がないのに気付いて、
ああコンピュータアニメなんだな、と思った私。
その昔、鳴物入りで始まった、人気若手声優を配したアニメが、
途中から某外国に作画発注をしたおかげで、
見るに耐えない絵になっちゃったことも、
今じゃ有り得ない現象なんだろうなぁ。
美しいキャラクターデザインが、台無しになったのも、手描きゆえ。
海外に手描きを発注するよりも、
コンピュータで作成する方が、安くてクオリティを保てるのに違いありません。
この「長谷川町子美術館」に足を踏み入れて、
一番最初に観た展示は、
「今週のサザエさん」の内容のご紹介。
セル画が3枚並んで飾ってあって、
私は思わず、顔を近付けてマジマジと眺め、
コレは、再放送で昔のセル画を持ち出して来てる訳じゃないんだよね?
って思った。
今も、セルアニメなんだ??
…と感心したんだけど、まさか、「サザエさん」だけがセルアニメだとは!
アニメのロマンって、
手作りコマ撮りにしたものが動き出すってところに感じるんだよなぁ…
って考えは、きっと古いんだろうけど、
やっぱり、セルアニメだって聞くと、ワクワクしちゃうし、
このまま頑張って欲しいなぁ。
このプロデューサーさんのトークだけで、
私はかなりお腹いっぱいで満足だったんだけども、
ジャンケン大会は始まりました。
セル画は数枚…(敢えて何枚用意されてるかは、伏せさせていただきましょ)
参加者は30人くらいは居たのかなぁ?
プロデューサーさんは、単調にならないように、
上手に盛り上げて下さいました。
用意されていたセル画を掛けて、一枚ずつ争奪ジャンケン大会。
宝塚ファンの皆様は…よくお茶会などで繰り広げられる、あのパターンです。
それを、勝ち抜け、負け抜け、、、などとパターンを微妙に変わって、展開していくの。
私は、お茶会でも、ろくに勝ち残ったことがないから、
こりゃダメだ~、
と思った。
案の定、とっとと負けることだらけの私。
それに対し、いい線まで行きながら、ここぞというところで敗北を喫したTHちゃん(苦笑)。
なんだ、やはり、勝負弱……?(笑)
ところが。
わー素敵じゃん♪と思ったセル画が出てきたその回。
絵は、サザエさんとカツオくんとワカメちゃんの3人が入っている。
姉弟妹コンプリートセル画。スペシャルです。
気付くと、あっさり残ってる人数が少なくて、私の手はまだ、挙がったまんまでした。
ここで欲を出しても勝てっこないとは、わかっているけど、
でも、欲は捨て切れない。
ままよ!と最後に出したのが、なんだったかすら覚えていないけど、
見渡したら、私の手だけになってました。
えーっ!セル画ゲット!?
マジで、はじめに言った通りに私が勝ってしまうとは…!
そして、私たちが見る限り、
プレゼントされたセル画の中で一番よかったのが、コレでした。
わぁ…こんなこともあるんだねぇ……(驚)。
それで。
THちゃんは、私が勝っていただいたセル画なのだから、ひろみちゃんにプレゼントする必要はない、
とおっしゃったのですが、
あんなに来たがっていたTHちゃんが、貰わないで帰るものを、
私が持って帰るのもなぁ、と思った。
THちゃんが、来たいと言わなかったら、来なかったであろう場所なんだから、
ここは、THちゃんの想いに倣うべきなのではないだろうか。
それに、このセル画を持って帰ることよりも、
多分ひろみちゃんに差し上げた方が、有効なのではないかしら。
あそこで、セル画を貰えなかった皆様には申し訳ないけれど、
ここは、私たちなりに有効活用させていただこう。
ということで、
こちらのセル画は、ひろみちゃんにプレゼントすることにしました。
…どうだろう、貰って嬉しいものなのだろうか??(笑)
つづく。