flight2005

航空機関連の情報をアップしています。今日もナイスなフライトをお願いします。

[ANA]格安航空会社を新設

2010-09-10 | 業界ニュース
<コメント>
LCC(格安航空会社)として茨城-上海間4,000円を打ち出した中国の春秋航空ですが、その波は国内の大手を動かす事となりました。
全日空(ANA)が2011年10月からLCCの営業を開始すると発表。ANAとは別会社となり関西空港を拠点とする単一機材による空港間往復でコストを下げる方針。
また、関西空港から海外へも運行する予定。

機材は小型機との事なので、新規購入ならB737-800、間に合えば787の投入か?
それとも現行飛んでいるANA機材の払い下げでB737旧タイプもしくは、A320か?
マイル運用はどうなるのだろう?
コードシェア、スターアライアンスとしての共有となるのか?

まだまだ情報が少なく断定できる情報ではありませんが、今後の進捗が気になるところです。


全日空、格安航空会社新設を発表 運賃半額程度、コスト減課題 フジサンケイ ビジネスアイ 9月10日(金)8時15分配信

 全日本空輸は9日、香港の投資ファンド「ファーストイースタン投資グループ(FE)」と、今年末に関西国際空港を拠点とする格安航空会社(LCC)を新設することで合意した、と発表した。2011年度下期に国内線のほか、東アジアの都市に就航する計画で、「北東アジア初の本格的なLCC」(全日空)として海外勢に対抗する。全日空の参入により、同様に参入を検討している日本航空の動向も注目される。

 新会社の資本金は100億~150億円。全日空が筆頭株主となり40%未満を出資、FEは33.3%を出資する。残りは他業種を含め、国内投資家から募る。全日空とはブランドも別にし、開業3~5年後に黒字化を目指す。

 当面は5機程度を保有し、国内線と国際線でそれぞれ3、4路線に就航。5年目には15~20機体制を目指す。国内線は、冠婚葬祭での移動などを主眼に置く。国際線は中国や韓国のほか東南アジアの都市に就航し、訪日需要を取り込みたい考え。

 運賃は大手の半分程度となる見通し。予約・購入やチェックインはウェブ上で完結させる見込み。機内食などのサービスは希望者に有料で提供するほか、機材も単一の小型機とするなど徹底したコストダウンを図る。

 「他に先駆けてLCCに参画することで、防波堤の役割を果たしたい」。全日空の伊東信一郎社長はこの日の記者会見で、国際競争にさらされている日本の現状を示した。すでに日本には豪ジェットスター航空や中国の春秋航空などのLCC参入が相次いでいる。こうした動きを見据え、全日空は08年1月、香港にアジア戦略室を設置。LCCのビジネスモデルや日本市場への応用を研究してきた。

 「新たな市場を積極的につくり出す」(伊東社長)考えだが、LCC会社が軌道に乗るのは容易ではない。国内では全日空の既存路線と競合するほか、東北新幹線の延伸や九州新幹線鹿児島ルートの開業を控えるなど、陸上交通機関との競争も激しさを増す。国際線でも既存のLCCとの価格競争が待っており、極限までコストを引き下げる努力が求められる。(米沢文)


<ANA航空券>
ANAの旅行サイト【ANA SKY WEB TOUR】