はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

銀こひの感想文

2010-09-26 09:57:57 | Weblog
銀こひ班の皆さん、千秋楽おめでとうございます!!

…という訳で、私は昨日観せていただいて参りました。
心配していた?"R"病は、全く症状も出ず…
ワールドが違いすぎるのがいいのか、
蘭ちゃんが、ゆーひさんと絡んで芝居してることが、今まであまりにも少ないからか、
(だとしたら、何て理不尽な理由だろうか…)
とにかく、集中して観て参りました。


いやぁ…みーちゃん、ラブ!!
まずは、ここ。
先に観たお友だちたちは、「まぁ後半は上手かった」って、みんな言うのですが、
橘という人格を追って観ていると、
深い…みーちゃん!

プライド、プロ意識。
チャラさが無いし、ズシッとしてる。
往年の映画スターの風格とは、こうではないでしょうか…?
アイドルじゃないんですから…

ゆーひさんは、基本的路線は、変わってないんだと思う。
そりゃそうでしょう。
この短い間に、ゆーひさんの銀ちゃんへの認識がガラリと変わったら、
それこそ、前回は何だったんだい?ってことになると思う。

しかし、橘との対立は、
前回よりも、プロの火花の散らし合いになってるように思う。
前回は、男子のつばぜり合いみたいだったし、
悪いけれど、ゆーひさんが、橘を吹っ飛ばしてしまわないように加減してるように見えていた。
台詞は、叩きつけるんだけど、
芝居はぶつけきれなかった、印象。

でも…
今回は、叩きつけないで、
呼吸感で対立出来たり、
睨み合うだけで、すれ違うだけで、ぶつけ合える何かがあった。

同期の桜は、
そういうもんなんじゃないかしら。
お互いに肌で、相手の出方を感じていたり、
張り合っていたり…
そういう感じが、でているように思ったのです。

みーちゃんの巧さは、
決して発散系でないところにある。


そんなわけで、
ゆーひさんが、怒鳴り散らし過ぎてないのが、
私は、非常に観やすかった。
恐らくは、子分に、ちやちゃんがいるのもよくて、
ゆーひさんが、引っ張って、引っ張って、漕いで、漕いで、ってしなくても、
テンポもリズムも空気も作れるんだろうと。

怒鳴ってるようで、
120%の怒鳴りじゃない。
今回の方が、味わいを感じられる私がいました。


そして、すみ花ちゃんが、物凄く、洗練された役者さんになったんだなぁ…
と、しみじみ思った。
動き、立ち居振舞いがとにかく、綺麗。
「前回」があるから、はっきり見えることってあるんだなぁ。

前回は、ちょいと話題になった時期があった、
ちょっと綺麗な女優さんってイメージで観ていたんだけど、
今回は、超一流人気女優だったかのようなイメージでした。
モンシロチョウがアゲハチョウになったみたい。


…そろそろ、ヤスさんの話もしなくてはいけないでしょうね。
率直に言えば、
案の定…という部分と、
思っていたよりも、全然よかった部分と、両方ありました。

特に前半は……あまりのことに、
何だか哀しくなってきて、ぼうっと化粧室の列に並んでいました。
しかも、この行列が、物凄く長くて、
並んで用事を済ませ、席に戻るだけで、休憩は終わっちゃったんだけど、
その間、ずっともの悲しい気分だったのです。

案の定、だけど、
実際に目の当たりにするのは、想像してるより悲しいなぁ。


つづく。