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[新航空会社]鈴与が静岡空港拠点に参入

2008-06-26 | 業界ニュース
<コメント>
静岡市の鈴与が静岡空港を拠点とする航空会社「フジドリームエアラインズ」(略称FDA)を設立したと発表した。資本金は3億円。

鹿児島、新潟、小松へ76人乗りの小型ジェット2機で就航を予定している。当面は赤字でのスタートとなるが、将来的に5機のジェット機で国際線も視野に入れ黒字化を目指す。
スタッフの確保が難しい航空業界にあるが、定年退職者などの採用で人的には問題ないとの発表。しかし若手パイロットの育成、各整備、グランドスタッフなど解決しなければならない問題はまだ山ほどある。

地方路線だけで採算がとれるのか、今後の戦略を注視したい。



鈴与が航空会社設立 静岡空港事業参入 /静岡 6月26日11時1分配信 毎日新聞

 ◇来月25日、路線やデザイン発表
 来年3月開港の静岡空港を拠点に、小型機で地方都市間を結ぶリージョナル航空事業に参入する鈴与(静岡市清水区、鈴木与平社長)は24日、航空会社「フジドリームエアラインズ」(略称FDA)を設立した。就航先の最終調整を進め、来月25日に路線や機体デザインを発表する予定。
 資本金は3億円で鈴与が全額出資した。本店は静岡市葵区に置き、社長には鈴与の鈴木社長が就任した。
 鈴与は昨年8月、開港から半年後をめどに単独で航空事業に参入すると発表。同9月には社内に航空事業推進本部を設け、準備を進めてきた。しかし、今年秋に予定している国への事業認可申請で、専門の航空会社として申請した方が手続きが早く進むため、分社化することにした。
 既に、ブラジルの航空機メーカーから76人乗りの小型ジェット機「エンブラエル170」(1機30億~35億円)を2機購入。現在、鹿児島、新潟、小松(石川県)など九州、北陸地方への就航に向けて最終的な調整に入っている。路線が決まり次第、営業活動を展開する。
 また、パイロットや整備士などの人材を確保するための求人活動も積極的に行っている。鈴与は「航空業界は人材不足と言われるが、定年退職者なども求めて、現段階では順調に確保できている」という。
 ただ、小型機は大型機に比べ燃料費が高くつくため、2機体制では採算が確保できない可能性もある。そのため、将来的には上海や北京など近距離の国際線にも参入する構えで、早ければ年内にもう1機購入し、就航3年後には5機体制で事業拡大と収益確保を目指す。【浜中慎哉】


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[業界問題]パイロットが足りない!

2008-06-25 | 業界ニュース
<コメント>
 パイロット不足で延べ600便以上の運休を出したスカイマーク。
しかし、パイロット不足は同社だけでなく、業界全体に及んでいる。

 原油高騰により、当然航空燃料も値上がり。止まる気配さえない。
各社あれこれと『改善』に取り組んでいるが、焼け石に水状態。鉛筆1本、クリップ一つにまで至る節約、最終的には『人』へと向かう。
 パイロット不足を解消しようと、一気に副操縦士の勤務が月100時間ギリギリまで及ぶケースもあるようで、いかに早く機長を育て、確保したいかが見え隠れする。
 公共交通機関の心臓である『安全』『安心』に関する節約だけは何としても止めていただきたいものです。

P.S.
昨日乗った飛行機ですが、何と離陸の振動で客室窓枠上部が剥がれるというトラブルがありました。急遽CAさんたちにより、乗客の席移動そして応急措置としてガムテープで、これでもか! というほど接着し、どうにか無事脱落する事なく着陸しました。
折り返し東京へ戻る便でしたが、部品交換は不可と思われるので、そのまま運航したのでしょう。今日確認すると、オンタイムでフライトがあったようでした。
原因は老朽化か、整備での見落としか、それとも予測不可能な事か解りませんが、この応急措置を乗客に見せる自体、不安を与えるなにものでもありません。
大変な辛抱する時期ですが、ぜひ『安心』『安全』の元建て直しをお願いしたいと想います。




