flight2005

航空機関連の情報をアップしています。今日もナイスなフライトをお願いします。

[A380]最大の旅客機日本へ就航決定!

2006-11-30 | 業界ニュース
<コメント>
 11月20日、成田空港へテスト飛行として初飛来したエアバス社製「A380」型機ですが、エールフランスが来年夏「パリ-成田」間で就航を開始すると発表がありました。いよいよ定期便としてのA380を見る事ができそうですね。
 しかしA380は電気系統のトラブルが続いていてキャンセルする航空会社が増加しているのも事実。フランス国営航空であるエールフランスは何としてもフランスの威信をかけて予定通り就航して頂きたいものです。
(写真上段:A380外観 下段:機内の様子)

   

   

<関連リンク>
エールフランス
エアバスジャパン

(フジサンケイ ビジネスアイ) - 11月30日8時32分更新
 エールフランス航空は29日、2009年夏にもエアバスの超大型旅客機「A380」を成田-パリ路線に投入する計画を明らかにした。
 同社は現在、成田-パリ間で日本航空との共同運航便も含め週23便を運航している。今後も需要増を見込むが、成田空港発着枠の限界から増便は難しく、「成田発便の輸送量を増やすには、大型機を投入するしかない」(パトリック・アレクサンドル国際営業担当上席副社長)としている。
 A380は総2階建て構造で、これまで最大のボーイング「B747-400」(標準定員416人)を上回る最大555人を輸送できる。
 エールフランスはA380の座席数をファーストクラス9席、ビジネスクラス80席、エコノミークラス355席の計444席とする計画だ。

MoMAオンラインストアジャパン

[着陸事故]胴体着陸で負傷者(済州空港)

2006-11-30 | 事故・事件・トラブル
(YONHAP NEWS) - 11月28日19時47分更新
 【済州28日聯合】28日午後4時15分ごろ済州空港で、韓星航空205便が着陸しようとして前輪が折れ、胴体着陸した。この事故で6人が負傷し、近くの病院に搬送された。滑走路は閉鎖され、航空機の離着陸が全面中断されている。
 乗客によると、航空機が滑走路に触れた瞬間に3回音がし、機体が滑るようにして止まった。操縦席の方から煙が出たという。
 この便は午後3時7分に金浦空港を離陸し、午後4時30分に済州空港に到着する予定だった。

三井ダイレクト損害保険

[ボンバルディア機]車輪格納庫突然閉まり整備士重傷!

2006-11-29 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
 トラブルが多いボンバルディアDHC-8型機ですが、今回は考えられない事故が起こってしまいました。何と鹿児島空港へ着陸後、点検をしていた際、車輪が降りているのに、格納ドアが閉まってしまったのです。現世代の航空機で、このような考えられないトラブルを私は知りません。
 DHC-8型機の車輪関連トラブルは過去にも大変多くありましたが、いずれも車輪が格納出来ないものでした。このブログで過去のトラブルを記していますので、ご参考にご覧ください。

<最近のDHC-8型機トラブル>
[JAC]またボンバル機トラブル相次ぐ(2006-08-02)
[ANA]またボンバルディア機計器故障で引き返す(2006-05-29)
[国交省]カナダ政府にボンバル機の改善要請(2006-05-26)
[JAC]ボンバルディア機ドアロック異常表示で引き返す(2006-05-20)
[ANA]代替機含め2度も引き返す(2006-03-30)
[ボンバルディア]またトラブルで引き返す(2006-03-20)
[ANA]トラブル機種変更へ(2006-03-04)
[ANA]大阪-高知間減便へ(2006-03-03)

 接地している機材の脚は絶対に格納されないようになっている。なぜ脚は動かず、格納扉だけ閉まったのか?
新たな欠陥がでてしまったこの「ボンバルディアDHC-8型機」を、まだ使い続けるのか? ハインリッヒの法則を認めたくはありませんが、重大事故につながるカウントダウンがすでに始まっているのではないでしょうか?
(決して不安をあおるため記したものではなく、真剣に安全を願う思いから記したものです)

<関連リンク>
JAC(日本エアコミューター)
ボンバルディア社

(毎日新聞) - 11月29日1時55分更新
 28日午後8時40分ごろ、鹿児島空港で、カナダ・ボンバルディア社製のDHC―8型機の車輪格納庫のふたが突然閉まり、日本エアーコミューターの整備士、上井博文さん(39)が首を挟まれた。上井さんは意識不明の重体。県警霧島署によると、上井さんは28日の整備責任者で、飛行終了後の機体を整備していた。

