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成田発着の欧州便、噴火で欠航相次ぐ

2010-04-16 | Weblog
<コメント>
2010年4月14日、アイスランドで起こった噴火により火山灰がヨーロッパ広範囲に及び、航空機が飛ぶ事のできない事態になっています。成田から出発したヨーロッパ便の多くが引き返し、今後の見通しは立っておりません。

<国内大手2社情報>
JAL(日本航空)
ANA(全日空)


成田発着の欧州便、噴火で欠航相次ぐ

 こうした事態を受け、日本を出発した便が15日夜、成田空港へ引き返すなど混乱が起きています。
 日本航空では成田空港からロンドン、アムステルダム、フランクフルト、パリを結ぶ往復8便が欠航となっているほか、成田空港発ミラノ行き1便も欠航となりました。また、全日空でもロンドン、パリ、フランクフルトを結ぶ往復6便の欠航を決めています。影響は、あわせて4000人に及ぶということです。
 成田国際空港によりますと、ブリティッシュエアウェイズやKLMオランダ航空などでも欠航が相次いでおり、今後の運航の見通しは立っていないということです。(16日09:11)



火山噴火で欧州の空が大混乱 各国で空港閉鎖相次ぐ 4月16日9時20分配信 産経新聞

 【ロンドン=木村正人】アイスランド南部で14日、火山が噴火し、16日未明までに火山灰が欧州北部全域の上空を覆った。旅客機のエンジンが火山灰を吸い込めば墜落の恐れがあるため、英国など少なくとも9カ国で空港閉鎖や航空便の欠航が相次ぎ、欧州の空は大混乱した。
 噴火したのは首都レイキャビクから東へ約125キロのエイヤフィヤトラヨークトル氷河の火山で、周辺の住民約800人が避難した。同氷河では先月20日にも火山噴火が起きている。
 英BBC放送によると、火山灰は風に乗って南東方向に広がっており、15日夕までに英国やスカンディナビア半島に達し、16日未明には欧州北部の上空を覆った。過去に火山灰の雲の中を通過した旅客機のジェットエンジンが火山ガラスや結晶粒、岩石の粉を吸い込んで停止するトラブルが再三、報告されている。
 このため、英航空当局は15日、ロンドンのヒースロー国際空港など国内全空港での離着陸を停止。空港の全面閉鎖は16日午後1時(日本時間同日午後9時)まで続く見通しだ。2001年の米中枢同時テロでも英国の空港は閉鎖されておらず、全面閉鎖は前代未聞の措置という。
 英国のほか、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、アイルランド、ベルギー、オランダ、フランスでも空港が閉鎖されたり、旅客機の運航が停止されるなどして最大5千便が欠航となり、約60万人に影響が出た。
 噴火は大規模で今後、半年以上にわたり、欧州北部の空の交通網に支障が出る恐れがあるという。