酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

おとな同士の【いじめ】問題

2007-01-10 23:19:05 | のほほん日記系
この1週間めずらしく風邪をひいている。
おかげで、【消極的禁煙】5日目を達成しているのは嘆かわしい限りだが、鼻と喉が乾燥するので咳き込み防止のためマスクをしている。
有害化学物質にも対応できる活性炭入り高性能マスクで、SARS騒ぎのときに品切れで困ったという一品である。

あぁ、鼻づまりで頭が重い。
ん?何?何かの匂いがする。目にしみるような感じ。
化粧品の嫌な臭い・・・具合が悪くなる臭い。
『だれだぁ、ケバイ化粧の客は?』
振り向いて見回してから気付いた。
『え゛?活性炭マスクをしているのにこの臭い?』
とんでもないことである。
ジクロロメタンだろうが、トルエンだろうが匂わなくなるほどの高性能マスクなのである。
風邪で働かない頭で考えても、「とんでもない臭い」であることは容易に想像できた。
周囲の人も強烈な臭いにざわついている。そんな中・・・・

【プシュー!!!】
その瞬間、この毒ガステロの全貌がわかった。
消臭スプレーを殺虫剤なみに空中噴霧しているのである。
うわ、目が痛い・・・避難避難・・・

後で聞いたのでこれが本当かどうか知らない。
隣の席の人が蓄膿症で口臭が酷く、それに耐えられずに消臭剤を撒いているのだという。
さすがに本人の目の前ではなく、席をはずした時を狙っての毒ガス散布なのだろうが、ここまですると「自己防衛」を通り越して【いやがらせ・いじめ】の類である。
テロリスト本人はきっとそう思っていないところに【いじめ】の問題が潜んでいるのだろう。
(うーん、教育評論家の発言みたいだ^^;)

広範囲に(ましてお客さんにまでも)毒ガス被害が発生している以上、誰かが解決を図らなければいけないと思うが【ネコの頸に鈴をつける者はいない】のが世の恒であり、こうした【周囲の見てみぬふり】によって【いじめ】は継続していくのであった。
(本来、毒ガス散布の原因となった蓄膿症に関しても、健康面を管理すべき者がいるハズだと思うのだが・・・)

前略、テロリストさま・・・
あなたにとって、世の中のかすかなタバコの煙は許せないようですが、閉鎖空間でとんでもない毒ガス散布することは「フローラル」な香りだから許されるとでも思っていらっしゃるのでしょうか?

【禁煙運動する人なんてこんな程度なんです、恥ずかしいことですが】