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<中部>セントレア開港1周年

2006-02-17 | フライト
<コメント>
中部国際空港(セントレア)が本日、開港1周年を迎え記念行事が開催されました。昨日の神戸空港開港に話題をさらわれた形となりましたが、事故もなく無事1周年を迎えられました事、航空ファンにとって大変嬉しい事です。
神戸空港開港で、「25キロ圏内に3つも空港がいるのか?」と話題になっていますが、この中部地区も例外ではありません。静岡空港が2009年3月開港します。本当に必要なのでしょうか?10何年も前、決定してしまったから仕方が無く開港させる!のでは、税金の無駄遣い以外言い方がありません。本当に採算、大丈夫ですか?

(共同通信) - 2月17日12時35分更新
 開港から1周年を迎えた中部国際空港の旅客ターミナルビルで17日、空港会社の平野幸久社長や武田洋樹空港長ら約80人が出席し、記念セレモニーが開かれた。
 平野社長は「(今後は)長距離線の誘致に取り組み、利便性や経済性に優れた顧客満足度の高い空港を目指す」とあいさつ。姉妹提携しているドイツ・ミュンヘン空港会社のペーター・トラウトマン最高執行責任者らとくす玉を割って、1周年を祝った。
 ビル4階のイベントプラザでは、高さ約4メートルある空港のマスコット「なぞの旅人フー」のモニュメントが完成。愛知万博のマスコット「モリゾー」と「キッコロ」も駆けつけ除幕式が行われた。
 1階には、愛知万博のトヨタグループ館で人気を集めたロボットや近未来車「i-unit(アイユニット)」を展示するコーナーもオープン。空港内はイベントの見物人で、ごった返した。

<那覇>神戸空港開港記念行事

2006-02-17 | フライト
<コメント>
神戸空港開港記念行事が那覇で昨日(16日)開催されました。また神戸からの就航地では、受け入れ歓迎行事が開かれているようす。
離発着回数54回でスタートした神戸空港。増便の要望もあるようですが、国から認可されている回数は60。あと6回離着陸しか増便できない。それはあまりにも狭すぎる大阪湾上空の空域のためのようです。
神戸空港を開港し、大阪伊丹空港を閉鎖する!という案はいったいどこに行ってしまったのでしょうね?本当にこの25キロ圏内に3つも空港が必要なのだろうか?と改めて思ってしまいます。
空の安全だけは、くれぐれもお願いします。

<関連記事>
(琉球新報) - 2月17日10時6分更新
 神戸空港が開港したことを記念して16日、那覇市の元麻布ギャラリーおきなわで「ちゅらの海に挿ける 嵯峨御流いけばな吉田泰巳(ひろみ)展」(兵庫・沖縄友愛運動県民の会主催)が始まった。19日まで。
 会場には月桃やアマリリスなど沖縄で自生している植物を、吉田・華道嵯峨御流神戸司所長が生けた作品約20点が展示され、器にはすべて琉球ガラスが使用されている。吉田司所長は「兵庫と沖縄のつながりは古く深い。この生け花展が両県のきずなに少しでも協力できれば」と話していた。

 また空港開港と同展開催を祝い神戸泡盛の会(宮崎秀紀会長)の第30回例会が同日夕方、那覇市西のロワジールホテルオキナワで行われた。同会は2000年に結成され、年に6回例会を開いているが、沖縄での開催は初めて。神戸空港から一番機で来沖した宮崎会長は「今後も両県の触れ合いを深め、広げたい」とあいさつした。会場には兵庫や沖縄の泡盛愛好家や酒造関係者など約130人が集まり、泡盛談議に花を咲かせた。

(毎日新聞) - 2月16日17時24分更新
 神戸空港(愛称マリンエア)が16日、神戸市のポートアイランド沖に開港した。午前7時19分、雲の垂れこめる滑走路を満員の乗客を乗せた1番機の羽田行き日本航空ボーイング777が明石海峡方向に向かって離陸。ミナト神戸に空の玄関が加わり、関西3空港時代が幕を開けた。
 国内空港では97番目、建設、運営とも市が手掛ける初めての空港で、総事業費約3000億円の返済問題など重荷も背負っての開港となった。
 午前5時50分、搭乗客や関係者でごった返す旅客ターミナルビルの出発ロビーで開港式があり、神戸市の矢田立郎市長が「ここに神戸空港を開港する」と宣言。大きなトラブルはなかったが、荷物検査などに時間がかかり、各社の第1便出発が4~14分遅れた。
 神戸空港は、神戸の中心・三宮の南約8キロの海面を埋め立てた空港島(272ヘクタール)に建設され、2500メートルの滑走路が東西に延びる。運用時間は午前7時~午後10時で、地方自治体が運営する3種空港では最長。日本航空、全日空、スカイマークエアラインズの3社が東京や札幌、沖縄など7路線に27便(往復)を就航させ、年間約319万人の利用を見込む。
 空港建設計画は1946年の「市復興基本計画要綱」に登場。73年、騒音問題を抱える大阪(伊丹)空港に替わる神戸沖空港受け入れを神戸市がいったん拒否した後、95年度の政府予算に着工準備調査費が計上された。95年1月の阪神大震災で「大規模開発より復興」の声が強まり、建設の是非を住民投票で決めるよう求めた98年の直接請求には約31万人の署名が集まったが、市議会は住民投票条例案を否決。市と市議会は「建設に市税を投入しない」との条件をつけて建設を進めた。
 開港日は、世界の航空関係者に航空路を知らせる航空路誌(AIP)の発行日に合わせた。【大川泰弘】

(毎日新聞) - 2月16日16時1分更新
 ◇騒音などで空域制約、3空港競合
 神戸市が運営する神戸空港が16日、開港する。神戸の中心部・三宮から南に約8キロという立地が評価され、需要面での前評判は高い。1日に27便の航空機が就航し、年間約2万回の航空機発着を予定している。ただ、制約が多い空域を持つため、今後の増便はわずかしか認められていない。
 神戸空港の上空は、関西国際空港発着便が飛ぶ過密な空域で、神戸を発着する航空機は騒音の関係などから、神戸市や淡路島の上空を飛べず、明石海峡上空に集中する。神戸の発着能力について神戸市空港整備室は「発着回数は国土交通省から言われているのは1日に30便。あと3便しか増やせない」と説明する。
 今後、新しい路線開設などで増便するには、関空便の発着を抑えるなど調整が不可欠だが、国交省航空局は「空域を考慮した結果が、30便という数字。新しい管制方式の導入など環境の変化がないかぎり、30便を超える発着は難しい」と話しており、大幅な路線拡充は既に困難な状況にある。
 神戸空港に就航する日本航空、全日空、スカイマークエアラインズのうち、日航の2月の予約率は約67%に上るなど、需要の見通しは好調だ。神戸に乗り入れる航空機は中小型機が中心で、日航や全日空は今後の需要の進ちょくを見て、大型機への変更も考慮するという。しかしスカイマークは着陸料や燃料費節約の観点から、使用する航空機を中型機に統一しており、需要の増加には増便で対応するしかない。西久保慎一・スカイマーク社長は「(神戸空港の需要は今後)倍増すると思う。需要が好調なら増便して対応しないと」と話すが、市空港整備室は「増便は国交省にお願いしないことには何とも言いがたい」という。
 半径25キロ圏内に3空港が隣り合う関西の空。神戸空港は開港前から「足かせ」に悩んでいる。【坂口雄亮】