祝☆宙初日

今日から、宙組さんの公演が始まりました。
初日観劇レポって思ったんだけども…あんまり書けることがない！

お芝居は、基本的に大きな変更はありませんでした。
って…私が観たのが、向こうの公演の真ん中ら辺りだから、
私が変わった！って思っても、果たして東京からなのかわかんないんだよなぁ。

いつも思うことだけど、東宝の舞台は幅が狭いですね。
こないだまで、雪を観てた時はそこまで感じなかったんだけどな。
って、たいして観てないからかしら？（コラッ）
変更点はショーにありました。

天上の場面。
黄色い羽織り物が、白いロングコート風の被り物に変わってました。
裾は一直線ではなく、ギザギザに…ってなんていうんだろ？伝わるかな。
そして、ラインストーンの線描で飾られてるんだけど、
左の胸元は、それがよくみると鳳凰の頭になってました。
とても、美し格好いいの！
このお衣裳のお写真が出るのがとても楽しみ。
ちらちらと、裾や袖から見える、下に着ているお衣裳も、あの方が違和感が少ないと思う。
せり上がって来た時に、わぁ…！！と色めきだった。
そして、和音美桜ちゃんからのバトンタッチされて、
♪あ～～♪と歌うかしちゃんの気持ちよさそうな表情。
あそこだけでも、何回も観たいくらい。
とりあえず、今は脳内映像を何回も再生させてます（笑）。

「虹色の空」
メモランダムを観に行った時に書かなかったことに、
この曲で涙が出ない代わりに、胃が痛くなった…
ってのがあったんだけど（苦笑）、
今日は大丈夫でした。

観るので、聴くのでせいいっぱいで、脳は働かないらしく、
やっぱり涙は出ないんだけど…
かしちゃんの表情が、前回観た時と変わってるような気がする。
これは、初日の緊張感なのか、
毎回違うのか、
私の心理状態の問題なのか、……
はてまた、私の気のせいなのか…わからないけどね。
何がどうって言いにくいをだけど、
少なくとも、「有難う」と「ごめんね」が、
非常に強く強く感じたってことかなぁ。

ご挨拶も含めて、
かしちゃんは、これから流れてく時間を、
ぎゅっぎゅっと、固めて、
じゃんじゃん客席に向かって投げて来る…
その意気込みというか、力強さを感じた初日でした。
決して、昇華して行くのではなく、
一歩一歩、ザイルを使って、踏み締めて、
険しい山をがしがしと登って行くんだなぁって、思った。
最後まで、闘って行くのであろうかしちゃんの姿…
沢山胸に刻むことができたらいいな。。。


蘭とむくん。
これまた、メモランダム遠征の際に書かなかったこと。
それは、みっちゃんと二人の場面の、鬘。
なんと言っても、私は、ぽよーんとバネ運動してくれちゃう、
ゆる巻き縦ロールの鬘が大好き…
いやもはや、大好物と言った方がよいのだけど……。
このぽよーん、が、前に…お顔の左右を飾って、長めに一本ずつ下がってる図なんて、
拝んでしまうくらい、好きなのです。
もう、次の場面は放心状態ですとも！

残念ながら、初日遠征の際は、
前に下がった髪は、毛先が軽くくるんとしてるだけだった。
私は、心の中で念じました。
ぽよーんになりますように！

すると、
メモランダム遠征の時には、見事に私好みのぽよーん具合に大変身してるじゃありませんか！
やったぁ！！祈りが通じた！
……絶対違うけど。
でもいいの♪
だって、素敵なんだもの。

次に祈ったのは、
東京でも、ぽよーんでいてくれますように！

今日…ふふふ、それも叶っておりました。
万歳！
今日は、右が、どこかに引っ掛かっちゃったのかなぁ、
ぽよーんが崩れちゃってたの。残念。
明日は綺麗なぽよーんになってますように。
（明日って言っちゃうのがなぁ…いや、言えて幸せです。笑）

その後…

苦情を出した（笑）私の元に、
モバイル宝塚からメールが来ました。
直しました、今後はこんなことがないようにしますってコメントなんだけど、
サイトに行くと、確かに直ってました。
でも、謝罪の掲載とかは無し！
ちぇっ、はじめから正しかったみたいじゃん？
面白くないなぁ。

とにかく、ちゃんと「虹色の空」になったので、
安心して？皆様、投票して下さいますよう。
東京公演が終わってる組に対して、これからな宙は不利なんだよなぁ。
せめて、来月やってくれればいいのに…ぶつぶつぶつ。

