「サザンカ」(山茶花)が、彼方此方で咲いています、冬の風物詩の一つです。
栽培種も多く、下図の様に花弁が細長い原種系のものも見られます。
「サザンカ」の名前は、「椿」を指す中国語の「サンサカ」が訛ったものとか、渡辺茂作曲、巽聖歌作詞の
童謡<たきび>にも詠われている冬の花です。
樹木の根元には、花弁が、一枚一枚ヒラヒラと散って積もっています、「椿」の花全体が、ポトリと落下するのとの違いです。
教科書にも載った此の童謡に関してのエピソードが、興味深いので載せてみました。
其の一つは、街角で焚き火をするのは、危険で、防火教育に悪い影響を与えるとして、消防庁の通達で
教科書に載せる場合は、焚き火の傍に水が入ったバケツを挿絵として描くよう指示が有った由
また、戦時中は、軍部からNHKに対して、焚き火は、空からの攻撃目標になり、落葉を燃やすのは
資源の浪費として、歌の番組を戦時の番組に変えさせたとか
歌詞の “しもやけおててがもうかゆい” を宣伝に使おうと、或る化粧品会社が、子供用ハンドクリームに
この作品の使用許可を巽氏申し出たが、辰巳氏は、教科書に載っている歌を宣伝に使うことを断ったとのこと
ツバキ科、ツバキ属、耐寒性常緑高木、日本原産、学名 Camellia sasanqua、英名 Sasanqua
別名 「イワハナビ」(岩花火)、「ヒメツバキ」(姫椿)
八重も ・ ・ ・
今の季節に相応しい名前の花、「ユキジョウオウ」(雪女王)を挙げてみました。
別名 「アロエ・アルビフローラ」、総状花序に釣鐘形の白い花を咲かせます。
其の白い花びらに薄緑色の筋が入ります、葉は、細長い線形で、白い斑点が付きます。
ユリ科、アロエ属、常緑多年草、マダカスカル島原産、学名 Aloe albiflora
白い斑が入った線形の葉が、「アロエ」の特徴を著わしています。
仲間の「キダチアロエ」(「キダチロカイ」) Aloe arborescens 等に比べても、花や葉が似ているところが有ります。
今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。
季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。
高原に冬の到来です、山も湖畔も白一色です。
尚、夜間は、不可視の場所が在ります。
今日(11/4)Live 映像を視たら湖畔の木は、葉を落として、山は雪で覆われていました。
<下図をクリックして御覧下さい>