えしぇ蔵日記

えしぇ蔵日記のブログ版です。

故郷にて講習 その1

2011年11月04日 | Weblog

4日、5日と対馬の職業訓練のクラスでインターネットに関する授業をすることになったので、3日の夕方の便で帰った。
初日の今日は、パソコンの歴史、インターネットの歴史、WEBのしくみなどを説明して、ブログの登録申込みまで進んだ。こういう職業訓練の生徒さんはみんな”聞く態勢”が出来てるから教えるほうもやりやすい。ほぼ全員登録に成功して無事に終わった。
ワシも今までいろんなところでいろんな生徒さんを指導してきたが、今回の生徒さんはまた特徴的だった。対馬の人の温和な人間性のなせる技か、全体が家族か親戚の集りかのように家庭的な雰囲気があり、非常に仲が良かった。見てる側も心和むものがあった。これだけ楽しく日々学べるならおそらく卒業の時に別れがつらいのではないだろうか?
最近はセミナーの講師の依頼はあっても教師としての指導は久しぶりだったのでワシにとってもいい勉強になった。昔の資料は使えないだろうと思い今回作りなおした。この業界、資料がすぐに役に立たなくなるから苦労する。
さて、明日はいよいよブログに投稿だ。
 
いやそれにしても故郷の活気のなさには驚く。道はきれいに整備されているがそこを通る車は少なく、人通りはない。みんなどこにいるのだろうか?これじゃどんな商売も売上はひどいもんだろう。ワシも対馬でビジネスをする自信は全くない。こりゃなんとかせんといかんよなぁ

たまたま今日は”いのこ”の日だった。”いのこ”とは、子どもたちがその地域の家をまわって、木の棒みたいなものを家の前でつきながらその家の幸福を祈る歌をうたう風習だ。対馬に限らず全国至るところに残っているが、地域によって歌詞も違えば家の前でつく物も異なる。
我家にも来たのでお袋とワシで出迎えた。歌は子どもの頃に聞いた歌詞と同じだった。あぁちゃんと伝わってるんだなぁと思った。風習とはいいもんだ。しかも子どもたちが各家庭の幸福を祈るなんて、なんと素晴しい風習だろう。

「過疎」
 
ふるさとの 道広がりて 人はなし
 

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