あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

大人の修学旅行 日光の旅(その14 イタリア大使館別荘)

2016年06月18日 | 旅行記
                                                                                                 
明治中頃から昭和初期にかけての中禅寺湖畔は、各国の大使館をはじめ多くの外国人別荘が建てられ、国際避暑地として発展しました。
この建物は昭和3年にイタリア大使館の別邸として建てられ、平成9年まで歴代の大使が使用していたものです。

木立のエントランスを行くと、イタリア大使館の別荘が見えてきます。
今はイタリア大使館別荘記念公園として公開されています。


 






本邸は著名な建築家で外交官でもあるアントニン・レーモンドの設計により建設され、大使とその家族が使用したと言われています。









パターンを変えながら杉皮張りで仕上げられた内外装が大きな特徴です。
















本邸1階は食堂と書斎が中央の居間を挟んだワンルームとなっています。









  













開放感あふれた広縁からは中禅寺湖や山々が見渡せます。









2階は寝室になっています。


 






副邸は国際避暑地歴史観として使用されています。


 






外に出れば白根山の山々が見渡せ、自然環境の中で自然に調和し、ゆったりとした時間を過ごした避暑生活を彷彿とさせます。


                                                                                                                                                           
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