ほろ酔い太宰府

今日のランチは21回目の結婚祝いの本番として太宰府の「エッサンス」へ。たっぷりとプロの仕事というのを堪能させてもらった。やはり外食というのは自分ではとうてい再現できないようなものを食べてこそ意味があるのではないかと思う。こんなすごい料理を食べるとしばらくは自分で料理したくない。ドストエフスキーを読んだ後に小説なんてとうてい書く気になれないのと同じだな。
ワインもたっぷり飲んだので昼間からほろ酔い気分で参道をぶらついた。ちょうど月に一度のよもぎ味の梅ヶ枝餅が出る日だったのでちゃっかりゲットしてから帰った。帰り着いたら即昼寝！贅沢で気合のない一日だった。たまにはこういうのもいいもんだ。
　


夜、DVDで「永遠の子どもたち」というスペイン映画を観た。ホラー映画で、クライマックスの”だるまさんが転んだ”のシーンは背筋が凍るような怖さだった。最後に明らかになるからくりもショッキングで、ちょっとトラウマになりそうだったが、終わり方が感動的だったのでそれは免れそうだ。全体によくできた脚本で、俳優の演技も良かった。怖いけど人に勧めたい映画だ。

「梅ヶ枝餅」
　
ほろ酔いで　列に並ぶや　よもぎ味

蔵