はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

"R"語り概容編

2010-09-06 23:08:45 | Weblog
中堅以下の下級生に、
毎年、出たかった作品アンケートをとるならば、
今年のナンバーワンは、この公演なんじゃないだろうか?

また、バカファンが、何を言ってるんだ?
って思われるかもしれないけど、
私は、冷静に、そう思うのです。

蘭ちゃんが出てこない部分を、
みんなが繋いでいるって感覚は、まるでなかった。
そこに、場面のストーリーはきちんと流れていて、
確かに後から、蘭ちゃんが加わって、場面の頂点になっていくんだけど、
決して、みんなは背景役になってばかりは、いないのです。

美影凛ちゃんが、こんなに歌い上げた公演は初めてじゃないかと思ったし、
百千ちゃんも、あの美声を存分に聞かせてくれ…
珠洲さんのファンの皆さんは、息をつく間もないくらい堪能でしょうし、
この公演で、ファンになる方もいらっしゃるでしょう。

蘭ちゃんの見せ方も、
いろんな手法を持ち出して来ているために、
みんなの役割も実に多用です。
みんなが、結構出ずっぱりなんじゃないかしら。

実質は、1時間45分なのですが、
内容の濃度が濃くて、
えっ、それだけしか経ってないの?
とか、
それだけの時間に、こんなに観ちゃったの?
とかいう感覚に襲われたのです。

長く感じるわけではないのに、
不思議な感じ。
もう終わり?という気持ちよりも、
その充実した内容への満足感が先に来るんじゃないかな。

はじめから、
人見という会場を意識して、作ってあるからでしょう。
舞台上に載っている人数が、多い。
つまり、あっちもこっちも観たいけど、観きれない…という現象に陥るのです。

観たい、観きれない、と思うくらいに、
みんなが活き活きと、
自分にこだわって、作り上げている…
そういう意味で、蘭ちゃんのいないところにも、
蘭ちゃんの吸引力を、静かに、しかし熱く感じ、大変に誇らしい気持ちになった。

誇らしいって…
ただ、ファンなだけなのに、
どういう厚かましさやら?(苦笑)

それにしても、ここでまた、
シャングリラのときに、先生がおっしゃっていた、
「ランジュさんの居る集団」
という表現を思い出したのです。

蘭ちゃんを観てくれ!
と言うのではなくて、
あなたの好きな人を観ていて…
って、言える私がいます。
きっと、どの出演者にとっても、
最高の舞台になっているし、
みんなが、エンターテイナーを全うしている。

蘭ちゃんのコンサートですけど、
そういう色よりも、一つのショーの主演と監修が蘭ちゃんである、
という感覚。

これを語っても、
考えたら、コンサートを観るお友だちは誰もこれを読んでいないので、
共感も何にもしていただけないという、淋しい結果であることに、気が付いた。
誰も…って、凄すぎない?

逆に言えば、
最近はあんまり、周囲に、
ブログやってますアピールをしていないってことなのですが…
それにしても、ここまで孤独な気持ちになるとは…(苦笑)。

観たいって、思って下さるお友だちも居るだけに、
余計に淋しいのです。

私が何とかできたなら!
…と言いつつ、自分は貪欲に観る私(苦笑)。
何だか、自分がちっぽけに思えて、これまた、悲しい気持ちになる…

そのくらい、
いい公演になってるって、思います。
今日は、初日映像が流れているようですが、
どんな映像なのかなぁ…。

その初日映像のことやら、お茶会でのことやらを交えながら、
次からは、
私目線で、具体的内容について、述べたいと思います。
観てなくても、面白く書けたらいいな。
(…希望?)

お茶会で、
最近一番感動したこと、に、
初日のことを挙げた蘭ちゃん。

変な緊張はなかったけれども、
走り気味に最後まで来て、
幕が下り、カーテンコールで、客席を観たときに、
ちゃんと出来たんだ…
という感慨に胸がいっぱいになった…
といったようなことをお話ししてくださったのです。

蘭ちゃん、
次の、最高の感動は、大楽だよね?
そこまで、どんどん、「昇って」いかれるのを…
私は、東京で楽しみにしています。

つい、聴いていました…

2010-09-06 07:16:49 | Weblog
新幹線の中では、ガッツリ寝るぞ!
と思っていたのに、眠れぬ朝です(苦笑)。

本当に、楽しみにしていた時間とは、
あまりにも、すごい勢いで流れていく…
土曜は、ゆっくりスタートしただけに、どんどん加速して、
夜いっぱいまで使っても、足りない時間…。

その昨日の、ぎっちり詰まっている予定の合間。
お昼ご飯を食べに、ふと思い付いてでかけたお店にて。

私が、一人、お店に入ると、
先に、二人連れのお客さんがいらして、
私は、少し離れた席に。

静かなお店で、低く流れるBGMと、
お料理を調理する音だけが響いていました。
お二人の会話を、聞こうと思ったわけではないのですが、
いや、しかし、途中からは、耳を澄まして聴いていたのは、事実。

お二人が、どうやら、バウをご覧になった、ゆーひさんのファンだったご様子で、
あまりにも、楽しかった、を連発されていたので、
私は、とても嬉しかったのです。

「もう、楽しかったから、出待ちしないで帰ろうかな…」
(えええっ、出待ちはしてくださいよ?)
「そうだよね。時間微妙だもんね。新幹線間に合う間に合わないだと落ち着かないし」
(あー、なるほど…)
「(全ツの)夜公演のチケットを持っていなかったら、サバキ待ちして、もう一回観たいところだわ」
(…!)

