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航空機関連の情報をアップしています。今日もナイスなフライトをお願いします。

[旅客機墜落]150名搭乗のイエメン旅客機

2009-06-30 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
6月30日、アフリカ大陸とマダガスカル間のコモロ諸島付近の海域に旅客機が墜落した模様。約150名が搭乗していました。

最終の着陸態勢に入った後の事故で、空港までほんの数マイルでの墜落。墜落の原因は現在不明ですが、高度も下がり速度も落ちていた時だと想像されますので、生存者は十分おられると思います。
まずは第一報まで。


150人乗ったイエメン航空機が墜落 6月30日12時27分配信 TBS

 ロイター通信によりますと、旅客機には150人が乗っていて、30日、アフリカ大陸とマダガスカルの間にあるコモロ諸島付近の海域に墜落したということです。墜落の状況や生存者の有無など、詳しいことは分かっていません。(30日11:13)


150人乗りイエメン機が墜落=アフリカ・コモロ沖の海上 6月30日11時52分配信 時事通信

 ロイター通信によると、アフリカ東岸沖の島国コモロのナドイム副大統領は30日、150人が乗ったイエメン航空の旅客機が同日未明、コモロに墜落したと述べた。DPA通信によれば、同機はイエメンの首都サヌアからコモロに向かっていたエアバス310型機で、コモロの首都モロニへの到着予定時刻の15分前に海へ墜落したという。
 同副大統領によると、生存者がいるかどうかは分かっていない。墜落場所は特定されていないが、コモロの警察筋はロイター通信に、「われわれには海上捜索を実施する能力はない」と述べた。
 イエメン航空によると、乗客の大半はコモロ出身者で、パリからサヌア経由でコモロに向かっていたとみられる。 

[JAL]立ち小便で副操縦士連行…ホノルル発便が欠航

2009-06-29 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
う~ん、信じられない事で成田-ホノルル便が欠航になってしまいました。
理由は、副操縦士の立ちション。

6月23日、気持ちよくほろ酔いだったのか、飲酒の後ホノルルを散策中、立ちション。運悪くパトロール中の警官に見つかり、ハワイ州の法律違反で連行されてしまった副操縦士。
まわりに飲食店がなかったのか、見つかるハズない!
と思っていたのかは不明ですが、何ともおそまつな出来事でした。捕まったパイロットもショックでしょうが、何の関係もない乗客が一番の被害者。
それともう一つ。年齢にビックリ。
年齢が53歳の副操縦士・・・
なぜ、機長でないのか?
ひょっとしたらダブルキャプテンで飛んでいたのか?

操縦訓練だけでなく、人としての教えも行って欲しいと思った事件でした。



日航機 立ち小便で副操縦士連行…ホノルル発便が欠航 6月29日20時23分配信 毎日新聞

 日航によると、副操縦士は23日夕、レストランと宿泊したホテルのバーでワインのハーフボトル1本とビール小瓶計5本を飲んだ。この後、周辺を散策中、木陰で小便をしているのを警察官に見つかり、ハワイ州法違反で連行された。25日朝、罰金25ドル(約2375円)を払って釈放され、27日に帰国した。
 副操縦士は24日昼ホノルルを成田に向けて出発するJO73便(ボーイング747-400型、乗客330人)に乗務することになっていたが、規定された出発1時間半前になっても空港に現れなかった。このため、翌25日出発のJO75便に乗務する予定だった別の副操縦士を交代要員として呼び出し、15分遅れで運航。しかし、25日出発のJO75便の人繰りがつかず、欠航とした。乗客297人は別便や他社便に振り分けた。日航は処分を検討している。【平井桂月】


立ち小便は罪、JAL副操縦士拘束され欠航 6月29日20時26分配信 読売新聞

 日本航空は29日、米ハワイ州・ホノルルで日本航空の副操縦士(53)が今月23日夜(現地時間)、公園で立ち小便をして現地警察に拘束され、この影響で25日発のホノルル発成田行きの便が欠航したと発表した。
 搭乗予定だった297人は、同日発の他の便に振り替えられた。
 日本航空によると、副操縦士は23日午後7時半ごろ、滞在していたホテル近くの公園で、立ち小便をしていたところを警察官に見つかり、連行された。副操縦士は夕食でワインやビールを、ホテルのバーでもビールを飲んだ後、公園を散策中に「急に尿意をもよおした」という。ハワイ州法違反にあたるとして、警察署に二晩留め置かれ、25ドルの罰金を払って釈放された。
 副操縦士は24日昼にホノルルから成田に向かう便に搭乗予定だったが、空港に現れなかったため、同社は急きょ、翌25日の便に搭乗予定だった副操縦士を交代要員に充て、15分遅れで出発させた。しかし、交代した副操縦士が乗る予定だった25日の便の補充ができず、この便は欠航に。297人は25日の複数の便に振り分けられる形になり、仕方なく関西空港などに向かった乗客もいたという。
 日本航空では「多大な迷惑をかけたことをおわびしたい。社内規定に沿って処分を行う」としている。



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[茨城空港]来年3月開港目指して着々?

