酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

続:星子の山

2012-10-07 18:11:05 | のほほん日記系
秋の3連休
天気も良さそうだ。
このところの体重増加を何とか杭止めるべく、初日に山へ行くことにした。
N山さんと金曜夜に出発の久住行きだ。

まず準備したもの

昨年、復帰第1回の久住山でヒザを壊し、泣きながら降りてきた。
今回は位置エネルギーが前回より増加するだろうと予想されたため、サポーターとインドメタシンを持参しとく。
私には効果が期待できないモーラステープも気休めに。
N山Jrも来るらしいので、カットバンも入れとこう。
金曜22時、牧ノ戸到着。
気温11度、うす曇りだからか、息も白くなく寒くない。
外で宴会を始めるが・・・
「あのー?今から山ですか?」
『いえいえ、タダの宴会です』
「宴会ですか、いいですねぇ」
駐車場にどこからか戻ってきた若いアベック(死語)。
んー、真っ暗な山の中で懐電も持たずに何してたんだこの人たち
こうして、標高1300mの夜は更けていく。
『Kちゃん!おじちゃんのおつまみ残しといてね』
ビール500、350、チューハイストロング350を飲みほし就寝。

起床5:30、土曜日の朝食。
昨年の味噌ラーメンは、歩いてて吐きそうだったので、ドンベエにした
特大アブラゲ・・・んーいらんかも。

さて、登るとしよう

最初の急登を上がりきったところ。
いい感じの父子。
振り返ると呼吸困難とヒンケツで吐きそうにのたうちまわる私がいるのだった。
この10年以上、息が上がる運動をすると地べたでのたうちまわるほど気分が悪くなる。
一度そうなれば体が「運動モード」に切り替わるようで、その後は全く平気に動けるのである。
まぁ、ロボット物でよくあるように、モードチェンジして強くなるのに似ているのかも。(^^ゞ


向こうにやっと久住山がのぞいてきてイイカンジ。
しかし、今回の目的は・・・そう
『星子の山に登るんだい!』

昨年、N山さんが言っていた〔星子が生まれると書いた山〕
星生山への初登頂を目指すのである。


山頂はこんな感じ。
ちなみに標高1764m。
GPSは高さ精度100mだから上のスマホの山ログも正確なほうだ。

この後、岩場の稜線をスリリングな縦走することになる。

はたして、N山Jrは大丈夫なのか?

星生山の下りの岩場は写真撮る余裕なし。
ちなみに向こう側はスパッと切り立った断崖絶壁。
N山Jrが怖がらずに先に行こうとするから、落ちそうで心配。
『をぃをぃ、落ちたら拾いにいかんからなぁ』

星生山から伸びた稜線。

〔賽の河原〕みたいな小さい噴石でガラガラな急斜面。
ここいらの岩は全て溶岩だけど、特に穴がポツポツ空いた岩が多い。
稜線から硫黄山の噴煙を上から見るが、縦走路の下にもあちこちに噴火口跡の窪地や火口湖があるのがわかる。
久住連山はまぎれもなく火山なのだ。

久住別れまでの最後の下りに差しかかる。
スリル満点の稜線歩きもこれで終了。
後はノーマルルートを帰るべし。

高い場所ではリンドウも咲いてました。

帰り道はいつもの通りハシゴ場で登山客の渋滞。
『こんちはー、こんちはー』
「アンニョンハセヨ」
『あ、あんにょんはせ・・・よ』
「コンニチハー」
あのなぁ、日本語話せるんだったら日本語使えよ。
韓国人の群れが通り過ぎるのを待つ・・・が!
「この後もずっと続いていますから、適当に行った方がいいですよ」
途中にまぎれた日本人が教えてくれる。
こやつら、待ってると遠慮なくズンズン進んでくるのだ。
察しと思いやりをモットーとする日本人(byミサト)だが、限度がある。
『Kちゃん、ささっと行け行け!』
結局、ハシゴを走って登ったのだった。

無事にN山父子、牧ノ戸峠に帰着。
私はヒザが痛くなってちょっと遅れて到着。
いつものソフトクリームを食べようと言ったのに・・・
Jr「ラムネ飲んだからいらない」
私『えぇーっ?牧ノ戸はソフトやろ』
Jr「ねぇ、帰ろうよぉ」

九酔渓の温泉入って、佐賀には14時に着きましたとさ。
【毎回かならずヒザが壊れるのがネックだなぁ

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