酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

GW前半戦スタート

2013-04-27 22:20:22 | のほほん日記系
さて、ゴールデンウィークに突入。
実は、自主休業で26日の金曜日も休みにしてGW前半4日連休だ。

『そうだ、バイクを復活させよう』
実は5年前の丁度今頃、ボロボロのDT125Rをもらってきた。
見かけはそれなりだったが、タンクはサビサビ、キャブは固まり、バッテリーはありえない「7V」。
錆付いて回らないキャップをこじ開けたとたん、腐ったガソリンから発生した有毒ガスが噴出し、近所に悪臭を撒き散らした化学兵器なみの代物だった。
それをなんとかエンジン稼動まで復活させたのが5年前の5月のブログ。

しかし、乗ろうとした途端に椎間板ヘルニアで歩けなくなり2回の手術を経過して、その間雨ざらし放置されてしまったのである。

あまりの放置状態に、リサイクル屋が毎回声をかけるので、あわや嫁さんに捨てられるところだったDT125R。
1991年式2ストハイパワー時代を代表する、今はもう手に入らない一品である。
今は実家の小屋で、大切に「放置」・・・いや、保管されている。

【1日目】
まずは、久しぶりにバイクの状態を確認。
さすがに庭放置の影響か、スポークホイルにつるが絡まっている。
タンクは空(ガソリンいくらか入れてたはずなのに・・・)
ブレーキは引きずり、レバー握っても全く効かない。
チェーンは錆びまくり、油と泥まみれ。
『こりゃ、まずはブレーキ復旧だな』
ブレーキが固着してパァならアッセイ交換だけで前後約6万円、修理する価値は疑問になってくる。
1日目は、前後ブレーキキャリパの分解、チェーン取り外しと決めた。

チェーン取り外したところ。
ホイールやフレームはあちこちサビサビ。
まぁ、サビ対策の新兵器を考えているので、作業はしやすくなっただろう。

フロントブレーキキャリパ分解。
ガチガチに固着しており諦めかけたが、偶然ホームセンターで特価198円で買ったゴムハンマーが大活躍。
なんとかはずれた。(ブレーキパッドの固着をはずすのに止め金具は破壊)
チェーンもクリップが劣化してて割れたので、簡単にはずれた。
灯油ジャブジャブの中でワイヤーブラシでゴシゴシ。
泥水のような真っ黒な灯油の中から、意外と使えそうなチェーンが復活した。
(クリップがないので輪にならないが・・・)

家に帰ると、頼んでおいた純正部品と新兵器が届いていた。

【2日目】
今日は、ブレーキキャリパのオーバーホールと、オイル類の交換。
その前に、ホームセンターでブレーキオイルとギアオイル、ラチェットドライバーのちょっと精密なやつを購入。
1日目の作業で、固着したプラスネジが普通のドライバーで回らず、何箇所かナメかかって中断していたからね。
さすがに精密なヘッドのドライバーだと、なんとかネジをはずすことができた。
(ナメかかったネジはホームセンターに探しに行くこと。次回泣く目にあいます)

前日の夜に製作したブレーキオイルキャッチャー。
金魚ブクブクのホースとペットボトルをつないだだけですが、これがないとブレーキオイルは交換できません。
しかし努力の甲斐なく、フロントキャリパーのピストン分解する際にゴムブーツを破ってしまい、面倒なのでそのまま組み付け。
リアキャリパーは十分動きがよかったので分解は中止。
さらに、リアはペダルをプコプコするだけで、ちゅるちゅるオイルが交換できたのに、フロントはオイルが入っていかない。
それどころか、ハンドル上のマスターシリンダに逆流してくるのだ。
『こりゃマスターシリンダ分解しなくちゃ。だけどスイッチが取れないナァ』
・・・・・・・・・ブレーキ関係中断・・・・・・・・・・・・

ここでスポークの錆び取りに新兵器を投入する。
その名も「サビチェンジ」
タンニン酸(だろうと思う)のサビ防止剤で、アカサビを黒サビに変えるもの。
サビ落としせずに塗っても黒サビ化してくれるらしい。
各社から似たものは出ているが、日本ペイント製のこやつなら性能は問題ないだろう。
ということで、ハケでスポークを塗り塗り。
塗ったそばから黒く変色していく。
うーん、ピカピカにサピ落とす元気はないけど、ドス黒くなるのも

〔まだまだ続く〕

最新の画像もっと見る

コメントを投稿