goo blog サービス終了のお知らせ 

花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

初夏、白色(1)

2017-06-12 | 植物 花

今日の白色の花は、「オオシロソケイ」、「ギンバイカ」、「ナツツバキ」です。

<「オオシロソケイ」(大白素馨)>

 

「エンジェルウィング(”天使の羽”)ジャスミン」の名前も付いた 花で、大きく羽を広げた様な形です、清々しい感じがします。

花冠が、深く10枚位に裂けるので、羽、風車の形になります、芳香が有るので、香りが辺りに広がります。

光沢が有る葉が、純白の花を浮き立たせます。

モクセイ科、ソケイ属、蔓性常緑小低木、パプアニューギニア アドミラルティ諸島原産

 学名 Jasminum nitidum、別名「スタージャスミン」(Star jasmine

「ジャスミナム・ニティドウム」、「ウインドミル ジャスミン」(Windmill jasmine)等々

 
 
 
 

次は、「マーテル」の花です。

「梅」の花に似た花で、別名「ギンバイカ」(銀梅花)の名前の由来になっています。

特徴的なのは、五弁の花弁より長く雄蘂が突き出ていることです。

葉には「ユーカリ」に似た芳香が有ります、秋に、黒紫色の果実を実らせます、食用になります。

同じフトモモ科の「フェジョア」の花にも似ているところが有ります。

フトモモ科、ギンバイカ属、半耐寒性常緑低木、地中海沿岸原産、学名 Myrtus commnis

英名 Myrtle、別名「イワイノキ」(祝いの木)、「ギンコウバイ」

「祝いの木」の名前は、結婚式の飾りに使うからとか、また、スウェーデンでは、女の子が生まれると

「マートル」の木を植える習慣が有って、やがて、花嫁になる時に、此の木の葉や枝で髪飾りを作って祝うとのこと

日本では、「桐」の木を植えて、嫁入り道具のタンスを作るのに似ています。

 

 亀吉

 秋には、下図の様な実が ・ ・ ・ 食べられます。

「ナツツバキ」(夏椿)も白い花を咲かせました。

この花も清楚で涼しげな花です、花径が5cmと大きく、雄蘂が黄色で目立ちます。

夏には、ピッタリの花の姿で、涼しさを感じさせてくれます。

樹皮が剥がれ易く、現れる木肌には、薄緑色や赤茶色などの文様が面白いものです。

「シャラノキ」(沙羅の木)の名前で、寺院などの庭でよく見かけますが

日本には無かった仏教の聖樹の「サラソウジュ」(沙羅双樹)に擬した物とのこと

一日花で残念ですが、”沙羅双樹の花の色” の言葉の通りでいいのかも

ツバキ科、ナツツバキ属、落葉高木、日本原産、学名 Stewartia pseudocamellia 、英名 Japanese stuartia

 



<各画像は、クリックで拡大表示します>


この記事についてブログを書く
« 今、シソ科の花 | トップ | 初夏、白色(2) »