2009-06-27 | 業界ニュース
<コメント>
新空港開港の情報です。

茨城空港とは・・・茨城県小美玉市にある航空自衛隊の飛行場で百里飛行場(ひゃくりひこうじょう、JASDF Hyakuri Airbase)と呼ばれています。在日アメリカ空軍機の航空訓練も行われている空港で、2010年3月の開港をめどに民間共用化の工事が進められています。

現在は2,700メートルの滑走路1本ですが、平行して同じ長さの滑走路を現在整備中です。ローコスト空港を目指しています。具体的にはプッシュバックをせず自走で滑走ができるしくみを目指しています。

<関連リンク>
茨城空港

茨城空港:大型機常時発着へ、国に滑走路整備を要望 /茨城
6月27日14時0分配信 毎日新聞

 来年3月開港予定の茨城空港について、県は大型機が常時発着できる滑走路の整備を国に要望する。政策審議室が発表した国の施策・予算についての提案、要望の中に盛り込まれた。来年度予算概算要求への組み込みを目指して国土交通省などに働きかける方針。
 県空港対策課によると、現在の滑走路は小型・中型機を想定した仕様。県が誘致を目指しているマレーシアの格安航空会社エア・アジアXなどが通常使用しているエアバス330-300(最大233トン、座席390)が発着する場合は、発着回数を1日1便に制限したり、重量制限を設ける必要があるという。
 県は就航交渉を有利に進めるために、このクラスの機に対して重量制限なしに複数便の発着が可能になるよう、国に対して開港後のアスファルトのかさ上げ工事を求めていく。また、ビジネスジェット専用の駐機場の整備などを合わせて要望する。【山崎理絵】


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[静岡空港]8月27日に完全運用開始

2009-06-27 | 業界ニュース
<コメント>
現在2,200メートルの滑走路で運用している静岡空港。その影響でILSが運用できず、視界不良により着陸できず、目的地を変更するケースが続いています。
8月27日に滑走路も当初予定の2,500メートルとなり、ILSも稼働する事となります。これにより視界不良による欠航や目的地変更は大幅に減ると予想されます。


静岡空港、8月27日に完全運用 6月27日8時16分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

 静岡県は26日、静岡空港の滑走路(2500メートル)を8月27日から完全運用すると発表した。同空港は滑走路近くの立ち木が航空法の高さ制限に抵触し、今月4日の開港以来、当初計画よりも300メートル短い滑走路で暫定運用している。完全運用の実現で、悪天候時に航空機を電波で誘導する計器着陸装置(ILS)を完全稼働できるため、欠航を減らす効果などが見込める。

[ボーイング社]新型旅客機787の試験飛行延期

2009-06-25 | 業界ニュース
<コメント>
 ボーイング社の最新機材、B787型機『ドリームライナー』の納期がさらに遅れそうです。当初は2007年10月頃引き渡しの予定でしたが、2008年6月に延ばされ、1年以上経過した今日、さらに延期される事となりました。安全を確信してからの引き渡しが原則と思いますが、もはや2年以上の遅れとなる見込み。

 ANA、JAL各社もそれぞれ50機、35機と発注しています。燃費が良い新型機だけに経営に与える影響も大きい。
延期の原因が何なのか、公開できる範囲で発表して頂きたいものです。

※787についてのスペックその他は、以下の関連情報をご覧ください。



<関連情報>
[B787型機]組み立てに問題あり納期遅れ濃厚に
[B787]最新機材1号機が完成!


ボーイング787試験飛行延期 日航・全日空に新たな懸念 6月25日9時49分配信 産経新聞

 米航空機大手ボーイングが今月末までに予定していた次世代中型旅客機「787」の試験飛行を延期した。日本航空や全日本空輸の経営にも影響を与えそうだ。両社は燃費効率の高い787を大量に発注しており、納入延期となれば路線計画などの見直しを迫られる。景気悪化や新型インフルエンザの影響で旅客需要の低迷に苦しむ両社にとって、新たな懸念材料となる。
 全日空は今回の延期について、「試験飛行の遅れは残念。1日も早く納入までのスケジュールを明示するよう求めていく」(広報室)とコメント。日航も「納入が遅れるとなれば誠に遺憾」としている。
 787の座席数は約270。機体に新素材を採用して軽量化を図り、現行の中型旅客機よりも20%程度低燃費となる見込みだ。加えて新型機は、長距離路線でも運航できるため、「旅客数の増減に柔軟に対応でき、燃油高騰リスクも回避できる夢の次世代機」(業界関係者)といわれている。
 このため全日空は全世界の航空会社で最初に50機を発注し、平成22年2月に初号機を受け取る計画。経営再建に取り組む日航も、35機発注しており納入は22年5月の予定だ。
 両社は22年の成田・羽田両空港の発着枠拡大を控え、主要路線に低コストで運航できる787を投入し業績回復を目指す。しかし、納入延期となれば、燃費効率の悪い現行機での運航を余儀なくされ、発着枠拡大というビジネスチャンスを生かし切れない恐れもある。
 ボーイングは787の納入時期をこれまで3回延期しており、今回も新たな試験飛行や納入の時期について「決定まで数週間かかる」と明らかにしていない。


