先程まで、安田工務店のタケスが事務所に来てました。
「了ちゃん、あのさ、企画書教えて欲しいんだよね。」
「今日、何時まで仙台いるんだよ。」
「今からタケチンにジーンズ直してもらってラーメン食って・・・。」
「分かった。終わったら電話ちょうだい。事務所で仕事しないとヤバいの。」
4時間位いたなぁ。
これまでのこと、これからのこと。
新しい仕事のこと、人生のこと。
案外マジメに。それでも楽しく。
本当に去年は世話になった。
彼がいなければ活動なんて出来なかったしね。
「いやぁ、スコTを着るタイミングを失ったんだよね・・・。」
笑ったなぁ。
恥ずかしがらずに着れば良かったのになぁ!
そんな彼にJASAのスタッフTをプレゼントした。
着たまへ。
「了ちゃんやタケチンに会わなかったら、俺は井の中の蛙だったなぁって思うんだよ。」
こちらこそです。
山元町が好きになったもんね。
タケシのおかげだと思うよ。
なんだか、安田工務店のこの車が、俺の事務所の前に停まってるって事がね。
僕は嬉しかったです。
もう、去年のことなんだなぁってシミジミ思った。
そして、なんだか皆に会いたいなぁと思った。
この車は、ダンプと並んでいつでもあの光景の中でしか見てなかったから。
ここで見ることが嬉しかったんだよ。
去年の夏。
ミカちゃんが泣きながら言って来たんだ。
「団長!タケシ君をお願いします。本当に今まで一人で頑張っていたんです!」
「分かった。俺達の方こそ世話になってんだ。悪いようにはしねぇよ。もう大丈夫だから泣かないでくれる?」
そんなミカちゃんは今は九二四四のスタッフ。
彼女の話になったから電話をしてみた。
すぐに出た。
「了さ~ん!!!」
元気そうなのでそれで良かったし、別に用もないから僕達はすぐに切りました。
「え~っと、話題に出たから電話をしただけで用なんかないんだよ。」
「相変わらず雑ですね。」
「雑でごめんね。君のイトコが事務所に来ていてね。」
「え?!」
そんな意外かなぁ?
仲良いんだぜ?
あ~スープカレー食べたい。
お腹減ったぶ~。
ぶ~。