MoMAオンラインストアジャパン

[エア・ドゥ]残念!最終利益75パーセントの減収

2006-11-28 | 業界ニュース
<コメント>
 まずは、各航空会社の同路線最安値航空運賃を比較してみます。
◇東京-札幌
 エア・ドゥ 10,800円
 ANA   11,400円(エア・ドゥ共同便)
 JAL   11,400円(先割)
◇東京-旭川
 エア・ドゥ 10,800円
 ANA   11,400円(エア・ドゥ共同便)
 JAL   11,400円(先割)
エア・ドゥは他にも、東京-函館、東京-女満別線を運行していますが、いずれも最安値は10,800円。他社の先割り、旅割りに比べても一番安い設定となっています。他社も搭乗率確保のため、低価格を打ち出していますが、結果として利益が上がらない。
エア・ドゥは予測として、売上305億円、経常利益3,000万円と発表しましたが、何と経常利益率は0.1パーセント。本当にこれが健全経営なのだろうか?
今後も、いろんな分野で経費削減を図っていくと思いますが、「安全」と「サービス」は絶対に質を落とす事なくすすめて欲しい。
個人的には、あと1,000円出すから、「安全」を買わして欲しいと思います。

(毎日新聞) - 11月28日13時1分更新
 北海道国際航空(エア・ドゥ)が27日発表した06年度中間決算によると、売上高は161億7200万円と前年同期比5・3%増となったが、新千歳―東京線の減収や航空燃料の高騰で最終利益は同74・9%減の5億7000万円になった。
 新千歳―東京線は今年4月にスカイマークが参入して大手を含めた運賃の値下げ競争が始まり、エア・ドゥの場合は運賃単価が約20%下落し、全体に収支が悪化した。
 航空燃料の値上がりでは6億7500万円の費用増となり、事業費は同16・7%増の136億3600万円。
 07年3月末の通期の業績予想は売上高305億円。経常利益は1億円。今年度から累積損失による税の減免措置を受けないため、最終利益は3000万円と見込んでいる。
【斎藤誠】

<関連リンク>
エア・ドゥ
11/27エア・ドゥ発表平成19年3月期中間決算について(pdf)

楽天トラベル株式会社

[マリンエア]神戸空港って結構・・・?

2006-11-27 | 業界ニュース
<訪問レビュー>
 2006年2月11日に開港したマリンエア(神戸空港)へ、やっと行ってきました。
訪問日は11月24日、愛車のナビを頼りに取り敢えず土地勘のある「ポートアイランド」へ向かう。そして神戸空港の標識を頼りに進む・・・大きな立派な橋を渡り、「あれっ、ナビに空港がない!」。トホホ、最新版のデータでないと表示されませんね。
 連絡橋を渡り、とりあえず駐車場へ車を留める。30分までは無料で以後150円が課金される。ポートライナーが空港へ直結しているので、そちらを利用する方がよさそうですね。
 1階はベンチが配置されている到着フロアー。確認して出発の2階へエスカレーターで上る。天井が高く、カウンターは国際空港に良く見られる「アイランドカウンター」。JALグループとANAグループの2つの島からなっている。
さらに階上の3階へ。グルメフロアーとなっている。
そして目的の屋上へ向かう。展望フロアーは南に向き、右を見ると明石海峡大橋が、左を見ると大阪湾沿岸の工場地帯が見える。時折、関西国際空港を飛び立った飛行機が神戸空港の空域を避けるように飛行して行く。
 当日の風は東風。神戸空港にとって一番理想的な風だ。明石海峡大橋上空を着陸機が進入して来る。見学開始最初のランディングはスカイマークのB767型機。「うん・・・?、少し高いかな???」と思いましたが無事着陸。しかしランウェイエンドで停止しスポットへ。
その後2番機のJALが進入。ランウェイセンターで減速完了し、そのままスポットへ。吹き流しを見ても変わっていないって事は、単に・・・
 そうするうちにオープンスポットからANAのボンバルディア機がタキシングを開始。「あれっ?、風上に向かって進んでいるぞ」と思って間もなく、ローリングテイクオフで風上の東側から西の明石海峡大橋方面へ向かって飛び立った。
2つの空港に挟まれた空域を利用するマリンエア独特の出発方式を実際に見て、改めて「本当にこの空港、必要だったの?」と思ってしまった。1機西へ飛び立つとアプローチは完全に遮断される。離陸は離陸、着陸は着陸。そういった運用しか出来ない神戸空港。空港島もレンタカー会社のみ。
 辛口になってしまいましたが、地域に密着した空港経営を市民と共に進めて頂きたいと改めて思った次第です・・・。

