flight2005

航空機関連の情報をアップしています。今日もナイスなフライトをお願いします。

説明なく「タッチアンドゴー」

2005-07-28 | 事故・事件・トラブル
既に各ブログでこの話題が出ていますが、一応「フライトブログ」なので、記録として掲載いたします。

-----ここから-----
 日本航空の旅客機が、着陸態勢から急激に離陸する「タッチ・アンド・ゴー」を行って着陸をやり直したにもかかわらず乗客に説明がなく、精神的ショックを受けたとして、水戸市の弁護士と友人の会社役員2人の計3人が、日本航空を相手取り、計600万円の損害賠償を求めて水戸地裁に提訴した。

 訴状などによると、弁護士らは2001年4月27日、成田発の韓国・釜山行き日本航空957便に搭乗。釜山の金海国際空港に着陸する際、機長は一度ランディング・ギア(着陸脚)を滑走路に接触させたが、管制塔の許可を得ていなかったため、タッチ・アンド・ゴーを行い、上空で転回して着陸したとしている。

 弁護士らは帰国直後、訴状を準備したまま提訴を見合わせていたが、同社で不祥事や航空機のトラブルが続いていることから今月8日、「警鐘の意味で提訴した」という。

 同社広報部は「タッチ・アンド・ゴーの記録が残っているかどうかについては答えられない。その他についても訴状が届いたばかりで、コメントできない」としている。

(2005年7月27日14時46分 読売新聞)
-----ここまで-----
この弁護士らは「警鐘の意味で」とコメントしているようだが、限りなく疑わしい。管制塔から着陸許可を受けないで進入した事実(スラングで機長が許可と思ってしまったのか?)は完全なエラーだが、その後の着陸復航で問題があったのか?
まさか「今からタッチアンドゴー」をしますが、よろしいですか?と聞くわけにもいかないだろうに・・・

倉敷のフォトシナリー

2005-07-27 | シミュレーター
FS大好きの友人「Kさん」より、私の出身地である倉敷のシネマーを頂きました。

(上の写真は倉敷上空1,500フィートを岡山方面に飛行中)


岡山でUターンし、西へ向かっています。日没直前の風景も良いものですね・・・


ANA羽田空港-岡山空港実録

2005-07-23 | フライト
7月23日、羽田-岡山フライトのログ
■天候:晴れ
■便  名:ANA655
■出発地 :羽田(RJTT)
■到着地 :岡山(RJOB)
■出発時刻:13:00(予定)
■到着時刻:14:25(予定)
■使用機材:B777-200
■飛行高度:28,000フィート
■機材番号:JA8198
■座席番号:5AB
■飛行経路:RJTT(16L)-DF-KCC-CUE-OLIVE-RJOB(25)

12時30分頃、本日のゲート65番へと向かう。B777だが客席数の少ないダッシュ200。

隣の64番ゲートには、12時50分発沖縄那覇空港行きのポケモンジャンボが出発を待っていた。
12時46分搭乗が開始され、13時ちょうどにドアがクローズ。13時04分にプッシュバックが開始された。搭乗直前まで出発滑走路はBの34Rだったが、風向きが変わり先週のシミュレーション通り16Rとなった。
13時08分タクシーが開始されたが、出発機が多く離陸は13時25分となってしまった。ハヤマ2デバーチャー経由で右旋回しDFを目指し上昇を続ける。

13時34分巡航高度28,000フィート、遠くに夏特有の積乱雲が発生て窓の外はすべてが雲。
キャビンアテンダントさんは巡航中の24分間で、ドリンクサービスや機内販売をテキパキとこなして行く。

13時58分ディセンドが開始され機首をやや右へふる。上空は東風が強いようで、降下中エアスポイラーが立っていた。
雲の中、牛窓上空を約8,000フィートで通過。右へと旋回し岡山空港ランウェイ25への最終着陸態勢へと入る。

25への進入は迫力がある。山と山の間を縫うようにして進入して行く。眼下に楽しくゴルフを楽しむ人の表情さえ解る。
14時17分着陸。その後誘導路を通りいつもの2番ゲートへと向かった。
事前シミュレーションとほぼ同じプランで飛んでくれた。26日には台風が本州に接近する様子。雲を避けどのルートで飛行するのか、これもまた楽しいシミュレーションが出来そうだ。

高度誤認飛行の処分発表(ANA)