「作詞作曲とか、スゴかったよね。あれは、ファンだったら、嬉しいよね」
「ファンだったら、泣くと思う!」
(…確かに、そのとおりです)
「ホントに、私たちが観ちゃって、すみません、だよね」

思わず、
そんなことありません!
って、話に割って入りそうでした。
全ツの幕が明けたばかりのところで、
わざわざ遠征でいらしているのに、
梅田から離れたここまで、お時間を割いて観に来てくださって、
愛情たっぷりな眼差しで、舞台を観てくださって、
本当に有り難うございます!
って、言いたかった。

…けれども、
そんなことされても、ぎょっとするでしょうし、
気味が悪いでしょうし、
すんでのところで、思い止まったのでした(笑)。

ゆーひさんの愛する、組全体を愛しておられるので、
多分、はるばる、観に来られたのでしょう。
いろいろな子のよかったところの話をされて、
蘭ちゃんについても、頑張って欲しいと話しておられたのが、
何とも温かく…私は、半分泣きそうになりながら、
勝手に静かに感動していたのでした。

誰かに聞かせようという話ではなく、
興奮さめやらず、の語りであるだけに、
本当に、嬉しかったのです。

万が一、
この記述が、あのお二人の目に、触れるようなことがあったなら…
だとしたら、それこそ物凄いご縁だと思いますが、
盗み聞きしてしまって、本当にすみませんでした。

そして、
本当に有り難う、と、
強く強く言いたいのです。

私は、先に店を出ながら、
お二人にこっそり、頭を下げる思いでした。

まぁね…
私に頭を下げられても?というのはあるでしょうけれど(笑)、
私の、空いていたはずの時間までもを、
感動の時間にしてくださったことにも、お礼を言いたいのです。
…あくまでも、私の盗み聞きですが(苦笑)。


さて。
電話くんに向かっていれば、眠くなるかと思いきや、
熱い想いが甦り、却って目が冴えてしまったような。

…これ、会社で眠いんだろうな。
あーあ。

あとしばし、東京までの時間、
コンサートのことを、頭の中で整理してようかな。

まんまと死に損なう(笑)

2010-09-06 00:08:23 | Weblog
やっぱり、取り越し苦労でありました。
恐らくは、私が昨日見たのが、たまたま、なのでしょう。

いえいえ、目の前に来てくださっただけで、
十分な贅沢だったのです。

贅沢でも、見上げるだけならば、
死んでしまうことはありませんから…
とりあえず、死亡未遂でした。

ほっとしたやら、
拍子抜けしたやら(笑)。


拍子抜け、というのは、
蘭ちゃんの視線をGETすることが、まるでなかったからです。
ほら、近いから、逆に見ないなら、全く見ないのです。
離れてる時みたいに、10人まとめて撃ち殺される、という被害者にはなれないわけ。

まず、私を見てくださったのは、あきなちゃんでした。
口許に、ふと微笑みを浮かべて、目を合わせてくださった(照)。


私が、釣り針が下りてくるのを待ってるお相手、といえば、
もうお一人、ちーちゃんがおられます。

ちーちゃんも、時々、近くにいらっしゃるので、
私は、口をぱくぱくしながら、アピールする魚です。
ほら、ここ!
ここが、投げ入れるポイントですよ?
入れ食い、ですけど?

とはいえ、私は忙しい。
ちーちゃんが、私の目の前にいるくらい端っこだということは、
舞台上に蘭ちゃんも居るからです。
でも、目の前にちーちゃんが居るんだもん…そこは、ちーちゃんが優先では?

てな感じで、
キョロキョロキョロキョロ。
私の眼球運動たるや…(笑)。

おかげで、カスリ気味に視線が通ったのと、
目が合ったのと、
どちらも流し目系視線をいただいたのでありました!
ごちそうさまです♪


やぁ、やれやれ。
無事に、ちーちゃん願望が果たされたわ!
…とほくほくしながら、迎えた終盤。

舞台の反対側の端に居るちーちゃんを見つけ、
もう、ちーちゃんは来ないかなぁ…
と、何の気なしに見上げた、目の前。

あ……

大ちゃんの大きな瞳が、きらんと光を放ち、私をじっと見つめるのでした。
お互いに笑顔で、みつめあう、二人。

見事に、私の妄想通りになったわけですね。
私は、まるでオチみたいな出来事が、ツボにはまり、可笑しくてたまらない。

これ以上、私に無駄な時間を割かなくていいように、
大ちゃんが、こちらを見そうにない瞬間を狙って、
大ちゃんを見ることにしたのです(笑)。
次に目があったら、理不尽な笑いに陥る私を、大ちゃんに見せることになっちゃうし。
それもお気の毒じゃない?
失礼だ。


そんな感じで、私のすんごい席体験は、終わったのであります(笑)。
いやぁ…前の方で観劇するなんて、慣れないので、大変ですね。
もう一回の方の観劇の席は、
センターに程近い、最後列だったので、
むしろ、こちらの方が、見方をマスターもしていて、
たっぷり、咀嚼できたとも。

こういう席は、
舞台上の皆さんが、みんな目印的にみつめてくれるので、
一方的にみつめあう時間を楽しんだ次第(笑)。

いやぁ、幸せでした♪


明日は、朝から、東京へ出勤かぁ…。
あっという間だったなぁ。

ちゃんと内容のあるレポは、
また…。
すっかり、のびのびですが…。