悟空茶荘。
さえちゃんたちが座ってたのは、どの席なんだろう。
私は、朝録画再生したのに、店の情報だけ見て、そんなことまで考えてませんでしたよ。
各テーブルに、お湯を捨てる容器と、アルコールランプのコンロ？がセットされていました。
なんか、わくわくするね。
さえちゃんが飲んだのは、どのお茶だっけ？
記憶を呼び覚ます…ええっと、ぐんちゃんが飲んだのは、「ボウボウ茶」だったんだけど…？？？
みんなで、首を傾げる。
書かれてる解説なんかを読みながら、
しばらくメニューを見てたら、思い出しました。
あ、「ハクガキラン」だ！
偉いぞ、私♪(そうか？)
THちゃんは、はじめ、お湯注いで淹れるお茶は嫌だって、違うものをオーダーしようとしました。
えー、せっかく、こういうお店なのに、そりゃないでしょ？
聞いてると、お茶っ葉ってお茶が嫌みたいなので、
ぐんちゃんが飲んでた「ボウボウ茶」をおすすめしました。
お花中心だし…ほら、喉にもよさそうよ？
喉によい…が効いたみたいで、THちゃんはこれにしました。
あっそうそう。THちゃんは、朝ご飯を食べた辺りから、
結構元気になってきてましたよ。
Vちゃんはやっぱり、お花系のお茶を選んで、オーダー。
THちゃんとVちゃんは、ガラスのポットに淹れるお茶。
私は、台湾風(だと思うけど、違うかな？)の小さい急須と、小さい湯飲みが二つ。
片方は、香りを楽しむための…ね。
我が家にも、このセットがあることを思い出しました。
そうだそうだ、こないだ弟が中国土産に買って来た、最高級？…らしいお茶は、ああやって飲めばいいんだ！
と、ふと思い付いたりして。
「ハクガキラン」は品のよい烏龍茶でした(画像手前)。
1煎目が断然美味しかったなぁ。みんなにも、1煎めをお裾分けすればよかったって、後から反省。
2煎めから、自分で淹れるのだけど、2煎、3煎はちょいと失敗。
やっぱり、一度、温度を下げてゆっくり出すべき？
と思いついた4煎めは、まろやかな風味が戻って来た感じ。
「ボウボウ茶」は、お花の香りもするけど、漢方系の風味も少しありました。
THちゃんは、
「喉によさそう♪」
と、お気に召したご様子。
よかった、よかった。
お菓子が付くセットにしなかったんだけど、
ちょこっとお茶受けが付きました。
カボチャの種と、ドライマンゴーと、サンザシと。3人分が一つの皿にのってた。
Vちゃんは、カボチャの種が大好きなんですって。
そう聞いたTHちゃんは、黙って、カボチャの種には一切、手をつけずに、全部Vちゃんに譲ってあげてました。
私は、いくらかいただきましたが、
おそらく、Vちゃんは2.7人分は召し上がったのではないかと。
確かに、あのカボチャの種は、美味しかった。えぐみが無かったもんね。
一方、Vちゃんは、サンザシを指して言いました。
「これ、なんですか？」
えっ…サンザシって、知らない？
一時期嵌まって、サンザシを袋で買って、食べ漁ってたことがある私…（苦笑）。
お砂糖使って固めてあるから、食べ過ぎちゃいかんのだけど…でも、大好きなんだよなぁ。
そんな説明をしても、なかなか「サンザシ」という名称を覚えられないVちゃん（笑）。
小説とかで、出て来ない？…って言ったものの、何に出て来てたって私も言えないんだけど。
でも、チャレンジしたVちゃんは、お気に召したご様子。帰りにサンザシを買って帰ってた。
少しずつ食べるのは、身体にいいんじゃないかしら♪
アルコールランプコンロの上のガラスのポット(おかわりを淹れるお湯が入ってます)は、4回くらい交換してくれたかな？
お湯をさしてくれるよう言わなくてすむのが、ホントに快適だった。
勝手なペースで、ゆっくりすごせました。
行った時間が、本来お昼ご飯の時間だったのも、すいていてよかったのかも。
私たちは、たっぷり45分間はゆっくりしてました。
観光の予定が無かったら、もっと居たかもしれない。
また、誰かと来たいなぁと思いましたよ。
お店を出た私たち。
いくら朝食が遅かったとは言え、お腹がお茶でたぽたぽして無かったら、
きっと、食べまくってたでしょうね…だってここは中華街。
店先店先で、美味しそうなものがいっぱい売ってるんだもの。
せっかくなので、中華街のメインストリートにも出てみました。
「中華街って、広いんですね」
って言われたけど…そりゃ、ホントに華僑の街だからだと思うよ。
中華ストリートじゃなくて、街、なの。
私にとっては、これが普通。
神戸の中華街に行った時には、あっという間に通りが終わって、ホントにびっくりしたもの。
とりあえず、かし友の皆様にお土産を配りたかったから、お買い物して、
そして…肉まんくらい、食べて行かない？
ここで、ブタまんじゃだめなのよ、絶対に肉まん！
かつて、ここには、ブタまんなんて、無かったはずなのになぁ。
こしあんぎっちりの、あんまんと、
肉の具がぎゅっと入った肉まん。
これでしょ、やはり。
一人1個を囓りつつ歩くイメージでいたんだけど、
お腹はそんなに求めてないよね。
でも、どうしても食べさせたかったので、3人で一つ、買いました。
ちょっと甘い味付けの具。
そうそう、これが、横浜中華街の肉まんなんだわ。
3人で、交替で囓りました。
いや、その前に、肉まんを抱えるTHちゃんを激写してみた。
ほかほかの肉まんを両手で抱えるTHちゃんの、ほかほかの笑顔。
かぁわいかったなぁ。
ね、Vちゃん？
「私の写真なんかいいからぁ、他の人の写真を撮りなよ！」
って言うTHちゃん。
他の人…って、3人しか居ないんだけどねぇ…（笑）。
いいじゃん、いいじゃん、THちゃん、可愛いんだもん。
癒されるわ。
肉まんを囓りながら、私たちは中華街を出ました。
次に目指すは、元町だ！
…と思いながら、私は歩きはじめたつもりだったんだけど、なぁ……（笑）。
つづく。