コンコルド広場へはフリータイムの日の朝、地下鉄を乗り継いで到着しました。
どんより曇って、時々小雨のあいにくの天気です。
フランスに滞在中、ほとんど夜に雨が降り、明けると曇り時々晴れか、小雨のような天気でした。
朝の9時だというのに、夜明けが遅いこともあってまだこんなに薄暗い感じです。
コンコルド広場は最初はルイ15世の騎馬像が設置されていたため、「ルイ15世広場」と呼ばれていました。
その後フランス革命の勃発により、騎馬像は取り払われ、「革命広場」と呼ばれるようになりました。
フランス革命中にはこの場所で、ルイ16世やマリー・アントワネットの処刑が行われました。
現在は「調和」を意味する「コンコルド」広場と呼ばれるようになり、中央に建つオベリスクはエジプトの
ルクソール神殿にあったものです。
革命当時、この場所で1200人もの人が処刑されたそうですが、今ではそんな面影もなく、車が行き交い
ロータリーのようです。
広場の噴水の向こうにはメトロのコンコルド駅、建物の間の三角屋根と白い柱は、マドレーヌ寺院だと思います。
マドレーヌ寺院は1842年完成の歴史ある寺院です。今思えば行ってみたかった。
方向を変えればエッフェル塔が見えます。
そしてここから凱旋門までを歩きました。
近くに見えますが、実は2km位あり、石畳でしたから、足にかなり負担がかかりました。
これは横断歩道を横断中に撮りました。
写真で見ると下って、上る地形のようです。
シャンゼリゼ通りはもっと細くて、ショップやカフェが両脇にたくさんあるイメージでしたが、
実際は広い道路があってコンコルド広場から1kmくらいは木々の公園みたいでした。
途中クルーズでも見た1900年のパリ万博の時に建てられたグラン・パレがありました。
今はギャラリーや博物館になっています。
ようやく賑やかな所まで来ました。
ルイ・ビトンの本店です。
ランセルに・・
カルティエ・・おなじみのロゴです。
どれもどっしりとした石造りの建物です。
パリの街並みは古い建物を壊さずに、ずっと守り続けて、現代と融合させているような感覚でした。
ようやく凱旋門に到着しました。お疲れ様~
凱旋門は戦勝を記念し1806年にナポレオン1世が建造を命じましたが、工事はなかなか進まず、
30年後のフィリップ時代に完成、ナポレオン1世は生きてこの門を見ることはできませんでした。
第二次世界大戦でパリをドイツ軍から解放したシャルル。ド・ゴール将軍がここで凱旋パレードを行いました。
再び横断歩道を渡りながら正面から撮影です。
壁面にはナポレオン1世の戦功をたたえるレリーフがあります。
この凱旋門、中に入ると展示室やショップがあり、展望台からはパリ市内が見渡せるということです。
放射線状に延びた道路も見ることができたかもしれませんが、残念、時間がなくて断念しました。
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私が行った10月はクリスマス飾りは
まだまったくされていませんでした。
シャンゼリゼ通りではブランドショップより、
歩き疲れてカフェでお茶したこともいい思い出です。
写真はたくさん撮っているようでも
帰ってまとめるために見ると
撮りそびれているものがあるんですよ。
でも今は記録メディアも大容量ですから、
好きなだけ撮れていいですね。