はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

"R"ネタばらし語り♭♭

2010-09-11 00:01:04 | Weblog
♯RANJU

こちらでは、ショートバージョン。
休憩に、
「振り付けらしい、振り付けは、なかったけども?」
と、初見のお友だちに訊かれたりしましたが、
ここでは、前半だけなので…

そうやって、2回聴かせてくれる演出は、ニクいな(にやり)とは、思います。
でも、初見は、一気に最後まで聴きたかったかなぁ…。

珍しく、ネットをうろうろしてみたら、
ここでの客席の反応について、
全てを、剰さずに聴こうとする空気、
というような表現をされている方がいらして、
その客観的な視点に、ちょっと感動しました。
そういう感性は、素敵ですね!

私自身はといえば、
まさに、全身がスピーカーみたいになって、
五感総ての感度をMAXに上げて、
ありったけを感じ取ろうと必死で、
周りの空気について、感じてる余裕なんて、ありませんでした。

そして、
こう、必死になってると、
私は、あんまり泣かない(或いは泣けない)もんなのですが、
それでも、今回ばかりは…

バウでは、あんまりオペラグラスを使わないでおこうと思ったのですが、
最後列で観た時には、やっぱり我慢できなくなって、
たびたび、上げずにおられず…でした。

特に、この歌の時には、
最後列だと、私のオペラグラスでぎりぎり全身が入るか入らないかだったので、
ずっと上げて、観ていたのです。

全身で歌う、というのは、こういうことでしょう。
もともと、蘭ちゃんは、そういう傾向がある人だと思うのです。
歌だけじゃなくて、芝居もそうかな。

だから、アップばかりの映像だと、
表現が半分以下しか映らない。

そんな、蘭ちゃんが、文字通り、
「全身全霊」で、自分の思いの丈を込めて創った作品を、歌う…
メロディ、歌詞、振り、声、表情…
全部が、一つになって訴えかけてくるものに、
心揺り動かされるものは、とても深く…

オペラグラスで、全身をしっかり観られたその時には、
また、強く強く、感情が流れ込んでくるようで…
思わず、涙が頬を伝って落ちるのでした。

まさか、二回目以降でも、涙が落ちるなんて思わなかったなぁ!
だからって、別に、号泣するわけではないのです、私は。
割に、静かな涙。

号泣、と言えば、
舞台レポの、いりすくんのお話。
大ちゃんの指摘により、語られる秘話。

今回は、NOW ON STAGEが無いから、
せめて舞台レポがあってくれて本当に嬉しかった。
(逆転裁判の時には、こっちがなかったもんね。
淋しかったなぁ、あれは)

蘭ちゃんは、
素直に書きすぎてしまったから、
歌いながら、涙をこらえるのに必死なんだと仰るわけですが、
お稽古場で観た、いりすくんは、嗚咽するまで、号泣されたんだそうで。
それを見た、蘭ちゃんも一緒に泣いちゃったというお話なのですが…

いりすくんの感受性の強さ、というのか、
優しいのか、自分に重なる何かがあるのか、
普段の蘭ちゃんを見ていて、思うことがあったのか…

いずれにしても、
「奇跡的にピュア」
というフレーズを思い出さずにはいられない。

このエピソードを聞いて、
ああ、確かに、奇跡的にピュア、だなぁって実感したのと同時に、
蘭ちゃん、あなたもね?(にっこり)
と…
思ったのは、私だけでしょうか?


つづく。