２日目のホテルはトゥールという町にある、駅前のホテルです。
いかにもヨーロッパのホテルという雰囲気。
トゥールの駅は重厚な建物で、パリのオルセー美術館（昔のオルセー駅）の建設をした建築家が設計したそうです。
日本でいえば新幹線の高速鉄道TVGの停車駅にもなっています。
市庁舎も歴史的建造物のようです。
一夜明けてトゥールの街は雨でした。
モンサンミッシェルの日だというのにテンション下がり気味でしたが、バスに乗ること４時間、移動距離
２９０ｋｍ、だんだんと雲が切れ晴れ間がのぞいてきました。
ようやく車窓からモンサンミッシェルが見えてきました。
そして離れた駐車場からのモンサンミッシェルです。
モンサンミッシェルの周辺は現在工事中です。
かつて海に囲まれた島に建つモンサンミッシェルには、潮が引いた時だけ、人が歩いて行くことができました。
今から１２０年ほど前に、島に通じる道路ができてから、潮の流れがせき止められ、砂が堆積してしまい、
かつての美しい姿でなくなってしまいました。
そこで橋をかけ、道を撤去して、美しい風景を取り戻す工事が始まっています。
２０１５年には完成するそうです。
そんなわけで島から離れた駐車場でバスを降り、シャトルバスに乗り換えて、島の近くまで行きました。
バスを降りた場所からは、天気は晴れて、青空にそびえる美しいモンサンミッシェルの全景が見えました。
向かって右側には、修道院に続く道の両側に、お土産物屋さんが並んでいます。
まるでメルヘンの世界です。
正面入り口近くには、今日のホテル「ラメールプラール」が見えます。
さて次回は修道院の中に入っていきます。見所がたくさんありました。
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