<自己評価>
空港施設
 ★★★★☆
運航関連(安全性など)
 ★★★☆☆

<関連リンク>
マリンエアホームページ
神戸市みなと総局マリンエアのサイト
神戸空港ターミナルビル

楽天トラベル株式会社

[中華航空]エアバス機気圧異常で引き返す

2006-11-27 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
 11月26日、セントレア(中部国際空港)を離陸した台北行きの中華航空A330-300型機に気圧の異常が発生し、セントレアに引き返した。異常箇所と思われた貨物室を調べたが原因不明のまま、誤表示と判断し約5時間後に出発した。
 無事到着し、よかった。で済ませて良いのだろうか?
代替機の調達がいくら難しいからといって、実際に気圧が下がっており、検査で異常が発見できなかった事を考えると、貨物室以外で、例えば金属疲労なども考慮しなくてはならないのではないだろうか?

(時事通信) - 11月26日19時1分更新
 26日午前10時50分ごろ、中部国際空港発台北行き中華航空151便のエアバスA330-300型機(乗員乗客190人)が同空港南西約240キロの上空を飛行中、貨物室ドアが開いていることを示す警告灯が点灯し、客室内の圧力がわずかに下がった。このため、同機は同空港に引き返した。けが人などはなかった。
 国土交通省中部空港事務所によると、引き返し後に点検した結果、貨物室ドアなどに異常はなく、警告灯の誤表示の可能性もあるという。同機は約5時間20分後に再出発した。

中華航空(チャイナエアライン)

三井ダイレクト損害保険

[JAL]次期主力機のNG公開!

2006-11-22 | 業界ニュース
<コメント>
 次期主力機にNG(no good)があったわけではありません。ボーイング社製B737型機の最新機NG(Next Generation)の事です。日本航空(JAL)はこの機材を今年から2008年までの間に19機の導入を決定しました。

右の写真は、B737-800型機(NG)のコクピットですが、アナログ画面はほとんど消え、大変見やすく使いやすくなっています。
外観の大きな特徴は、主翼端のウィングレットですね。長距離用の大型機材にはありますが、ボーイング社製の中小型機には今までありませんでした(エアバス社製は形状の違うものがあります)。
また今までのウィングレットは主翼端から鋭角に斜めに伸びていましたが、このNGはなめらかに大きく取り付けてあるのが特徴です。
 旧JASからの機材(主にエアバス社製)から順次B737に変更となるようですが、この機材変更で整備をはじめ部品のストック、機種限定免許に及ぶまで大幅な改善がなされるのではないかと思います。
 ナショナルフラッグの奪取に向け、心機一転頑張って頂きたいですね。

<関連リンク>
JAL(日本航空)
ボーイング社

(毎日新聞) - 11月22日9時59分更新
 日本航空(JAL)は21日、次期主力小型機「ボーイング737-800型機」(165座席)を報道陣に公開した。現在、JALは多くの機種を抱え、機種ごとに運航や整備担当者が必要になるなど効率の悪さが課題になっている。今後は機種の絞り込みにより効率化を進める方針で、新型機投入はその一環。
 同機は燃料タンクの大型化により航続距離が従来より約4割アップ。空気抵抗を軽減できる先端が上向きの主翼の採用やエンジン性能の向上により、燃費は従来機(737-400型機)に比べ15%改善した。
 07年3月から羽田-山口宇部、羽田-宮崎線に投入し、07年度中に中国・東南アジアなど近距離国際線に就航する予定。国際線には小型機としては初めてビジネスクラスを設置する。ボ社に30機を発注済みで今後年間8機程度のペースで導入、将来的に小型機を同機に集約する方針。【増田博樹】

