はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

青と赤

2010-09-23 19:49:50 | Weblog
今日は、
さえちゃんを観に行って参りましたよ、ギャラクシーシアター。
ギャラクシーシアターって英語で書いてあるのを、お友だちが発見。
まぁ、違いない(笑)。

お写真は、
このお友だちとご一緒したお昼ご飯。
えーっと、ゴルゴンゾーラといちじくと、くるみが…
載っかってるピザを。


私が、オギタわーるどにお邪魔するのは、
先生の雪組の卒業ショー以来。
お芝居は…もっともっとお久しぶり。

チラシを見て、
知らないイケメンくんばかりが、わんさと写っていて、
女子は、まりこさんとさえちゃんと茜ちゃんだけだったのが、
逆に、かなり不安な気持ちにさせられてました。

どうしようかな。
休みがあれば、行ってみようかな?
…で、今日がお休みだったから、行ってみた次第です。


直前確保の席は、大変に素晴らしい席で、
とにかく、観やすかった。
なのに、途中、熟睡タイムが…酷い観客だよね、私。

目が覚めて、話についていかれなかったらどうしようかと思ったんですが…
恐らくは、おおよそ大丈夫だった…んだと思う。
だけど、その後も、危ないところがあったのは、どうしてだろう?
決して、つまんないわけじゃないのに。

私は、香水のかほりを感じたのですが、
あれは、舞台から漂ってるものではないのだろうか?
やや、エキゾチックなムードが漂うように…
躍り狂うBOYSの汗対策とかかと、私は思っていました。


そうです。
このBOYSは、みんながダンサーでした。
男の子っちゅうのは、それだけですごいなって思った。

跳べるし、、
長身の子ばかりで(決して小柄でない元男役相手にあの高さならば)、
ダイナミックだった。

"R"でいうところの服部メドレーでお目にかかったような振り付けを、
のっけっから、上半身裸で展開。
こういう振り付けは、身体のラインが見えた方が、よりダイナミックに見えるんだなぁ。

蘭ちゃんは、こんなふうなテイストを、
スーツで踊ったのです。
せめて、シャツ…
あるいは、なんちゃらレンジャー系のお召し物で踊ったならば……

なぁんて、
幕開きから考えていた私。
どこまでも、蘭ちゃんモードから抜けられないのか!

抜けられないのを判ってるから、
まだ花組を観に行っていないのです。
でも、そろそろ行かないとなぁ…


さて、
BOYSは、なかなかやる人材でいっぱいでした。
ああ、よかった。

歌については、全体的に音量が大きくて、
もう少し下げてくれた方が、歌詞を聴きやすいのに…
と思ったのは、自分の耳が弱いせいか、
席が素晴らしかったせいか。


茜ちゃんが、大層素敵でした!
顔が小さくって、素晴らしいスタイル!!
私は、暇さえあれば、ずっと彼女を観ていました。
芝居も…私、ああいう役が大好き。
それを、きっちりこなしてくださる芝居上手さん。

歌も素敵で、
BOYSに混じって、一人女子パートを歌ったりされても、
映える映える♪

胸元から取り出すピストル。
謎めいた空気。
微笑みとクール。
スーパー小悪魔…


まりこさんは、
元男役の杵柄を発揮する場面有り。
あれは、ちょうどいい加減でしょうね。
ファンが観たい、今のまりこさんなんじゃないかな。


さえちゃんは…
どうなんだろう…今のファンは、みんな、ああいうさえちゃんが観たいのかな?
私は…最後になるにつれ、違和感を感じはじめ、
なんとそのピークが、カーテンコールだったという…(笑)。

絵に描いたような、いい女。
男が欲しがるのを、物凄く納得させてくれます。
綺麗で、ナイスバディで…
あんな白シャツを、ウエスト絞らずに着ちゃってるのに、
肥って見えないし…違う意味でフェロモン放出してるのか?

優しくて、ふんわりしてるけど、
奥には真っ直ぐな強さも見えていて、
どこか儚げで、且つ、無頓着に色っぽい。
フェロモンと美人オーラを、控えめな表情で、
贅沢にまとっているのだ。

潤んだ瞳…
愛する人を失って、5年も経つのに、
でも、彼を想い続け、
彼の生存を諦めきれない気持ちと、
認めざるを得ない気持ちとの間に揺れながら、
健気に真っ直ぐ、抱えた傷の重さによろめきながら、頑張っている。

そりゃ、
こんな♪お姫さまに愛されたい♪でしょうよ?


ここからは、更なるネタばれですから、
これからご覧になる方は、ここまでにしといてくださいね。
続きは、観ない方と、もう観た方に読んでいただけたら…。


つづく。