冬の陽に、「ダイヤモンド リリー」(「ネリネ)」が輝きます。
題名の通りヘッダーには、ピンクの「ダイヤモンドリリー」を掲げました。
南アフリカ原産の原種から改良した園芸種が数多く、花の色も白、黄、ピンク、紅色、濃赤色と
豊富なようです、散形花序に10から20個の花を咲かせ、花びらの形が違う種類も有りました。
ちなみに、ヘッダーに掲げた種類は、花弁の縁に襞が有る Nerine humilis です。
「ダイヤモンドリリー」の名前の由来は、陽に当たるとダイヤモンドの様に光るからとか
似た花に、「ヒガンバナ」、「ショウキラン」、「キツネノカミソリ」等の
「リコリス」(Lycoris spp.) が有りますが、「ネリネ」とは別種のとのことです。
ヒガンバナ科、ネリネ属、半耐寒性球根、南アフリカ原産、学名 Nerine Hybrids
英名 Nerine (ネリネ)、Diamond lily (ダイヤモンドリリー)
多彩な花色と花弁の形状です。
「アッサムニオイザクラ」(ルクリア)が香ります、「匂い桜」の名前の由来です。
勿論、「桜」ではないのですが、花が長く咲くので “散らない桜” の異名が付いていました。
五弁のピンクの花が、花の少ない冬の彩です。
5度位で越冬できますので、冬は、室内に取り込んで楽しみます。
アカネ科、ルクリア属、半耐寒性常緑低木、インドアッサム、ヒマラヤ地方原産、学名 Luculia pinceana
次の “ピンク色” は、「コウテイダリア」(皇帝ダリア)の花です、“皇帝” 然として冬空に聳え立ちます。
茎が木質化して、5~6メートルもの高さになりますので、別名 「コダチダリア」(木立ダリア)とも
キク科、ダリア属、多年草、メキシコ原産、学名 Dahlia imperialis 、英名 Tree dahlia
八重咲きの種類も有って、花弁の形に依り、多数の品種名が付いています。
八重の「皇帝ダリア」も濃艶で見応えが有ります。
次のピンクは、「トラデスカンチア・シラモンタナ」の花にしました。
寒い季節に向ってか、柔らかい綿毛が葉を覆っています、「ムラサキツユクサ」の花に
似ていて、観葉植物の「トラデスカンチア」の仲間です。
ツユクサ科、トラデスカンチア属、常緑多年草、学名 Tradescantia sillamontana 、メキシコ原産
別名 「ホワイトベルベット」、「シラユキヒメ」(白雪姫)、どちらも、白い綿毛を著した命名です。
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今年の「タイワンスズメウリ」の実は,未だ、濃い緑色です。
赤く熟すのを待っています。
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