憧れのメリークリスマス by JALショッピング

[CA面接]華やかな面接風景(重慶市)

2006-11-21 | 業界ニュース
<コメント>
 中国重慶のマリオットホテルで、珍しく華やかな面接が行われました。それはエミレーツ航空のCA(キャビンアテンダント)面接。50名の予定に対して何と5,000名を越す応募があったとか・・・
競争倍率はざっと、100倍以上。それもそのはず、CAは女性の大人気職業の一つで、収入も一般的な収入の3倍以上とか。
 超エリートの彼女たちが今後どのように活躍されるのか、応援しながら見守っていきたいものですね。
エミレーツ航空

(Record China) - 11月20日19時56分更新
 2006年11月18日、重慶(じゅうけい)市渝中(ユージョン)区のマリオットホテルに敷かれた豪華なじゅうたんの上で、若い女性たちが優雅なウォーキングを披露している。これはアラブ首長国連邦の航空会社・エミレーツ航空が行った、客室乗務員採用試験の光景。採用予定人数50名に対し、志願者はなんと5000人を超えるというすさまじい人気だ。
 今回この会場でテストに参加した女性の話によると、合格して採用されれば給料は月2万元(約26万円)だという。これは一般的な重慶市民の、数倍の支給額だという。日本でも客室乗務員はテレビドラマなどで華やかに描かれ、フライトアテンダントやCAなどの呼称で人気職業の一つとなっているが、中国でも若い女性憧れの仕事であることは同じ。かつ他の仕事に比べてお給料も飛びぬけてよいのだから、試験に臨んだ女性たちの歩みには相当な気合が入っていたことだろう。

ANA 国際線航空券

お知らせ

2006-11-21 | Weblog
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[A380]世界最大の旅客機成田へ飛来

2006-11-20 | 業界ニュース
<コメント>
 とうとうエアバス社製「A380型機」が日本にやって来ました。何かとトラブル続きの機材ですが、さすが迫力ありますね~。
電気系統のトラブルが続き、納期が遅れキャンセル騒動も各社で起こっているようですが、早急に解決し定期便として日本の空に登場する日をファンとして待ちたいと思っています。

<過去のA380関連記事>
[エアバス社]A380タイ国際航空キャンセルか?
[エアバス社]社長兼最高経営責任者(CEO)辞任へ!
[エアバス]次世代超大型機「A380」の避難テスト成功
航空マニアが見た映画「フライトプラン」

<関連リンク>
エアバスジャパン
ウィキペディア エアバス

(毎日新聞) - 11月20日10時0分更新
 エアバス社の世界最大の旅客機A380型機が19日、飛行テストで成田国際空港に初めて着陸した。空港の見学デッキなどには、超大型機を一目見ようと多くの航空ファンが詰め掛けた。
 同機は全長73メートル、全幅79.8メートル、全高24.1メートル。総2階建てで標準定員555人。これまで最大だったボーイング社のB747-400型機(ジャンボ機、全長70.7メートル、標準定員416人)よりひと回り大きい。
 今回の飛来は、商業運航を前にした最終飛行テストの一環で関係者ら50人が搭乗。給油や整備などを行い、20日午後に仏トゥールーズに向けて離陸する予定。
 ただ、A380は電気系統の故障が原因で、航空会社への納期が大幅に延期され、エアバス社の社長兼最高経営責任者(CEO)が辞任する事態になっている。国内航空会社は、「現時点でA380の導入計画はない」(日本航空)、「次期大型機は、導入の有無を含めて検討中」(全日空)としている。【柳澤一男】

(読売新聞) - 11月19日20時28分更新
 世界最大の800人以上が搭乗できる最新鋭旅客機「A380」が19日、試験飛行のため成田空港に初寄港した。
 同機は、欧州の大手航空機メーカーエアバス社製で、全長73メートル、翼幅約80メートル、高さ約24メートルの総2階建て。同空港へは、シンガポール航空が来年以降の乗り入れを予定している。
 空港の展望デッキはこの日、巨大な機体を一目見ようと、カメラを手にした航空ファンら約350人でにぎわった。同機は20日、フランス・トゥールーズ空港に向けて出発する。
 A380は電気系統の工程の遅れなどから、生産計画が大幅に遅れ、最初の1機は、当初計画より約2年遅れの来年10月、シンガポール航空に引き渡される予定。

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