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[ANA機]整備ミスで逆噴射装置作動せず

2010-08-25 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
16日に起こった事がなぜ今頃トラブルとして上がったのか、解りませんが、ANAの羽田発神戸行きのA320型機の逆噴射装置が作動せず、フットブレーキ操作で減速した。
これによる遅れやけが人は発生していません。

整備中に誤動作防止のため、逆噴射装置が働かないようにオイルのプレッシャーを抜き点検。その後戻すはずのプレッシャーを忘れ、逆噴射がかからないようになっていた。
原因は整備のミスと判明しています。
ドライバー1本無くなっても出てくるまで探す現場。なぜこのような初歩ミスが起きてしまったのか、原因究明と再発防止に全力をあげていただきたい。


逆噴射作動せず着陸=整備でミス、けが人なし―全日空 8月25日12時18分配信 時事通信

 神戸空港で17日朝、羽田発の全日空411便エアバスA320―200型機が、逆噴射装置が作動しないまま着陸していたことが25日、分かった。前夜の整備で安全のため装置が動かないようにしたが、戻すのを忘れていたという。国土交通省は全日空に再発防止策の提出を求めた。乗客乗員102人にけがはなかった。
 同社によると16日夜、羽田空港で同機の整備中、エンジン周辺の作業を安全にするため逆噴射装置上部の油圧バルブを閉め、装置が作動しないようにした。本来なら整備終了時までにバルブを開いて元に戻す必要があったが、担当者が忘れていた。
 同機は翌17日午前6時40分ごろ、羽田空港を離陸。同7時45分ごろ、神戸空港に着陸したが、逆噴射装置が動かなかったため、機長は車輪のブレーキなどを使って減速し、停止した。 


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