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<携帯電話>注意され乗客逆上、JAL機遅れ/鹿児島発東京行き

2006-02-27 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
どんな重要なメールを打っていたのか、知る由もありませんが、これはエチケットやマナーの段階ではなく、「乗客の生命に関する重大な事件」で、絶対にゆるされるものではありません。自己中心的な考えを持つと「自分一人だけなら大丈夫だろう」などと勝手に思う輩がおりますが、航空法を運用してでも諭す事が大切と思うのです。
また今回のトラブルで実際に約1時間無駄になったわけで、運行に関する人すべてに関わるものです。乗客は274人でしたが、関係者含めると数千人に上ります。
私は時間採算を意識し仕事をしておりますが、例えば1時間3,000円の費用が発生するとした場合、被害を被った人が1千人とすると何と3,000,000円となります。この発生したものに対し、当事者に請求をしても何らおかしくない事だと思います。そしてその費用は、「安全」や「空港内福祉」に当ててはどうでしょうね。

(報道より)
 鹿児島空港で24日、離陸準備に入った羽田行き日本航空(JAL)機内で携帯電話の電子メールを作成していた男性客が客室乗務員に注意され逆上、説得のため56分遅れで出発していたことが25日、分かった。
 同社によると、午前10時45分発1864便。離陸のため滑走路に移動中、乗務員が携帯電話を使っていた30代の男性を見つけ注意。男性は腹を立て、座席から立ち上がり乗務員を追いかけてきたという。
 乗務員が再度やめるよう注意しても聞かず、暴言を吐いたりつばを吐きかけるなどしたため、機内アナウンスで説明した上、いったん引き返して搭乗口で説得。男性が使用しないことを約束したため、あらためて出発した。同機には乗員・乗客274人が乗っていた。
 同社は「機器に影響を及ぼす恐れがあり、他の乗客にも迷惑になる。機内ではマナーを守ってもらいたい」としている。

※写真の携帯電話は実際に使用された機種ではありません。