<コメント>
しばらく安全に飛行していたと思われていたボンバルディア社製DHC8-Q400型機(※写真は同型機で事故機ではありません)ですが、ドイツでまた車輪のトラブルで胴体着陸事故が発生しました。国土交通省は24日、前脚ドア開閉機構のばねと留め具について、目視点検と非破壊検査を行うよう航空各社に指示しましたが、どうもイタチごっこ。
最近は、車輪まわりのトラブルが多い当該機ですが、それ以外にも電気系統などのトラブルも多い。いつまでこの機材を飛ばし続けるのか、航空各社の安全に対する企業姿勢に期待したい。
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<関連リンク>
ボンバルディア社
ボンバル機“視界不良” ドイツでまた胴体着陸事故 9月26日8時2分配信 産経新聞
今年3月、高知空港で前輪が出ず胴体着陸したカナダ・ボンバルディア社のDHC8-Q400型機が、ドイツでまた胴体着陸する事故を起こした。同型機は経済性に優れ、国産旅客機YS-11の後継機として主要国内線で就航してきたが、海外で主脚破損事故が相次ぎ、25日には鹿児島県・沖永良部空港でも不具合が起きた。「トラブルの多い機体」と利用者や関係者に不安が広がっている。(水野拓昌)
同型機は21日、ドイツ・ミュンヘン空港で前輪が出ず、胴体着陸した。国土交通省は24日、前脚ドア開閉機構のばねと留め具について、目視点検と非破壊検査を行うよう航空各社に指示した。
国内では全日空グループ2社が14機、日本航空系列の日本エアコミューター(JAC)が10機を保有。高知空港の事故を受けてこまめに非常操作での作動点検を行ってきたこともあり、点検指示による運航への影響はなかった。
一方、同型機は9日にデンマーク、12日にリトアニアで主脚破損事故を起こし、ボンバルディア社が各国の航空会社に緊急点検を要請。同省も着陸回数が多い機体の詳細点検を求める耐空性改善通報(TCD)を出し、12~17日に計140便が欠航した。追加指示により25日もJAC4便が欠航、大きな影響が出た。
6日間で85便欠航したJACは「利用者に迷惑をかけたのは不本意だが安全を優先させた」(総務部)。高知空港の事故を経験している全日空は「その後はトラブルも減り、安全性回復が認められていると思った矢先だった」(広報室)と当惑している。
ボンバルディア社のトッド・ヤング副社長は14日に記者会見し、「利用者に心配をかけ、心苦しく思っている」と陳謝した。それでも業績への影響は小さいとの自信を保っている。
同型機はプロペラ機としては最高水準の巡航速度(時速約670キロ)を誇り、騒音も小さい。ジェット機に比べて燃費効率が良く、「原油価格の高騰も背景にあり、価値は持ち続ける」(広報担当者)とみているからだ。
だが、航空関係者の間では「トラブルがやや多い」と不安視する声も。以前にも計器の異常などトラブルによる欠航があったという。
しばらく安全に飛行していたと思われていたボンバルディア社製DHC8-Q400型機(※写真は同型機で事故機ではありません)ですが、ドイツでまた車輪のトラブルで胴体着陸事故が発生しました。国土交通省は24日、前脚ドア開閉機構のばねと留め具について、目視点検と非破壊検査を行うよう航空各社に指示しましたが、どうもイタチごっこ。
最近は、車輪まわりのトラブルが多い当該機ですが、それ以外にも電気系統などのトラブルも多い。いつまでこの機材を飛ばし続けるのか、航空各社の安全に対する企業姿勢に期待したい。
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ボンバル機“視界不良” ドイツでまた胴体着陸事故 9月26日8時2分配信 産経新聞
今年3月、高知空港で前輪が出ず胴体着陸したカナダ・ボンバルディア社のDHC8-Q400型機が、ドイツでまた胴体着陸する事故を起こした。同型機は経済性に優れ、国産旅客機YS-11の後継機として主要国内線で就航してきたが、海外で主脚破損事故が相次ぎ、25日には鹿児島県・沖永良部空港でも不具合が起きた。「トラブルの多い機体」と利用者や関係者に不安が広がっている。(水野拓昌)
同型機は21日、ドイツ・ミュンヘン空港で前輪が出ず、胴体着陸した。国土交通省は24日、前脚ドア開閉機構のばねと留め具について、目視点検と非破壊検査を行うよう航空各社に指示した。
国内では全日空グループ2社が14機、日本航空系列の日本エアコミューター(JAC)が10機を保有。高知空港の事故を受けてこまめに非常操作での作動点検を行ってきたこともあり、点検指示による運航への影響はなかった。
一方、同型機は9日にデンマーク、12日にリトアニアで主脚破損事故を起こし、ボンバルディア社が各国の航空会社に緊急点検を要請。同省も着陸回数が多い機体の詳細点検を求める耐空性改善通報(TCD)を出し、12~17日に計140便が欠航した。追加指示により25日もJAC4便が欠航、大きな影響が出た。
6日間で85便欠航したJACは「利用者に迷惑をかけたのは不本意だが安全を優先させた」(総務部)。高知空港の事故を経験している全日空は「その後はトラブルも減り、安全性回復が認められていると思った矢先だった」(広報室)と当惑している。
ボンバルディア社のトッド・ヤング副社長は14日に記者会見し、「利用者に心配をかけ、心苦しく思っている」と陳謝した。それでも業績への影響は小さいとの自信を保っている。
同型機はプロペラ機としては最高水準の巡航速度(時速約670キロ)を誇り、騒音も小さい。ジェット機に比べて燃費効率が良く、「原油価格の高騰も背景にあり、価値は持ち続ける」(広報担当者)とみているからだ。
だが、航空関係者の間では「トラブルがやや多い」と不安視する声も。以前にも計器の異常などトラブルによる欠航があったという。