【Re:社会部】パイロットが足りない 6月25日8時0分配信 産経新聞

 パイロット不足を理由に3カ月間に600本以上の運休便を出したスカイマーク。新規航空会社の第1号として運航開始から10年、新しい路線に就航するなど実績も積んでいましたが、“安定飛行”に入った矢先、思わぬ落とし穴がありました。
 「唯一、独り立ちしてやっているといえる。大手2社だけでは利用者にとって選択肢が少ない。(立ち入り検査も)憎くてやるわけじゃない。しっかりやってもらいたいから…」
 ある国土交通省幹部は、全日空との共同運航のスタイルを取る新規航空会社が多いことを指摘したうえで、スカイマークに期待する姿勢をにじませています。
 長期運休に拡大した事態はこれまで聞いたことがありませんが、パイロット不足は世界的にも深刻な問題となっています。欧米やアジアで格安航空会社が次々と設立され、パイロット争奪が激しくなり、良い条件を求めて世界を渡り歩くパイロットも。一方で倒産する会社もあり、流動化に拍車をかけています。
 パイロットの訓練、養成には時間も費用もかかります。大手退社組や派遣会社出身の契約パイロットを採用することで、格安航空会社もコストダウンできるのです。
 新規航空会社が格安運賃を定着させた功績は利用者にとって大きいのですが、どの部分の経費を削るかが大きな問題です。(拓)


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[JALグループ]6/18-19日、ストライキ突入

2008-06-18 | 業界ニュース
<コメント>
JAL(日本航空)グループ(JAL、JAC)の乗員組合が6月18日~19日にかけ、ストライキに突入しました。これにより一日100便以上が欠航となる見込みです。JALは18日、管理職が対応し欠航はないと見られますが、各社ホームページで運行状況を十分ご確認ください。

なお、同時に予定されていましたANA(全日空)グループのストライキは回避されています。


<関連リンク>
JAL(日本航空)発表のストライキ情報
JAC(日本エアコミューター)発表のストライキ情報



日航、19日に最大38便欠航へ=乗員組合がスト突入☆差替 6月18日6時2分配信 時事通信

*日本航空 <9205> は17日、日本航空乗員組合(約1100人)が18日の24時間、日本航空ジャパン乗員組合(約600人)が18、19両日の48時間ストライキに突入すると発表した。18日は管理職が対応し平常運航を維持するが、19日は最大で国内線の6.1%、38便が欠航し約5800人が影響を受ける見通し。



JAC、組合ストで86便欠航 ANAグループはスト見送り 6月18日8時40分配信 産経新聞

 乗務員の確保や勤務体制の問題をめぐり会社側の回答を不満として、18~19日にストライキを計画していた日本航空グループの日本エアコミューター(JAC、鹿児島県霧島市)の乗員組合は18日早朝、スト実施を決めた。客室乗務員組合はストを見送った。
 18日は158便中86便が欠航、約1900人に影響する。ストが続けば19日も90便が欠航、約2000人に影響する見通し。
 日航4労組は17日深夜、2労組がスト実施、2労組がスト見送りを決定。日航は管理職の機長で対応し18日の欠航便はないが、日本航空ジャパン乗員組合が19日もストを計画しており、決行すれば国内線628便中38便が欠航、約5800人に影響する見通し。国際線に影響はない。
 全日空グループ4社の乗員組合は18日未明、スト見送りを決めた。通常通り運航される。スト入りすれば国内線906便中143便の欠航が想定されていた。


<今回ストライキを回避した会社>
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[イヤフォン]機内持ち込みに最適!

2008-06-16 | 業界ニュース
<コメント>
あのオーディオメーカー、マランツより小型軽量で高音質のイヤフォンが発売される。もちろん、機内で楽しむためのプラグも用意されている。
ノイズキャンセラー付きではないが、アルミの削りだし採用により、不要な振動を制御し、クリアーな音を表現。価格も8千円台と手が届きそうだ。

ヘッドフォンまで用意して機内で音楽を聴きたくない人にとって、空の旅にあったら便利なグッズになりそう。



マランツ、アルミボディのカナル型イヤフォン 6月16日14時30分配信

 マランツコンシューママーケティング株式会社は、アルミボディを採用したカナル型(耳栓型)イヤフォン「HP101」を6月より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8,800円前後の見込み。
 同社のライフスタイル・シリーズを展開している百貨店、インテリア関連ショップ、カタログ通信販売などの販路で販売する。
 ボディにはアルミ削り出し素材を採用し、不要な振動を抑制。クリアなサウンドを生み出すという。また、カナル型密閉構造による低音やアルミ筐体を活かしたクリアな中高音により、ナチュラルなバランスを実現した。
 ドライバユニットは9.5mm径で、再生周波数帯域は20Hz~20kHz、音圧感度は98dB/mW、最大許容入力は40mW、インピーダンスは16Ω。プラグはステレオミニで、ステレオ変換プラグや航空機用の変換プラグも同梱する。重量は13g。
 イヤーピースはシリコンラバー製で、大/中/小の3タイプを同梱。ケーブルはOFC線のY字タイプで、ケーブル長は1.2m。ケーブル皮膜には塩ビを排除したエラストマーを採用している。1mの延長ケーブルやキャリングケースも付属する。


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[旅客機炎上]スーダンで着陸失敗か!?