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[大韓航空機]与圧故障で緊急着陸

2009-06-24 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
6月23日夜、済州島発・中部空港行きの大韓航空、エアバスA300型機が山口県光市上空1万メートル(3万3千フィート)を飛行中、機内の与圧が低下したため高度3千メートルまで緊急降下を実施し、目的地の中部国際空港へ無事着陸しました。このトラブルによるけが人は報告されていません。

気圧は海抜0メートルで1気圧。航空機が上空で飛行する気圧は人体に影響がない(少ない)0.8気圧に保たれています。それが一気に減圧し、客室内の酸素マスクが自動落下した事を考えると、急激に0.43気圧以下になったと考えられます。
耳がつまったように感じ、頭痛もされた事と思います。

原因は与圧装置の故障なのか、それとも圧力隔壁を含む構造上の問題か、金属疲労か、原因と対策を確実に行い、それから定期便に戻して頂きたい。


大韓航空機、客室内減圧で緊急着陸 6月24日10時20分配信 TBS

 国土交通省、中部空港事務所によりますと、23日午後8時前、山口県光市付近を飛んでいた、済州島発・中部空港行きの大韓航空、エアバスA300型機に与圧系統のトラブルが発生。客室内の気圧がコントロールできなくなり、酸素マスクが自動で出てきました。
 このため、大韓航空機は高度を1万メートルから3000メートルに下げて飛行し、40分後に、中部空港に緊急着陸しました。
 乗客・乗員164人にけがはなく、機体の損傷もありませんでしたが、国土交通省は重大な事故につながる恐れがあったとして、航空事故調査官3人を現地に派遣。原因を詳しく調べる方針です。(24日09:50)


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[静岡空港]また視界不良で欠航相次ぐ

2009-06-23 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
6月21日に続き、22日も悪天候のため7便も欠航した静岡空港。
梅雨時に発生する霧、雨により視界が不良で、着陸決心高度までに滑走路の視認が出来ずダイバートが続いている。
結局ダイバート(代替)空港は、中部と羽田。初めからそこに飛んでいれば問題ないではないか! とさえ思ってしまう。

秋以降、ILSでの着陸となる予定ですが、計画されているレベルはCAT-Ⅲではないため、今と比べどれだけ悪天候に効果があるのか不明。もちろん有視界での着陸と比べれば改善されるが、定期便のオンタイム運航を考えると前途多難と言える。

出来てしまった空港。
今後、どう利用客にアピールして行くのかが課題になりそう。
離着陸できるかどうか解らない空港から、旅に出たくないのは当然の事だと思う。

※ダイバート(divert)または、ダイバージョン (diversion) :代替着陸・目的地外着陸とも呼ばれています。


【静岡空港】悪天候で5便代替着陸、7便欠航 6月23日8時1分配信 産経新聞

 静岡空港では22日、雨による視界不良のため、到着予定の計5便が中部国際空港(セントレア)に目的地を変更(代替着陸)し、静岡発の計7便が欠航した。
 代替着陸したのは、午前中が大韓航空ソウル-静岡便、全日本空輸(ANA)札幌-静岡便、アシアナ航空ソウル-静岡便、午後は日本航空(JAL)札幌-静岡便、ANA那覇-静岡便。一方、欠航となったのは、午前中がJAL福岡行き、大韓航空ソウル行き、ANA那覇行き、午後はアシアナ航空ソウル行き、ANA札幌行き、JAL福岡行き、JAL福岡-静岡便の各便。機材繰りの関係で、23日午前8時40分発のJAL福岡行きも欠航となる見込み。
 静岡空港では、21日にも天候不良で計5便がセントレアと羽田空港に代替着陸し、3便が欠航した。

[A330型機]乱気流に巻き込まれ7名が負傷(カンタス航空)

2009-06-22 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
香港発パース行きのカンタス航空機(A330-300型機)が乱気流に遭遇し7名が負傷しました。コクピットの計器が落下するなどしましたが、機はパースに無事着陸しました。
このところA330型機のトラブルが続いていますが、今回の事故との関連はないとの事です。


