流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

航空科学博物館 展望展示室

2013-02-11 | 博物館・資料館等
航空博物館の展望展示室へ移動しました。
空の交通整理を行う航空管制で使われていた機器等が展示されています。
画像の機器は、管制塔から航空機へ指示するための「管制塔用管制卓」です。


「国内管制卓」
航空路を飛行する航空機をレーダー誘導する管制卓です。
本機材は、埼玉県所沢市に所在する東京交通管制部で使われていたものです。


「空港レーダー用管制卓ARTS」
空港周辺を飛行する航空機をレーダーにて誘導するための機器です。
本機材は、国土交通省・航空保安学校にて教材で使われていたものです。


展望展示室から空港敷地内の整備地区が一望できます。
B-747-400Fの垂直尾翼に表示されている“NCA”(日本貨物航空)の
貨物機が見えます。


離着陸する航空機も近くで見ることができます。
画像の航空機は、タイ王国のフラッ・グキャリアである「タイ国際航空」の
“貨物機・B-747-400BCF”です。


全日本空輸の航空機が離陸のため、滑走路へタクシングしています。


滑走路へ向かう航空機が絶え間なく続きます。


ドイツのフラッグ・キャリアである「ルフトハンザドイツ航空」の航空機が着陸します。


滑走路手前にて、日本航空の機体を先頭に各社の航空機が待機します。


このような情景を見れば、成田まで来た甲斐があります。


オランダのフラッグ・キャリアである「KLMオランダ航空」です。
B-747-400の垂直尾翼に「asia(アジア)」が表示されています。


航空機に少しでも興味があれば、楽しめる場所だと思います。


展望展示室から中央棟の展示館内へと通じる階段廊下にて、航空画壇で著名な
イラストレーター・下田信夫さんの航空機画が「飛行機のあゆみ」というテーマで
展示されていました。
画像は、「ライト フライヤー」(1903年・アメリカ)
1903年(明治36年)、ライト兄弟は世界初飛行に成功します。


「ブレリオ11」(1909年・フランス)
ブレリオ氏は自ら制作した飛行機で初のドーバー海峡横断に成功します。


「ドルニエ Do.X」(1929年・ドイツ)
当時としては、」最大169名を乗せた飛行艇の旅客機です。


「ミス・ビードル」(1931年・アメリカ)
青森県からアメリカ西海岸への太平洋横断初飛行に成功します。
機体は、フォッカーF.Ⅶ「サザンクロス」です。


「朝日新聞『神風』と毎日新聞『ニッポン』」(昭和12年、昭和14年・日本)
神風号はヨーロッパ取材に、ニッポン号はアメリカ親善のために、各新聞社が
長距離飛行を実施しました。


「セスナ172」(1955年・アメリカ)
セスナ社の他、軽飛行機の代表メーカーとしては、ビーチクラフト社(右上)、
パイパー社(左下)があります。


「日本航空機製造・YS-11」(1962年・日本)
日本独自で開発した航空機には、MU-2(左上)、FA-200(右下)、
C-1(上)などがあります。


「ゴスマー アルバトロス」(1979年・アメリカ)
人力飛行機として、ドーバー海峡横断初飛行に成功しました。

展望展示室にて、多くの国際線旅客機を見れたのは感激ものでしたが、
下田画伯の作品を見れたことも大感激でした。

しつこいですが、まだ続きます。f^_^;
コメント (2)
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