流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

別府 地獄めぐり

2017-04-16 | 温泉・銭湯
4月15日(土曜日)~16日(日曜日)、大分市別府市方面へ旅行しました。

大分県別府市に位置する別府温泉の観光コースである「地獄めぐり」に来ました。
同コースは、別府温泉に多数存在する様々な奇観を呈する自然湧出の源泉「地獄」を周遊します。

<海地獄>

海地獄は、1,200年ほど前に鶴見岳の爆発によって誕生したとされます。


硫酸鉄によってコバルトブルーの一見涼しげな色をしていますが、その温度は98度で泉脈までの深さは200mに達しています。


卵を竹籠に入れて青い地獄の湯に浸けて茹でた『温泉卵』が名物です。


当地獄は別府の地獄の中で最も広大であり群を抜いているそうです。

<鬼石坊主地獄>

鬼石坊主地獄は熱泥がそこかしこで吹き上げ、坊主(僧侶)の頭のように膨れることからこの様に呼ばれているそうです。


鬼石とは、当地獄の最初の所有者の屋号とのこと。


泉質:ナトリウム-塩化物泉


泉温:約99度

<かまど地獄>

かまど地獄は竃門八幡宮の大祭で当地の噴気を使って神前に供える御飯を炊くことからこの名が付いたとのこと。


他の地獄をダイジェストにして集めたような雰囲気で、それぞれ「地獄の一丁目」から「六丁目」と名付けられています。


かまど地獄一丁目


かまど地獄二丁目


かまど地獄三丁目


かまど地獄四丁目


かまど地獄五丁目


かまど地獄六丁目

<鬼山地獄>

鬼山地獄は緑白色の熱水をたたえた池を中心に、その熱を利用して広大なワニ園が整備されています。


イリエワニ、シャムワニ、メガネカイマンなどの約100頭のワニが飼育されています。


泉質:含芒硝弱食塩泉


泉温:約90度

<白池地獄>

白池地獄は含ホウ酸食塩泉で噴出するときは透明ですが、外気に触れ温度が下がると白濁することからこの名が付いたそうです。


泉質:含ホウ酸食塩泉


泉温:約95度(噴出口)

<血の池地獄>

血の池地獄は『豊後国風土記』や『万葉集』にも「赤湯泉」等としてその存在が見える歴史ある地獄です。


酸化鉄などによって朱色に染まっていることからこの名があるそうです。


昭和2年には、高さ220mにまで達する大爆発を起こしたとのこと。

<龍巻地獄>7

龍巻地獄は30~40分間隔(降水量で変化するとされる)で噴出する間欠泉です。


約50m噴出する力があるそうです。観光客の危険防止のために噴出孔の上部や側部には石の天井や壁が設けられている。


観光客の危険防止のために噴出孔の上部や側部には石の天井や壁が設けられています。

別府温泉には、含有物によって青、赤、白などの様々な泉色を呈する温泉や、間欠泉などの特色のある源泉が点在しています。
入浴ではなく、観覧を主な目的とした温泉は地獄と呼ばれ、別府観光の目玉のひとつとなっています。

お陰様で別府温泉の観光名所を堪能しました。
この後もさらに続きます。(^_^¥

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