水曜日の仕事帰りにブックオフに寄って、横溝正史を数冊買いこんで来た。たまに無性に読みたくなるのはワシだけだろうか?それも夏に。なぜかこう、金田一耕介に会いたくなるんだな。あのおどろおどろしい世界に浸りたくなるんだな。
横溝正史は松本清張同様に面白すぎてやめられない。他のこと全部うっちゃってひたすら読んでいたいという気分になる。ここまで読む側を引き付ける手腕というのも大したもんだ。究極のエンターテイメントだな。
だがこの両巨頭、あまりに映像化されすぎているのが難点。映画やテレビで見た作品が多いので犯人もトリックもばればれ。読みながら推理する楽しみはもはやない。横溝正史?金田一耕介?何それ?見たことも聞いたこともない、という人がうらやましい。
坂口安吾は横溝正史にアガサ・クリスティに匹敵するという評価を与えているがどうだろうか?確かに日本ではトップを争う存在だろうけど、アガサ・クリスティにはまだ及ばんだろうというのがワシの個人的意見。ヴァン・ダイン、クイーン、クリスティ、セイヤーズ、カーあたりはちょっと桁が違うと思う。
日本の推理小説はまだまだ発展途上だ。
「雷鳴」
雷鳴や もはや毎夏の 風物詩
蔵
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