えしぇ蔵日記

えしぇ蔵日記のブログ版です。

立夏

2011年05月16日 | Weblog

ちょいとご無沙汰の「中国鍼灸院」さんへ。

「立夏」
 
呉炳宇

卯開知立夏、(卯開きて立夏を知り、)
芍薬杜娟紅。(芍薬杜娟、紅となる。)
紫竹新葉緑、(紫竹の新葉は緑となり、)
花盛香意濃。(花盛んにして香も意も濃し。)
 
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)
 
卯が開いたら立夏てわかるばい
芍薬やつつじも赤ぉなるし
紫竹の新しか葉は緑になってからくさ
花もいろいろ咲いて香りも気持ちも濃くなると
 
最近、猛烈な忙しさなのでちょっと過労気味かもしれない。こういう時にちょっと先生に鍼をしてもらうと全然違う。すっと楽になる感じがする。忙しい時ほど行くべきだな。
 
「立夏」
 
紫竹の葉 鮮やかにして 立夏知る
 

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いぶりがっこ

2011年05月15日 | Weblog

今日は午前中のみ仕事。「行徳クリニック」の行徳先生宅へインターネットの設定にお邪魔した。ちょうどプルデンシャルのOさんも来られていて、久しぶりの対面だった。
先生のご自宅は居心地がいい。仕事が終わってからお茶を頂いたが、ソファからなかなか腰が上がらなかった。
 
午後は家で少し仕事をした後、ゆっくりトルストイの「戦争と平和」を読もうとソファに横になったらまるでタイムマシンに乗ったようにあっという間に5時半になっていた。いつのまに寝てしまったのか!?本を見るとほとんど読んでいなかった。疲れが蓄積しているのかな。
 
夜はチリのシャルドネを飲んだが、いぶりがっこや雲丹をつまみにした。これが妙に合うからビックリ。ペンネのトマトソースやら何やら豊富なつまみでついつい飲みすぎてしまった。
 
「初夏の宵」
 
初夏の宵 いぶりがっこと シャルドネと
 

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夢をみる

2011年05月14日 | Weblog

「粕屋のお客さん」でのM田さんとの会話。
 

M田さん: 「宗像のほうによくあたる占い師がおるそうですよ」
ワシ: 「へぇ~」
M田さん: 「ああいうの信じます?」
ワシ: 「う~ん、輝ける未来が待ってるていうならいいですけど、あんまりいいことないて言われたらそれだけでテンションが下がりますからね。宝くじ買ったその場で『それ、当たってないよ』て言われるようなもんじゃないですか」
M田さん: 「夢を見るのがいいんですよね」
ワシ: 「そうそう。わからないから頑張れる、みたいなね」
M田さん: 「宝くじとか買います?」
ワシ: 「いいえ」
M田さん: 「私、売り場のおばちゃんに『あんたもそろそろ当たると思うちゃけどねぇ』て言われます」
ワシ: 「あはははは!そう言われるぐらいずっと買ってるわけですか?」
M田さん: 「はい。でも最高で3万円くらいしか当たってないです」
ワシ: 「3万円じゃね」
M田さん: 「でもサティの福引はよくあたるんですよ。こないだ3等が2回続けて当たりました」
ワシ: 「サティの福引の3等とかどーでもいいです(笑)」
M田さん: 「1,000円ですよ!(笑)後ろに並んでたおばちゃんに『うらやましーわー』て言われました」
ワシ: 「全然うらやましくない(笑)」


星香園」さんによれば今年の新茶は非常にできがいいらしい。味見させてもらったが確かにうまい!牛島さんも自分でいれたお茶を飲みながら何度も「こらうまいわ」「ほんとうまいわ」と繰り返していた。民よ遍く新茶を飲むべし!

