流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

平成29年 奈良基地祭

2017-06-03 | 航空自衛隊
6月3日(土曜日)、航空自衛隊奈良基地にて「奈良基地祭」が催しされました。

同基地は、奈良県奈良市に所在する関西唯一の航空自衛隊基地であり、また同県唯一の自衛隊基地です。
基地内には、航空自衛隊の幹部自衛官となるために必ず入校する全国唯一の学校「幹部候補生学校」が所在しています。

<基地沿革>
昭和17年 4月、厚生省西部国民勤労訓練所開所
昭和20年 終戦、米軍駐屯 ~昭和31年9月まで
昭和31年11月、幹部候補生学校が防府基地(当時)から移駐
昭和32年 3月、幹部候補生学校編成完結


奈良基地開庁20周年記念碑「平城山」(ならやま)(昭和52年5月22日建立)


石碑「創造」(揮毫:航空幕僚長 空将 石川貫之)


慰霊碑「翔」(平成10年8月21日建立)


石碑「幹部候補生修練目標」
幹部候補生学校では、幹部自衛官としての資質を養うとともに、初級幹部として職務を遂行するのに必要な知識及び技能を修得させるための教育訓練を行っています。


「本部庁舎」


「奈良基地厚生センター」


教育講堂「松林苑」
航空自衛隊関連の資料や旧軍関係の遺品等がが収蔵されています。


「飛翔館」
当日は、中部航空音楽隊(浜松)による音楽演奏が行われました。


地上展示機エリア(退役機)


地対空誘導弾「ナイキJ」


昭和45年の部隊配備から平成6年までの間、ペトリオットミサイルに変わるまで運用されました。


初等練習機「T-34A」(41-0331)


航空自衛隊では、操縦学生が最初に操縦する初等練習機です。


練習機「T-33A」(81ー5348)


航空自衛隊では、主にパイロット養成として運用され、他に訓練支援や連絡業務にも使われました。


戦闘機「F-86F」(62-7527)


昭和31年、アメリカから供与され、航空自衛隊としては初代の主力戦闘機として運用されました。


全天候要撃戦闘機「F-86D」(84-8100)


当時としては高度なエレクトロニクスを搭載、接敵からロケット発射まで自動的に行う機能を備えていました。


要撃戦闘機「F-104J」(56-8653)


開発当時は、卓越した高速性と形態がミサイルを彷彿させ、「最後の有人戦闘機」と称されました。


支援戦闘機「F-1」(70-8276)


高等練習機T-2を基に、第二次世界大戦終結後に日本が初めて独自開発した超音速飛行を可能とした戦闘機です。


現役を引退した航空機等を近くで見学できました。(^_^)


装備品等展示


地対空誘導弾ペトリオットシステムが展示されていました。


地対空誘導弾ペトリオットシステム「電源車」(EPP)第14高射隊/白山分屯基地(三重県津市白山町)


地対空誘導弾ペトリオットシステム「射撃管制装置」(ECS)第14高射隊/白山分屯基地(三重県津市白山町)


地対空誘導弾ペトリオットシステム「アンテナ・マスト・グループ」(AMG)第14高射隊/白山分屯基地(三重県津市白山町)


地対空誘導弾ペトリオットシステム「レーダー装置」(RS)第14高射隊/白山分屯基地(三重県津市白山町)


地対空誘導弾ペトリオットシステム「発射機」(LS)第14高射隊/白山分屯基地(三重県津市白山町)


「73式小型トラック」陸上自衛隊 第7施設群/大久保駐屯地(京都府宇治市)


「偵察用オートバイ」陸上自衛隊 第102施設器材隊/大久保駐屯地(京都府宇治市)


「軽装甲機動車」第2補給処/岐阜基地(岐阜県各務原市)


「消防車」(幹部候補生学校 業務部 施設課)


飛行展示


戦闘機「F-15J」第6航空団/小松基地(石川県小松市向本折町)


中央訓練場の上空を2回通過してくれました。


自衛隊奈良地方協力本部マスコットキャラクター3兄弟のひとり「三男 そらしかくん」

飛行場のない航空自衛隊基地のイベントでしたが、見所満載の楽しい基地祭でした。
関係者の皆様、ありがとうございました。
ヾ(*´∪`*)oc<【。゚・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゚。】ヽ(*´∪`*)ノ"

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