少し休みなさいと糸井重里さんに言われて、去年、僕は日本中をヒッチハイクで旅した。
「ありがとう」の本当の意味を知りたくて。
「君はすごい、もうこれからは俺もいるからね」
と、我妻に言われて仕事のスタイルを変えた。
あの地震の前から、何ら解決してない事に日本の経済や様々な社会問題がある。
何か進んだのかね?
何か改善されたのかね?
僕は何も変わってないと思う。
もっともっと根本にはね、一番大切な事を忘れちゃうという僕たち全員の課題を残したままだからというのが原因で、本来は僕たち自身が変わらなくちゃいけない。
仕事の都合で、地震の前から数年かけて世界を回っている。
カタール、ドバイ、レバノン、香港、マカオ、台湾、フランス、スペイン、広州、ミャンマー。
全部、僕は何かを学ぼうとする。
何かとは、何か。
僕は企画屋。
企画をしてお金をもらう。
でも、心からの感謝はね、お互いにしなくてはならないと思ってます。
僕は、お客様からありがとうと言われる事の方が多いと思う。
それ位、できる限りやってみるから。
それでも分かり合えない人がいる。
残念だなぁと思うのではなく、きっとAMとFMくらい周波数が違う。
僕の周波数はそんなに広くない。
仕方がないのだ。
それだとしても、できる限り多くのお客様から「ありがとう」と言われることを目指したいけど、こちらには選客の権がある。相手にも。
なるべく気持ちのいい風を魂に吹かせたい。
マーケティング用語で言うレッドオーシャンやブルーオーシャンは、よりニッチな商売とか、日本の中で互いに牽制してることじゃないんじゃないのかな?と思う。
そんな場合ではない。
あえて意識するならば世界を。
でも、本当の相手とは自分なのだと思います。
自分の頑張りに感謝するほどやってみる。
全部知ってるのは自分だけだからね。
僕はバンドをもう一度やろうと思います。
売れる売れないではなく、半径10mで構わないから伝わるバンドを。
仙台の音楽シーンを牽引して来た伊藤さんと千葉さん。
千葉さんに曲を聞かせた。
いい曲だね。
と乾杯した。
でも、悲しい曲だね。
と乾杯した。
何をしたっていいんだ。
自由と勝手は違うのは知ってんの。
責任を果たしながら自由に行くぞと思う。
Web用のコピーとグリーティングを頼まれた。
でも断った。
「例えるならば、弔辞を誰かに頼むの?」
と。
結婚式の親への手紙を誰かに頼むのかい?ってこと。
それを言ってたら僕の仕事ってなくなる。
でも、戦争で発達した広告を続けることに、大きな疑問や懸念を感じます。
戦略だの囲い込みだのという言葉はボランティアという言葉同様好きではない。
物語(ストーリー)とか印象派だとか、他の言葉に置換したい。
マーケティングがベースではないマーケッター。
広告がベースではない企画屋。
すぐなれる。
僕が自由にやればいい。
僕は一人でそういう運動をしようと思うのです。
今からミャンマー。
いい取引になればいい。
いい足掛かりだけでもいいな。
みんな同じじゃん!
って思えると、一気に強くなる。
英語が通じるみたいだから少し楽なのかな。
昨夜の紹興酒。
たぶん、生まれて初めて紹興酒を飲んだけどダメだった~。
頭いてぇもん。