
今日の “春の色” は、「プリムラ・ジュリアン」(Primula pruhonicensis Hybrids)と
「プリムラ・ポリアンサ」(Primula Polyanthus ) にしました。
両者、似た様な花で、区別が付き難く、最近では交配種も増えて、いっそう困難になりました。
一般に、「ポリアンサ」は、花茎を伸ばして花を咲かせ、「ジュリアン」は、株元に花を密生してロゼット状に花を咲かせると
していましたが、最近では、花径が(2~10cm)位で大輪の花を咲かせるのが「ポリアンサ」
小輪(2~5cm)位の花を咲かせるのを「ジュリアン」とするとか、草丈の高さは、両者ほぼ同じです。
調べてみると、「ポリアンサ」は、ヨーロッパ原産の「プリムラ・エラチオール」(P.elatior)、「プリムラ・ブルガリス」(P.vulgaris)
「プリムラ・ペリス」(P.veris)等との交雑種との記述が有りました。
亦、小型の「ジュリアン」は、「ポリアンサ」にコーカサス地方の「プリムラ・ジュリエ」(P.juliae)を
日本で交配して作出した記載した品種とか
サクラソウ属には、他に「ニホンサクラソウ」(日本桜草) Primula sieboldii
「プリムラ・マラコイデス」(オトメザクラ)P.malacoides、「プリムラ・オブコニカ」(トキワザクラ) P.obconica
「プリムラ・ビアリー」(ホザキサクラソウ) P.vialii 等が有ります。
サクラソウ科、サクラソウ属、耐寒性多年草(一年草)、ヨーロッパ原産(園芸種)、学名 Primula polyanthus
別名 「クリンザクラ」(九輪桜)、花色は、豊富でピンク、青紫、赤、橙、黄、白、混色したもの等々
下図は、青地に白い縞模様が美しい「プリムラ・ポリアンサ」です、「プリムラ・ポリアンサ´ゼブラブルー`の名前が付いています。
下図は、「プリムラ・ジュリアン」の薔薇咲き種です、薔薇の花の様な形です。
下図は、上から「ニホンサクラソウ」、「プリムラ・マラコイデス」、「プリムラ・オブコニカ」です。
下図も、5月頃に咲く「プリムラ・ビアリー」です、穂状に花を付けます、他の「プリムラ」とは、違った花の形です。<各画像は、クリックで拡大します>
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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。
季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。
尚、夜間は、不可視の場所が在ります。
休日等には、湖畔での結婚式の様子も視ることができます。
高原は、すっかり雪化粧をしています、寒い寒い冬の到来です。
<下図をクリックして御覧下さい>