今日のスケジュールは午前中「粕屋のお客さん」、午後から「
スマイルホーム」さん、「星香園」さんと筑後まわりをしてから、最後はぐるっと反対側に移動して「雷山千如寺」さん。帰宅は8時過ぎ。ハードスケジュールだが充実しているとあまり疲れも感じない。
 
「初夏」
 
新緑と 新茶と夢追う 喜びと
 

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連合艦隊解散告別の辞

2011年05月12日 | えしぇ蔵的歴史探訪

東部ハウジング」さんにお邪魔した時にA貞さんが東郷神社にある小さな博物館のことを教えてくれた。そこには三笠の模型や「連合艦隊解散の辞」の写しなどが展示してあるという。そんないいものがあったなんて!今度是非行ってみようと思った。ちなみに「連合艦隊解散の辞」はこれだけで類稀な名文なので「名文集」でも紹介したがここにも転記しておこう。最後に東郷平八郎の名があるが、起草したのは日本海海戦を大勝利に導いたT字戦法の発案者、秋山真之らしい。(何かといえば東郷平八郎は英雄として崇められるが、実際は秋山真之がいたからこそ英雄になれたわけで、ワシははるかに秋山真之のほうを尊敬している。)
 
 
「連合艦隊解散告別の辞」
 
二十閲月の征戦已に往時と過ぎ、我が連合艦隊は今や其の隊務を結了して茲に解散する事となれり。 然れども我等海軍軍人の責務は決して之が為めに軽減せるものにあらず。此の戦役の収果を永遠に全くし、 尚益々国運の隆昌を扶持せんには、時の平戦を問はず、先づ外衝に立つべき海軍が常に其の武力を海洋に保全し、一朝緩急に応ずるの覚悟あるを要す。 而して武力なるものは艦船兵器等のみにあらずして、之を活用する無形の実力にあり。 百発百中の一砲能く百発一中の敵砲百門に対抗し得るを覚らば、我等軍人は主として武力を形而上に求めざるべからず。 近く我が海軍の勝利を得たる所以も、至尊の霊徳に頼る所多しと雖も、抑亦平素の練磨其の因を成し、 果を戦役に結びたるものして、若し既往を以て将来を推すときは、征戦息むと雖も安じて休憩す可らざるものあるを覚ゆ。 惟ふに武人の一生は連綿不断の戦争にして、時の平戦に由り其の責務に軽重あるの理無し。事有れば武力を発揮し、 事無ければ之を修養し、終始一貫其の本分を尽さんのみ。 過去の一年有半、彼の風濤と戦ひ、寒暑に抗し、屡頑敵と対して生死の間に出入せしこと固より容易の業ならざりしも、観ずれば是れ亦長期の一大演習にして、 之に参加し幾多啓発するを得たる武人の幸福比するに物無し、豈之を征戦の労苦とするに足らんや。 苟も武人にして治平に偸安せんか、兵備の外観巍然たるも宛も沙上の楼閣の如く暴風一過忽ち崩倒するに至らん、洵に戒むべきなり。
 
昔者神功皇后三韓を征服し給ひし以来、韓国は四百余年間我が統理の下にありしも、一たび海軍の廃頽するや忽ち之を失ひ、 又近世に入り徳川幕府治平に狃れて兵備を懈れば、挙国米艦数隻の応対に苦み、露艦亦千島樺太を覦覬するも之と抗争すること能はざるに至れり。 翻て之を西史に見るに、十九世紀の初めに当り、ナイル及トラファルガー等に勝ちたる英国海軍は、祖国を泰山の安きに置きたるのみならず、 爾来後進相襲で能く其の武力を保有し、世運の進歩に後れざりしかば、今に至る迄永く其の国利を擁護し、国権を伸張するを得たり。 蓋し此の如き古今東西の殷鑑は為政の然らしむるものありしと雖も、主として武人が治に居て乱を忘れざると否とに基ける自然の結果たらざるは無し。 我等戦後の軍人は深く此等の實例に鑒み、既有の練磨に加ふるに戦役の実験を以てし、更に将来の進歩を図りて時勢の発展に後れざるを期せざる可らず。 若し夫れ常に、聖諭を奉體して孜々奮励し、実力の満を持して放つべき時節を待たば、庶幾くば以て永遠に護国の大任を全うすることを得ん。 神明は唯平素の鍛練に力め、戦はずして既に勝てる者に勝利の栄冠を授くると同時に、一勝に満足して治平に安ずる者より直に之を褫ふ。 古人曰く勝て兜の緒を締めよと。明治38年12月21日 

