いわき市内の旅行記は今日で最後です。
最後は東日本大震災の津波の後の様子です。
タクシーの運転手さんに、「津波の後を観光客が見に行くのを、地元の人はどんな風に思いますか?」と聞いてみたところ、「一時は震災バブルでにぎわったんですよ」という返事でした。
多くの人が訪れて被災地を支援するのもありかなと自分に言い聞かせ、海岸に向かいました。
途中何か所か仮設住宅を見ました。まだ不自由な暮らしをしている方がたくさんいる事を実感しました。
海岸から離れたところでは復興住宅の建築が進んでいました。
マンション建築中。
戸建て住宅も建築中です。
完成したマンション。
ガレキがまだ残っている場所がありました。
海岸沿いはガレキは撤去され、無機質な更地が広がっています。
かつてはここには海水浴場があって、民宿や住宅が並んでいましたが、今は住宅は建てられないそうです。
津波に呑み込まれることなく残った住宅ですが、今は人が住む事はできず、さみしげに建っています。
学校も今は使われていません。
かつてはここに平穏な人々の暮らしがあったのを考えると、胸が痛み手を合わせてきました。
震災から3年以上が経ちましたが、復興はまだ途中経過のようです。
これからも微力ながら支援をしていかなければと実感しました。
スパリゾートハワイアンズに始まって、いわき市内観光は今回で終了です。
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