<関連リンク>
カンタス航空


ボルネオ半島上空で乱気流遭遇、負傷者 カンタスの330型機 6月22日17時9分配信 CNN.co.jp

 オーストラリア最大手、カンタス航空は22日、香港発ウエスタンオーストラリア州パース行きの同社便が21日夜から22日にかけ乱気流に遭遇、7人が負傷したと述べた。乗客6人、乗務員1人で、機内で手当てを受けた。
 機種は、欧州エアバス・インダストリーの中長距離機330─300型機。同シリーズの330─200型機は先に、ブラジル沖の大西洋に墜落しているが、カンタスは今回のトラブルについて330型シリーズの機体構造の問題とは無関係としている。
 マレーシア・ボルネオ半島上空で乱気流に巻き込まれたのは離陸から約4時間後で、同機は現地時間の午前7時半、パースに無事着陸した。乗客206人、乗務員13人が搭乗していた。乱気流遭遇の影響で操縦席頭上にある一部の航空機器パネルが破損、酸素マスクが落下するなどの被害が出た。
 カンタス航空の330型機では昨年、シンガポール発パース行きのフライトで高度が突如、急速に下がるトラブルに遭遇、乗客74人が打撲、擦り傷、骨折などの負傷を負った。豪州運輸安全局で原因を解明中。

[静岡空港]霧のため4便着陸できず目的地変更

2009-06-22 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
6月4日の開港以来、2回目の天候悪化による目的地変更となった静岡空港。
霧が直接原因ですが、根本は立木問題の解決が遅れ、計器着陸装置ILS(Instrument Landing System)での着陸が出来なかった事にあるようです。
開港当初からILSを使うことが出来ない事により、濃霧による欠航や目的地変更(ダイバード)が懸念されていました。梅雨時期また台風接近による視界不良で今後も目的地が変更される可能性は大きいと思われます。

<関連リンク>
富士山静岡空港


静岡空港:霧で4便着陸できず きょうも福岡行き1便欠航 /静岡 6月22日12時1分配信 毎日新聞

 静岡空港で21日、霧のため日本航空と全日空の計4便が着陸できず、到着地を中部国際空港と羽田空港に変えた。霧による到着地の変更は4日の開港以来2度目。この影響で両社の計3便が欠航し、料金を払い戻すなどの措置を取った。22日の日本航空福岡行き3810便も欠航する。
 到着地変更は、日本航空福岡発3811便(乗客30人)▽同3819便(同149人)▽同新千歳発2858便(同)▽全日空那覇発784便(同100人)--の4便。
 この影響で日本航空新千歳行き2857便と福岡行き3818便、全日空新千歳行き781便が欠航。両社によると、予約客は計382人だった。
 ソウル発の大韓航空779便(同45人)も中部国際空港にいったん着陸後、予定より約3時間15分遅れて静岡空港に到着した。【松久英子】


JAL日本航空 JMB WAON クレジットチャージ ANAの旅行サイト【ANA SKY WEB TOUR】飛ぶ夏125_125

[那覇空港]ドライバー持って機内を歩き飛行中止に

2009-06-21 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
6月20日午後3時半頃、那覇空港発羽田行きのJAL914便で事件は起きました。
搭乗完了し、滑走路に向け走行中の機内で突然男がドライバーを持ち出し女性乗務員に「これから大きなことをするかもしれない」と話したため、機長に連絡し離陸を中止して駐機場に引き返しました。
男は威力業務妨害容疑で現行犯逮捕され引き渡されました。乗客乗員にケガ人は出ておりません。同機は約1時間遅れで那覇空港を離陸しています。


那覇空港、日航機にドライバー男…意味不明の動機話す 読売新聞 - 06月20日 23:58

 20日午後3時25分頃、那覇空港(那覇市)を離陸するため誘導路を移動していた羽田行き日本航空914便(乗員乗客484人)の機内で、乗客の男が突然、ドライバー(長さ15センチ)を持って通路を歩き出した。
 注意した女性乗務員に「これから大きなことをするかもしれない」と話したため、機長は離陸を中止し、駐機場に引き返した。同社は空港内の派出所に通報し、駆け付けた警察官が男を威力業務妨害容疑で現行犯逮捕した。
 沖縄県警豊見城署の発表によると、逮捕されたのは同県石垣市の会社員(29)で、1人で搭乗していた。ほかに2本のドライバーを所持していた。動機について「やるがまま、なすがまま」などと意味不明のことを言っているという。
 同社沖縄空港所によると、乗務員にドライバーを渡し、駐機場に引き返す際は暴れたり、脅迫したりすることはなかったという。ドライバーは、長さ20センチ未満のものは機内への持ち込みを禁止されていない。
 同機は約1時間遅れの午後4時18分に出発した。