あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

津軽・下北半島の旅(1)恐山に到着

2018年07月24日 | 旅行記

もう1か月以上も前になりますが、6月に津軽・下北半島を旅行しました。
今回の旅行はコースが全部組まれたツアーでしたので、久しぶりにバスの旅を楽しみました。
コースの名称は「日本海の絶景 五能線「リゾートしらかみ」に乗車!津軽・下北半島3日間」です。

コースはどちらかと言えば地味な感じで、正直あまり期待もなかったのですが、終わってみれば意外にもいい旅でした。
梅雨の最中でしたが、3日間とも晴れまたは曇りで雨もなく、それにそれほど暑くなくよかったです。

それでは今日から旅行記始めたいと思います。

まず東北新幹線で東京駅から七戸十和田駅まで行きました。









東京駅ではホームで連結された秋田新幹線のスーパーこまちを見ることができました。
盛岡で切り離されます。









七戸十和田駅からバスに乗り下北半島の恐山に向かいました。
恐山は比叡山、高野山と並び日本三大霊場の一つといわれています。

恐山といえば、死者の霊を呼び寄せて話をするイタコを思い浮かべますが、今はイタコはたった一人しかいなくて、恐山の例大祭の時しかいないそうです。

死後の世界を垣間見るような、まずは三途の川です。
これはバスの車窓から見たもので、実際は帰りに見ました。

冥界でみる三途の川は"川幅4000km"もある大きな川ですが、恐山では宇曽利山湖から流れる天津川が「三途の川」と称されています。









こちらは三途の川を渡った先で待ち構える左側が「奪衣婆(だつえば)」と右側が「懸衣翁(けんえおう)」。
奪衣婆とは三途の川の渡し賃である六文銭を持たずにやってきた死者の衣服を剥ぎ取る老婆の鬼です。
ここで剥ぎ取られた衣服は、懸衣翁という老爺によって衣領樹(えりょうじゅ)に掛けられ、枝の垂れ具合によって生前に犯した罪の重さを量られます。








恐山は今からおよど1200年前に、慈覚大師円仁によって開かれた霊場です。
恐山菩提寺に着きました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 幸せに!14匹の子どもたち | トップ | 孫たちの夏休み日記(プール) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行記」カテゴリの最新記事