連合艦隊司令長官 東郷平八郎
 
 
「戒む」
 
勝ちてのち 己戒む 者なれば
未曾有の手柄 得るも理(ことわり)
 

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御経会

2011年05月10日 | Weblog

5月10日は毎年恒例、「雷山千如寺」さんの「御経会(おきょうえ)」の日。あいにくの雨にも関らずお堂に入りきれないほどの人!伝統の重みというか、信仰心の厚さというか、和尚さんの人徳というか、まったくすごいやね。

雨の雷山もまたよし。


雨なので護摩はお堂の中で焚いた。燃え上がる炎に照らされる和尚さんの勇姿。


すっかりお馴染みの光景。厳粛な空気の中に力強い読経の声が響く。


それにしてもこんな伝統ある行事の取材をさせてもらえるなんてありがたい話だ。普段なら撮影お断りだから好き勝手に写しているとなんだか気がひける。
この行事は長い歴史の中で延々と受け継がれて今に至り、おそらく将来和尚さんの息子さん、お孫さんが引き継いでいくことだろう。人は変わっても伝統は残る。残さなければならない。
思えばワシら一人一人にも何らかの務めがあってこそ、悠久の時の中に一瞬だけ生かして貰えているのではないだろうか?
 
「般若経」
 
新緑も 和して揺れるや 般若経
時はうつれど 人はかわれど
 

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セルフレジ

2011年05月08日 | Weblog

姫とミスターマックスに買物に行った時に、「セルフレジ」というやつにチャレンジしてみた。自分で商品のバーコードをピ!っとあてて精算していくわけだがこれがトラブルの連続。結局6回くらい店員さんを呼ばないとできなかった。あれは改善の余地がかなりあるな。商品が3つくらいまでならいいかもしれないが、カゴいっぱいに買った時には普通のレジに並ぶほうがよっぽどいい。
だがいづれは改良されて、10年後にはレジには全く人がいなくなるのかもしれない。そうやってなんでも無人化していくんだろうな。そして会話がなくなり、ふれあいがなくなり・・・便利になるのも考えもんだ。

午後遅くに「マイテレホン」の石田しゃちょーが遊びに来て下さった。一時は体調を崩されていたが、元気そうな様子だったので安心した。それにしても歳とらない人だ。初めて会ったのはもう10年以上前だがその時とほとんど変わってないように思う。とても孫がいるようには見えなかった。いい歳とり方だ。ワシのほうがよっぽど老化が早いような気がする。
 
「無人化」
 
無人化を 極めた先の 世の不安
話さず買える 味気なさかな
 

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チョコの誘惑

2011年05月07日 | Weblog

今月の「ル・シュクル」さんの新作は「ミハオ」。「エルレイ」というチョコレートメーカーの「ミハオ」というチョコレートを使っているらしい。めちゃめちゃうまそうだった。今日は忙しくて食べられなかったのが残念でならない。



最近妙に甘いものが恋しくてしょうがない。チョコレートやアイスクリームが魅力的に見えてしょうがない。やばいかな?

今日は車で移動中に眩暈がした。結構長く続いたから「こりゃやばいかな?」とその後の予定をキャンセルして帰ろうかなとも思ったが、今日の最後の「
雷山千如寺」さんで作業している頃にはなんともなくなっていた。一体何だったんだろう?過労か?連休明け二日しか働いてないのに?

「チョコレート」
 
チョコレート ワシを誘うな 惑わすな
 

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名作

2011年05月06日 | Weblog

さて、戦線に復帰。今日は「ウイルホーム」さん、「ミドリエステート」さん、「大新住宅」さん、「粕屋のお客さん」の4件。帰宅は8時過ぎ。今月はこれから殺人的スケジュールだ。気合を入れねば!
 