2005-07-21 | 事故・事件・トラブル
 全日空機の機長らが高度を誤認し、管制官の指示より1600メートル高く飛行したトラブルで、全日空は21日までに機長(39)をけん責、副操縦士(30)や地上から無線で指示をした整備担当者3人を厳重注意処分とした。山元峯生社長も減給30%、1カ月とし、処分は社長ら役員3人、機長や整備士の上司を含め計12人に上った。
 国土交通省からの行政処分がまだ決まっていないため、機長や副操縦士、整備担当者は当面の間業務から外される。
 トラブルは6月5日、長崎発羽田行き全日空ボーイング767で発生。離陸直後に機長席と副操縦士席の高度計表示が食い違い、本来は機長側の高度計が正しかったのに、実際には数値が誤っていた副操縦士側の高度計データに切り替えた。
 表示は管制官の指示通り8800メートルとなったが、実際は1万400メートルを約40分間飛行し続けた。(朝日より)

いま、8月12日で日航123便墜落から20年と記したばかり。いったいどうなっているんでしょうね、国内の航空各社。整備ミス、思いこみなどのフューマンエラーが多すぎませんか?

※写真はフライトシミュレーターのもので実際のコックピットではありません

8/12日航機墜落事故から20年

2005-07-21 | 事故・事件・トラブル
日航機墜落事故8月12日で20年

※写真は実際のJA8119ではありません

[当日ドラマで再現]
520人が犠牲となった日航ジャンボ機墜落事故をドラマとドキュメントで取り上げるTBSの特別番組「ボイスレコーダー~残された声の記録~ジャンボ機墜落20年目の真実」が、事故発生20年の8月12日午後6時25分から放送される。墜落した午後6時56分をまたいでの特別編成。事故機の高浜雅己機長=当時(49)=の遺族の20年を再現ドラマにし、同局が取材したドキュメントと合わせて構成する。---ニュースより

多くのナゾを残したこの日航機墜落事故でしたが、ドラマはどのように再現されているのでしょうか?ボーイングの事故に関する発表では、尻もち事故の修理が不十分であり、そのために圧力隔壁への異常が原因とされているようですが、はたして本当だったのか?
既に旅客機として、B747-100SRは国内で就航していませんが、基本構造は現在のダッシュ400と変わらない(構造上のことです)。

この事故に関して、諸先輩方のページを参考にさせて頂きながらアップしようと思います。あくまで事故を正面から見据え、再びこのような事が起こらないようにと思っています。
犠牲になられました方々のご冥福を改めてお祈り致します。

日航123便の真実
日航123便の飛行ルート

羽田-岡山フライトレッスン(12)ゲートへ!最終です

2005-07-20 | シミュレーター
7月23日(土)に羽田-岡山へフライトします。そのシミュレーションです。

着陸後、オートブレーキを解除し誘導路を20ノットで進みます。そしてANA占有?のスポット2へ。
本日のフライトは西風でランウェイ25を使用したため、5分早い到着となりました。
前方のドアが開いたようです。

もし、このフライトレッスン1~12まで見て下さった方がいるなら感謝します。しかしかなりの航空マニアですよ・・・

さて、実際の23日このようになりますかどうか・・・?

羽田-岡山フライトレッスン(11)ランディング

2005-07-20 | シミュレーター
7月23日(土)に羽田-岡山へフライトします。そのシミュレーションです。

オートブレーキ2にセット、エアブレーキARMを確認。
機内では「ハンドレッド」「フィフティ」「テン」と電子音声が響いています。着陸寸前に機首をやや左にふり、操縦桿を引きフレアーへ。
シルキーランディングで岡山空港の25へ着陸です。エアスポイラーが立ち、逆噴射の音が響きます。
「アフター ランディング チェックリスト」と機長。ランディングランプが消され、フラップアップ、タキシーライトオン。
グランドよりゲート2を指定されました。定刻より5分早い14:10分の到着でした。

羽田-岡山フライトレッスン(10)最終着陸態勢

2005-07-20 | シミュレーター
7月23日(土)に羽田-岡山へフライトします。そのシミュレーションです。

「ランウェイキャプチャー」
岡山空港のランウェイ25はILSがありませんので、PAPIを確認しつつ降下を続けます。
既にオートパイロットはオフ。風は方角260より約7ノットです。若干機首を右に降り降下を続けます。