2008-06-11 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
 2008年6月10日(日本時間11日未明)、アフリカのスーダンの首都にあるハルツーム空港で、スーダン航空のエアバスA300型機が着陸後機体が炎上し、多くの犠牲者が出た模様です。
 事故原因は発表されていませんが、右エンジンから出火した火が客室内に移ったと一部報じられています。乗客に邦人が含まれているかは不明。



<関連リンク>
スーダン航空




スーダン航空機が着陸後炎上、少なくとも28人死亡 6月11日11時33分配信 ロイター

 [ハルツーム(スーダン) 11日 ロイター] スーダンの首都ハルツームの空港で10日夜、砂嵐の中着陸したスーダン航空の航空機が炎上、乗っていた217人のうち少なくとも28人が死亡した。当局者が11日に明らかにした。
 ハルツーム空港の医療担当責任者によると、当局はこれまでに123人の生存を確認したが、66人の安否が未確認。生存者は飛行機の緊急脱出シュートを使って避難した。犠牲者の国籍は現時点で不明。
 地元テレビによると、炎上したのはヨルダンの首都アンマンから到着したエアバス機で、乗客203人と乗員14人が乗っていた。
 同国の運輸担当相は、機体右翼のエンジン部分で爆発があったとし、「現時点で詳細は不明だが、天候が事故の主因とみている」と語った。




スーダンで旅客機が炎上、100人以上死亡か エンジンから出火 6月11日8時15分配信 産経新聞

 米CNNなどによると、スーダンの首都ハルツームのハルツーム空港で10日夜(日本時間11日未明)、スーダン航空の旅客機エアバス300が着陸後、機体が炎上し、少なくとも100人が死亡した。
 同機には乗客203人と乗組員14人が乗っていた。空港担当者らは、着陸後、エンジンから出火したと説明しているという。現在までのところ、乗組員13人は生存が確認されている。
 スーダン政府によると、火は機体内部を焼いており、右側エンジンで出火した火が機内に広がったとみられるという。


[JTA]トランスオーシャン航空、7-9日ストライキを予定

2008-06-06 | 業界ニュース
<コメント>
日本トランスオーシャン航空が2008年6月7日からストライキを予定しています。
既に同航空を予約されている方は、以下のリンクより状況をご確認ください。

基本的に沖縄路線ですが、一部『羽田-岡山』線も含まれておりますのでご注意ください。


<関連リンク>
JTA日本トランスオーシャン航空


トランスオーシャン航空、乗員組合ストで7~9日に欠航も 6月6日13時43分配信 読売新聞

 日本航空グループの日本トランスオーシャン航空(JTA、那覇市)は6日、乗員組合のストライキが回避されない場合、7~9日に計121便が欠航する見通しだと発表した。
 対象は羽田-石垣、北九州-那覇、那覇-石垣線などで、8日の日本航空・羽田-那覇線、羽田-岡山線各1便も含まれる。欠航対象便は既に計約9500人が予約している。見通しなど問い合わせは、予約センター(0120・25・5971)へ。


<旅行関連リンク>
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[SKY]スカイマーク機長退職で168便運休

2008-06-02 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
 「機長が体調不良で退職しましたので、運航を取りやめます!!!」

なんて、冗談のような事が実際起こってしまいました。
航空会社名は『スカイマークエアライン』

慢性的に『人不足』の同社でしたが、今回は同時期にパイロットが2名体調不良そして退職へとなり、何と羽田~那覇便を除く路線(旭川、千歳、神戸、福岡)が運休となりました。

同社のホームページには、未だに『羽田-旭川 13,000円』がド、ドーンと表示されていますが、いつその路線を飛ばせるのか現在不明。
スカイマーク便を予約されている方は、今後の運航予定を必ずチェックしてくださいますように。



<関連リンク>
スカイマークエアライン


機長退職で168便運休 異例の失態、スカイマーク 6月2日17時33分配信 産経新聞

 新規航空会社のスカイマーク(東京・港区)がパイロットの退職により今月、計168便を運休することが2日、分かった。同社が同日、運航計画変更の認可申請を国土交通省に提出したもので、国交省は同社に対し運休情報の提供を徹底するよう求めるとともに、パイロットを早急に確保するよう指示した。
 国交省によると同社は羽田と旭川、千歳、神戸、福岡、那覇を結ぶ国内5路線を運航。6月は計1704便の運航を予定していたが、パイロット2人が病気などを理由に退職したため羽田~那覇を除く4路線で運休することを決めた。運休は旭川40便、千歳24便、神戸56便、福岡48便の計168便で、2日は神戸、旭川便の計4便を運休した。運休は1日2~10便となる見通し。
 同社は平成10年に新規航空会社として参入。国交省によると航空業界は乗務員が慢性的に不足しており、各社はその確保に頭を悩ませているという。