酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

プチ遭難 (^^;)

2018-06-03 13:35:59 | のほほん日記系


新しいトレッキングシューズが届いた。
マンモスマークで人気のMAMMUTである。
 
靴をネットで買うもんじゃないが、田舎なので仕方ない。
1回目はちょうど良すぎて、もう1サイズ大きいものに交換。
今回はいい感じにゆとりがある。
さすがのフィット感は噂通りであるが、皆さんは必ず店で試着してみた方がいい。

さて、相当デブになっているので強制的に九重に行くことにした。
奇しくも梅雨入りしたばかりなのに明日は絶対の晴れ!
よって、いつもどおり駐車場前泊、速攻で昼には家に帰ってくるというコース。

『げーっ、三脚とケーブル忘れた(-_-;)』
なんと、満天の星空を前に車のルーフにタオルを置いてカメラ固定という素人撮影。
スマホ接続ケーブルもないので、タイムラプスもできない。
星のグルグルもいいのになぁーー(T_T)
ということで、とりあえずISO3200 30秒では明るすぎた。
ISO1600にて・・・
 



この時間いつもの駐車場は数台なのに、今日は満杯だ。
『そっか、ミヤマキリシマのシーズンかぁ』
車がひっきりなしに通るので、星の撮影はおしまい。
寝る。

前日、ビールと酎ハイのんで寝たのが12時近かっただろうか?
朝、すでに外は明るかった。
『しまった、出遅れた』

逆光に合わせたので日の出のようだが、実際は日も登ってて相当明るい。
 道の両側にミヤマキリシマというのもイイ!

星生山の急登で高度をかせぐと、遠景には阿蘇の根子岳。



この日は硫黄山のガスが強くて『ちょっとアブナイかも』って風向きでしたさ。


星生山から久住別れの稜線はちょっとしたスリルのある岩場である。
ルートはしっかりしているが、ちょっと楽しい(^^)v

ズルズルの賽の河原を越え、あと少しのところでトラブル発生!
『久住別れの手前で降りちゃえ!(^^)!』
最後の岩山を登るのが面倒だったので、ショートカットして登山道まで下るルートを選択。
ってか、降りれそうな道があったので・・・

途中からガラガラの岩ゴロの下りを直下降する羽目になり・・・
『ひぇーこの道使われてないなぁ"(-""-)"』
眼下にはノーマルなメイン登山道・・・
たくさんの人が歩いているのが見える。
私の前には一面にミヤマキリシマの群生。
樹木の下をのぞき込むと、確かに道らしいものがある。
『道だけどなぁ、ほぼヤブだし。登り返すか?』
下から見上げると、下った道はすごい急登。
『やーめた、ヤブ越えてススキの原っぱまで行けば大丈夫じゃろ』

なんと、九重に来てまでヤブ漕ぎする羽目になったとさ。
まぁ、ミヤマキリシマの花を散らしてスリキズだらけでなんとか登山道に合流。
山オバちゃん達ならプチ遭難だな、こりゃ。
おりゃ道があるのはわかってたんだけどね。




そんなこんなで無事8:30には駐車場まで戻ってきたのですが、
『ええかげんにせいや"(-""-)" ちったぁ道譲れよ!』
ってくらい、登ってくる人達で混雑して遅くなっちまっただ。

だいたいそんな時間から登ってくる人の特徴・・・
いかにもって感じの「ミヤマキリシマ探訪」グループ。
岩場を下るのに手間取る年配の人たち(オバちゃん、あんた達だよ^^;)。

共通事項は「両手に持ったトレッキングポール(-_-メ)」
狭い縦走路で登山道の幅いっぱいにポール突いて、スレ違いでこっちが待ってあげても次々延々やってくる。
ちょいとポール突かなければ余裕ですれ違えるのに
・・・って『オバちゃんに足突かれたし』
私の前のおじさんと『昼飯食う時間くらい待ってますねぇ』なんて話しながら待っても誰も止まらない。
岩場で両手ポールで前に支えて降りるなんて。。。そら怖いじゃろ。
山のルールの基本が全く分かってない人ばかり。
(カッコは皆さん立派ですがね(-_-;))

もう絶対こんな季節には来ない・・・

家に帰って


たった1回の九重でつま先のゴムに亀裂が入ったMAMMUT
指で広げてみると下のゴアテックス布地が見えている。
『履き心地はいいけど、あまりにも耐久性なさすぎ。こんな靴が人気でいいんだろか?』
店に相談して「たった1回でこりゃいけないですねぇ」・・・無事返品になりましたとさ。
MAMMUT T-Aenergy GTX これは岩山では使えないシューズでした。