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[管制ミス]あわや大雪山系に激突!

2010-10-28 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
 通常では高度を落としてはならない空域で管制から降下の指示があり、パイロットは指示通り降下を開始。視界が悪い中での降下中、対地接近警報装置(GPWS)がけたたましい警告音を出し、危険を察知したパイロットが1万フィートへ上昇。激突を回避した。
今回、なぜこのような指示が出されたのか?

 間違った指示を出した管制が今回の原因に違いないのですが、パイロットはなぜこの場所での降下に疑問を抱かなかったのか?
指示に疑いを持つ事が良いとは思えないが、少しでも疑問を感じたなら聞き返す行動をとって頂きたかったと思う。

 なぜ? を繰り返し考え、今後このような重大インシデントが発生しないしくみを至急作り徹底して頂きたい。



全日空系機の異常接近、管制官が誤った指示 読売新聞 10月27日(水)21時36分配信

 国土交通省は27日、北海道・旭川空港に着陸するため、大雪山系の山間部を旋回中だった全日空系のエアーニッポン機(ボーイング737―800型機、乗員乗客57人)が26日午後、管制官の誤った指示で地表に約520メートルまで異常接近していたと発表した。

 同山系は標高2000メートル級で、周辺空域の最低誘導高度は3048メートル(1万フィート)だったが、管制官は同機に対し高度1524メートル(5000フィート)に降下するよう指示。同機は雲の中を降下中、対地接近警報装置(GPWS)が作動し、乗員が機体を急上昇させて衝突を回避した。

 運輸安全委員会は27日、視界不良での運航で、事故につながりかねない「重大インシデント」に該当するとして調査に乗り出した。けが人はなかった。


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