はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

MRちゃんの初宝塚体験・1

2007-01-31 08:19:04 | Weblog
MRちゃんというのは、独特のワールドにお住まいの方です。
私の友達って、そんな感じの人が多いけど、彼女はその中でも…
そうね、待ち合わせなんかに、不安を覚えるタイプの方。
今回の観劇も、お誘いしながら、はらはらしてました。

一応、2日日程を用意して、「どっちがいい?」とお尋ねし、選んでもらった。それが、昨日でした。
が…。

日曜に、確認のメールを入れると、
会社の取締役会議が入った、間に合わないかも?
という雰囲気でした。

あちゃー、きたきた…!
なんて言うの?驚きはしないの。
最悪は、チケット劇場預けでもいい?
なんてメールしながら、果たして、初めて東京宝塚劇場に来るMRちゃんが、
チケット預けをキチンと受け取れるのか?
てか、劇場にだって辿り着けるのか???
とぼんやりと思うのでした。

だけど、こっちが慌てても、何もどうしようもないのが常なので、
MRちゃんが、かしちゃんにご縁があることのみをお祈り致しておりました。

だけどね、
目に浮かぶわけよ…MRちゃんが、改札で、
宝塚はどっちですか?
って聞いて、きょろきょろぱたぱたうろうろして、
で、違う道とか行っちゃうの!(笑)
笑い事じゃないんだけど、ちょっと、マンガのキャラみたいな絵が浮かぶんだもの。

ところが、昨日のかなり早い段階で、
会議が終わった、早退できる!
とメールが入った。
ああよかった。ホッと胸をなで下ろし、元気をもらいました。

昨日は、ウチの会社も、一人が休み、一人が遅刻…だったから、
私も定時に上がれるか?ってところで、てんてこまいだったの。
しかも、この休みと遅刻の理由が、社員旅行のパスポート申請のため!

すごく以前から読んで下さってる方は、覚えておいでかもしれませんが、
ウチの会社は、2月に社員旅行があります。
日程は、2/12を挟んだ数日間。
(これが発表になった時の話は…このブログを始めた頃に書いてあると思いますが、退団発表より後だったんだよね)
当然、ふざけるな!!!行けるかそんなもんっ!
と、暴れたのは言うまでもないですが、これまたあっさり、行かなくても許されました。
蓋をあけたら、行かない人、案外多かったし。

しかし、ここへ来て、まだ私を邪魔するのか?
と腹ただしいったら、ありゃしない。
パスポート?そんなもん、必要なのはわかっちょるんだから、
新年早々の暇な時期に取りに行っておかんか!
二人して同じ日に行くとは、お前ら、阿呆かっ!!
しかも前日に言い出すなんて、有り得ないっ!!
と、心の中で、脚蹴りを食らわせたことは言うまでもありません。
しかも、何故、火曜?
水曜日に行けばいいじゃん??
…と、どこまでも勝手な私。
勝手?…でも、ウチの会社、水曜日が暇な確率が一番高いんだよ?
うん、私、間違ってない!

しかし、絶対に時間に負けられんので、せっせと立ち回り、…としていたところに、MRちゃんからの朗報ですよ。
ああよかった。

私も、なんとか定時に会社を飛び出して、
日比谷に駆け付けました。
時間どおりです。
WBさんにチケットをお渡しするお約束もしていたので、
失礼ながら、WBさんも呼び出して…
しかし、MRちゃんからのメール。
10分遅れます
…と。

早退したのに遅刻?
なんだそりゃ??
いやいや、MRちゃんが10分の遅刻なら、上出来ですよ?
(ああ、ここで、無茶苦茶頷いてる友人たちの顔が浮かぶわ…笑)

で、WBさんと、しばし談笑。
WBさんは、昼をご観劇されて、大層堪能されたらしく、……
蘭とむが、蘭とむが…
と連呼されておいででした。(笑)
そりゃ、連呼もしますわね、だって日曜観た時には、
ショパンと運命の絡みが、更にヤらしくなってたんだもーん♪
貸切公演がすごい、とは聞いてたけど、
その評判?のおかげか、普段から、密着度アップされてきたの??って思った。
また、ショパンとジョルジュの後ろから狙って?る時の、
運命の誘うまなざしのすんごいこと!
まさしく、運命にコントロールされてる…っていうか、不思議な糸を感じるんだよねぇ。
かしちゃんの色気ってのも、ジョルジュとどうっていうより、
その絡み付いた運命の糸の中で、もがいてる…とか、翻弄されてる…とかいう種類の色気なんだなぁ。

ま、そんな話をしながら、
すっかりこの公演に嵌まっておいでのWBさんを見て、にやり。
ちゃんと昨日だって、お休み確保されての観劇だったんですものね♪
休めないって嘆いてらしたのに(笑)。
あと2回は劇場でお会いできますね!

さて、そうこうしていると、
ニット帽を被ったMRちゃんがやってくるのが目に入りました。
やっぱり、身柄を確保しないと安心できないので(苦笑)、これで、任務完了、といった風情。

WBさんとお別れして、MRちゃんと劇場に向かう。
ああ、ほらね。MRちゃんはきょろきょろして、
わぁ、すごい、ここにあるんだぁ!
…って、劇場入口も見えないところから、おっしゃる。
よかった、間に合って。

こりゃ、やっぱり一人じゃ無理だったよねぇ…。
と言ったら、ご本人も実にあっけらかんと、
うん、大変だったと思うよ。
と言って、けらけら笑っておられました。

つづく。