花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

夏、キク科の花(1)

2023-06-02 | 植物 花

初夏の季節にキク科の花は、馴染まないかな ・ ・ ・ でも綺麗な花が、沢山!!。

今日は、「アーティチョーク」、「カルドン」を挙げます。

最初は、「チョウセンアザミ」朝鮮薊の異名を持つ「アーテチョーク」です。

< 「アーテチョーク」>

大きな紅紫色の頭状花が目立ちます、蕾のうちは、総包片が、覆い被さります。

此の萼や蕾の芯が茹でて食用にするとか、食べた経験は、無いのですが ・ ・ ・ 

また、羽状の葉は、1m にもなる大きなものです。

次に載せる同じキク科の「カルドン」に似た花を咲かせますが、重り合った萼には棘が無く、先端が、滑らかです。

野生の「カルドン」の改良種とのこと、蕾、茎を食用にすることで知られています。

特に、ヨーロッパでは、食材として多く利用されているようです。

「朝鮮薊」の “朝鮮” は、朝鮮原産の意味ではなく 、“外国から入って来た” 意味とのこと

他にも、名前に “朝鮮” が、付いて朝鮮原産でないものが、相当有ります。

キク 科、チョウセンアザミ属、多年草、地中海沿岸原産、学名 Cynara scolymus

英名 Artichoke 、Globe artichoke、因みに、学名の Cynara は、ギリシャ語で犬を

Scolymus は、棘を意味するとか、葉柄の棘々が、犬の歯に似てからとのことですが

総包片も鋭い棘が全体に生えて痛々しい感じです。

棘は、「アーテチョーク」の原種とされる「カルドン」(Cynara cardunculus)の方が鋭いです。


「アーティクオーク」の蕾、葉は、次の「カルドン」の蕾、葉に比べれば滑らかな表面です。

<「カルドン」>

青紫色の「アザミ」に似た花を咲かせます、萼に鋭い棘が有ります。

野菜として、古代ギリシャ、古代ローマ時代から栽培していたとか、今でも、イタリア、スペインでは

種々の料理の材料としている由、「アーティチョーク」の野生種とのことですので頷けます。

「アーティチョーク」の様に、蕾や茎を食べるのは、同じだとか

一見、刺々しいので、「アーティチョーク」の様に食べられるのかと思うのですが

認識不足でした、料理法が多数載っていました。

キク科、チョウセンアザミ属、耐寒性多年草、地中海沿岸原産、学名    Cynara cardunculus 、英名   Cardoon


葉も花と同様、刺々しい姿です。

総包片に鋭い棘が生えています、「チョウセンアザミ」と違う点です。

 

 

今日の<蝶に生る>シリーズは、蛹の色の変化が視られず、羽化が、未だ先の様子なので

昨年の青虫の頃の面白い仕草を載せてみました、叩くと角を出す様子です。

外敵から身を守る為に、的を威嚇する手段とか、感心です。

 


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