花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

マメ科2種

2018-07-09 | 植物 花

「タチアオイ」(立葵)の季節も過ぎました、暑い暑い真夏の到来です。

此の時季のマメ科の花3種「ロータス・ヒルスタス ’ブリムストーン’ 」と「タンキリマメ」を挙げました。

<「ロータス ヒルスタス ’ブリムストーン’ 」>

初夏、淡い黄緑色に染めてい若葉も緑色に変わり、白く小さな花を咲かせています。

葉は、三出複葉、細い毛が密生しますので、葉の色は、シルバーグリーンが相当するかな

花と供に葉を愉しむリーフプラントとして、愛用されています。

'ブリムストーン’は、多種類が有る「ロータス・ヒルスタス」の中の園芸種になります。

<プリムストーン>は、<硫黄>の意味ですから、若葉の淡い黄色を指すようです。

マメ科、ドリクニウム(旧ミヤコグサ)属、常緑亜低木、地中海沿岸原産

学名 Orycnium hirsutum 'Brimstone'=Lotus hirstus 'Brimstone'

別名「ドリクニウム ヒルスッス ’ブリムストーン’」、尚、「ロータス」は、旧学名からとか


 次のマメ科の花は、「タンキリマメ」(痰切り豆)の花です。

<「タンキリマメ」>

総状花序を出して、10数個の蝶型の花を咲かせます、花色は、淡い黄色でマメ科特有の形をしています。

葉は、3出複葉で、小葉は、厚みが有ります、葉脈が目立つ葉で、「クズ」(葛)の葉に似ています。

萼には、褐色の毛が生えています。

花が終わると、漆黒の種子が2個入った豆果ができます、鞘には、毛が密生します、赤紫色に熟して裂けますが

種子は、暫く鞘に着いて離れないのも面白いものです。

似たものに、「トキリマメ」(吐切り豆)が、有りますが、葉の形の違いで区別出来ます。

種子に痰を切る薬効が有るのでこの名前が付いたとか

マメ科、タンキリマメ属、蔓性多年草、日本、朝鮮半島、中国、台湾に分布、学名 Rhynchosia volubilis 

別名「キツネマメ」、「ウイロウマメ」


秋、鞘の色が、一層鮮やかになります、2個の種子が入っているのが分かります。

鞘が弾けて、黒光りする種子が、現れますが、暫くの間、鞘に着いた儘です。

 <各画像は、クリックで拡大表示します>


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