あっそうそう。解説つけておくと、
「虹色の空」は、かしちゃんのファンへのメッセージソングです。
…って書くと、あああれかぁ！と思われる方もいらっしゃるのかな？
主題歌集CDにも入らないから、ちょっと苛々してます、私。


新春メッセージ。
あれから、家族の一瞬の隙を見て（笑）、強引に観ました。
トップさんたちのは、まとまっていて、夜中に放送がありました。
そっちは録画できてて、普通バージョンが…あれ？とれてない！
多分、かしちゃんについては同じ内容かな？と思うんだけど？？

お着物は、今月の歌劇誌で着ているのと同じかな？（私自身は歌劇を入手できてないので、定かではない）
ちょっと低いところから声を出しながら、一言一言ゆっくりと話してました。

何を喋っていたか？と言われると、この新春メッセージって難しいんだよね。
みんな、昨年の自分のお仕事を振り返り、一つずつコメントしていく感じだから。
まだ、東京公演が、と力強く語ったのが、かしちゃんらしくて、印象に残ってます。
それから…そう！
また、コンサートの千秋楽の感動について語っておられました。
そしてまたもや、私も、あの場に居られたことを、深く深く感謝したのでした。
本当に……。

一方るいちゃんは、劇場ロビーの階段に佇みながらという風情が可愛らしいんだけど、
あまりの一瞬でびっくり。
どうやら、娘役さんは、そういうものになってるみたいなんだけど…
かしちゃんを観るために、後ろから送って見た私は、
短すぎて、
早送りの間にるいちゃんが映ったのが分からなかったくらいでした。
るいちゃんは、退団者さんらしい感じで、しかも奥ゆかしく、
「わたくしごとながら、卒業公演となります。一公演一公演を大切に…」
というようなご挨拶。
ああ…と溜息が出ました。

そして、蘭とむ。
ゆっくり、少しほんわかしながらのトークが可愛いの。
徳川慶喜の役について、ちょっと言葉を選ぶ間があって、
いろいろな方のアドバイスをいただいて、
と。
うん、いろんな方…ね。
蘭とむの瞳に湛えられた光が、とても愛しいのです。
うんうん、青年館観に行かせていただくね。

蘭とむの次が音月さんで、
昨年も思ったけど（きっと昨年も蘭とむの後ろだったから観たのでしょう）、
ホントに上手に語る方だよね。
立て板に水！
きっと、ナンバー１なんじゃないかなぁ…？
……って、私って贔屓以外ほとんど観ないからわからないけど（笑）。
でも、素晴らしくて惚れ惚れしたのは、事実。
今年もよきものを見せていただきました！


さかのぼって。
大晦日は、さえちゃんが出ていた、「黄金の刻」の放送が、BSでありました。
これさぁ…私ね、何日か前に夢を見たのです。
録画し忘れて、出先で気付く夢。
「だって直前にFCから案内メール来なかったんだもの！」
みたいな言い訳しちゃってるの、夢の中で。
目が覚めて、ああまだ放送じゃなかったな、なんてそのときは思ったんだけど、
結構すっぱり忘れてたから、あれがなかったら、私忘れてたかも。
だって、本当にFCからの直前の案内って無かったもんね。

録画予約しつつ、まんまとリアルタイムに観始めたんだけど…あっという間に、寝ました。
ここのところ眠い病だったのもあるけど、とんでもないヤツだよね。
寝ちゃうなら出かけよう…と、テレビはそのままに、買い物に出かけました。

帰って来たらどうなってるかなと思えば、母が観ていました。
あまりにオペラ歌手が見事だし、ダンサーもすごいから観たけど…何これは？
という勢い。
まぁ、あたしは生で観たんだけどね。しかも、相当に前の席で（笑）。

母の感想は…
疲れた。
でした。なんだよぉ、私は生で観たから、お手洗いも行かないで観劇したんだぞ？

心配していた、さえ厨子王の血の涙はばっちりアップで映ってしまいましたね。
そして、常盤さんは…お芝居の感じは、やっぱりそのままに映ってました（苦笑）。
テレビ画面なら、って問題でもなかったか。

母の最後の一言。
さえちゃんは、いい仕事をしたね。
ええ、私もそう思う。
2006年のお仕事で、私が一番よかったと思うのがこれでした。

宝塚卒業しちゃうと、自分好みのお仕事をしてくれるとは限らないんだなってことを、
うんとリアルに教えてくれたさえちゃん。
さて…今年は……？？