なんと!水曜日の夜に発注したトルストイの「戦争と平和」全4巻がもう届いた!さすが郵便局。レターパックは便利だ。
日本文学専門だったワシの本棚も最近はかなり世界の文学が増えてきた。時々眺めて、「いいのばっかりあるなぁ・・・」と一人悦に浸る。でもまだまだ読むべき傑作は山のようにある。死ぬまでになるべく有名どころはおさえてしまいたいもんだ。いづれはあのプルーストの超大作「失われた時を求めて」にチャレンジする予定。読み終わるまでどれくらいかかるやろか?
だが忙しいのでなかなか読む時間がないのだな。信号待ちの時間ぐらいしかない。布団に入ると速攻で寝るし。本読み出したら徹夜できるっていう人が羨ましい。ワシなんかせいぜい2ページで夢の中だ。困ったもんだ。
 
「名作」
 
卓上の 名作これも 出会いかな
 

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ゆるい

2011年05月05日 | Weblog

昨日の登山の疲れが残っているので今日は一日ゆるい休日。
昼飯はワシがナポリタンを作った。姫の評価はまずまず。その後、南区の大楠にあるカフェにお茶をしに。なかなかいい感じのカフェだった。なにより店主のゆるい雰囲気が気に入った。店名は「クリコット」。

夕べ、ついにネットで見つけたトルストイの「戦争と平和」全4巻を注文した。これでやっと読める。なんでこんなメジャーな本がどこのブックオフにもないのか不思議だ。これを読み終えれば、モームが選んだ世界10大小説読破も残るはディケンズの「ディビッド・カパフィールド」のみ。
 
「午後」
 
大楠の カフェでたゆたう ゆるい午後
 

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釈迦岳・御前岳

2011年05月04日 | Weblog

昨日は鳥栖のアウトレットに行っただけのゆるい休日だったが、今日は登山。ここ最近楽勝の山ばかりですっかり軟弱登山隊と化していたワシらなので、久しぶりに登りごたえのある山にしようということで選んだのは日田の奥にある釈迦岳と御前岳。
渋滞を予想して朝7時半に出発。筑紫野から高速に乗ったが、基山インター付近から鳥栖ジャンクションまで少し渋滞したのみで後は問題なし。山田サービスエリアで持参した朝食を腹につめてからいざ日田へ。
日田インターを下りてから約40分。かなり山奥にある椿ヶ鼻ハイランドパークから更に奥へと進んで登山口へ。
ネットで調べたところでは最初の釈迦岳までは約30分となっていた。これはほぼその通りだった。時間的には短いが結構急で足が疲れた。
 
 
釈迦岳山頂からの眺め


釈迦岳山頂から尾根伝いにいく御前岳までの道のりは約1時間半となっていたが、なぜかワシらはそれほど急いでいないのに1時間で到着してしまった。結構ハードな山を予想していたがそこまでハードとは言えないかもしれない。
 
 
釈迦岳山頂付近から見た御前岳(三角形の山)


急なのでロープや鎖で登り下りするところが何箇所もあった。
 
 
高さ200mの絶壁を登る姫!

 
というのはうそで実は高さ2mもない。


山頂はどちらも素晴しい眺めだった。御前岳でおにぎりを食べてからすぐに下山。なんと1時には登山口にいた。

登山の後はお約束の温泉。今回は日田の近くにある琴平温泉。「粕屋のお客さん」がここはいいと勧めてくれたことがあったのでずっと行きたかったところだ。
男湯は2箇所に別れており、どちらも川沿いにあってせせらぎを眺めながらお湯に浸ることができる。お湯に入れる場所はいくつもあって、一番下はほぼ川の高さすれすれのところまで下りる。そこからすぐ目の前のところに滝が落ちている。頭の上には鮮やかな新緑だ。最高のロケーションでついつい長風呂してしまった。
風呂から上がると、冷たいラムネを買って飲んだ。あぁ何年ぶりだろう?この味。日本人のノスタルジーの味だな。
 
帰りはまた日田インターから筑紫野インターまで高速に乗ったが渋滞にはつかまらなかった。4時半過ぎには帰宅。
足は疲れたが実にいい一日だった。
 
「山」

釈迦岳 尾根を伝って 御前岳
山は喜び 山は思い出
 

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