ランダム・メモランダム 3

バイエルン・ミュンヘンとマルク・ファン・ボメルを応援しています

16節:PSV対フィテッセ

2013-12-09 01:47:02 | PSV

すんません、ネガチブな方から先に書かせていただきます。
ファンブイテンのゴール込みの楽しい楽しいお祭り試合から数時間後、一転して悪夢の中に叩き落されてしまったので、すっかり感情が乱れてしまって切り替えが難しいのです。
その予定ではなかったのですが、後でもう1回録画したバイエルンの試合見て気分直ししないと、とてもじゃないが…

さて

チーム事情が違うでしょうから比べるものでもありませんが、3年前のフェイエノールトのことを思い出していました。
当時のフェイエノールトもボロボロで順位は二桁、絶不調の最中にPSV戦で0-10という歴史的大敗をしたのでした。
今回のPSVもあの時のフェイエノールトのように、10点とは言わずとも7~8失点して負けるんじゃないか、とか。

しかし
 
 ←指に「P」「S」「V」のタトゥー
 

過去20何年間で最悪、という危機的状況に、主要(公認?)サポーターズクラブが共同で「集えスタジアムへ!どんなことがあってもPSVをサポートせよ!」と、ファンに熱く呼びかけるメッセージを発表。
この動画はPSV公式にも紹介されましたし、ファンボメルもtwitterで「最高のイニシアチブ。俺もそこにいるぜ!」とつぶやいていました。

ホントに熱くてちょっと恐いぐらいなのですが(汗)、しかし、これだけファンの後押しがあるなら、「Eendracht maakt macht(団結は強さなり)」の合言葉の下、ひょっとしたら素敵な結末が起こるかも…?と淡い期待を抱いてみたりしたのですが…

13年12月7日 エールディヴィジ 第16節 PSVアイントホーフェン 2-6 フィテッセ

 
交代:トイヴォネン(45+2スハールス)、ヨゼフゾーン(69ナルシング)、パク(79アリアス)
サブ:ティトン、ブレネット、ヘンドリクス、バッカリ

得点:ピアゾン(38ハーフナー)、デパイ(45ロカディア)、ハーフナー(66アツ)、レールダム(75ピアゾン)、レキク(84ロカディア)、プレッペル(85ファン・アーンホルト)、ファン・アーンホルト(87ピアゾン)、プレッペル(90+3ファン・アーンホルト)
カード: カシア(60)、ヨルゲンセン(64)

telegraafが選ぶ今節のベストイレブンにファン・アーンホルトプレッペルアツ
ADが選ぶ今節のベストイレブンにファン・アーンホルトプレッペル

 

 

 

先制されるまでのPSVはとても良かったのです。試合を支配していましたしチャンスも多数。
だけど、どれだけ素晴らしいプレーでチャンスが多くても、決め切れないでいるうちにうっかり失点したりしたら、そこから一気に崩れるのよね…と思ってたら案の定。
それでも前半のうちに追いついたことでまた流れを呼び寄せ、後半に入ってもまずまずのゲーム運びをしていたので、まだ希望はありました。
だけど2失点目をしてからは毎度おなじみ、メンタル&組織が大崩壊。
それも過去最大級の、目も覆わんばかりの崩壊ショーでした。まさに悪夢
レキクのゴールでせっかく1点差に詰め寄ったのに、「あと1点取ってせめて同点に!」と、思う間もなく数十秒後にアッサリと失点をした時は、さすがのワタシも
「バカなの?」
とエア絶叫してしまいました。

 

だけどサポーターは素晴らしかった。
試合中も声援を絶やすことなく、失点したら逆に「がんばれ!」とばかりにチャントを歌い直す(もっともワタシは2失点目ぐらいまでしか気付きませんでしたが…)。

そして試合後
 
 
 
屈辱の試合結果に、どんな罵詈雑言を浴びせてもおかしくないところを、腸が煮えくり返る思いをぐっと抑えて、「何があってもサポートする」という約束通り、選手たちを抱き熱く励ます。
(「何があっても」というのはJスポ解説の林さんのおかげで知ったのであって、ワタシの語学力ではありません(^^ゞ)

このPSVサポの姿を世界中のサッカーファンに見て欲しい。

(もっとも、そんな彼らも、トイヴォネンにはブーイングだったらしいですが(苦笑)。ライオラプロデュースのソープオペラにまんまとハメられちゃダメじゃんか(^_^;))
そしてチームは、優しいサポの親心に甘えてちゃイカンのですよ。
サポーターだけが団結してもしょうがないんじゃい。
試合後、仮キャプテンのレキクが、ファンのサポートに感謝しつつ「期待に応えねば。僕らはトップ3に向けてプレーできるはずだ。俺たちはPSVなんだ」と、アグレッシブに語っていたのが胸熱です。できればその心意気を試合内容に反映させて欲しかったんだぜ…。

ハァ…いい加減もうここが底だと思いたいですが…浮上するイメージがまったく見えませんので、まだまだ悪夢は続くかも知れませんね…。

エピソードあれこれ 

 
マンデラさんに黙祷を捧げる。

 
十字靱帯断裂(だっけ)というシーズン絶望の重傷を負って離脱中のヤンセン。アウェーなのにわざわざ見に来たのですね。

日本のサッカーメディアには絶対書かれないでしょうが。
 
(キャプチャ画像はtelegraafから)

スハールスの足首を踏み付けるハーフナー。ひどく痛がったスハールスでしたが、その後20数分ほどプレーを続行。
しかし結局、前半ロスタイムに負傷交代となりました(汗)。(ちなみにキャプテンはレキクに引き継がれました)
パク・チソンが負った怪我を思い出させますが…。パクはその後今日にいたるまで2ヶ月も離脱してしまいました。
スハールスはどうなのか…心配です。月曜日にスキャンを撮ってみるそうです。どうか大事ありませんよう…もう怪我人はイヤ…本当に…。。
この時点ではハーフナーにお咎めはありませんでしたが、主審のNijhuisは「レッドカードがふさわしかった」と認め、改めて審議をして、ハーフナーに出場停止処分が下る可能性もあるそうです。
ハーフナー「彼の脚が僕の足の下に入って来たんだ。あれはアクシデントだよ。わざとじゃない。怪我が酷くないことを願う。僕はピッチで彼に何度も謝った」

21時ジャストのファンボメル
 
Jスポの実況は「お子さんなんでしょうね~」と言ってましたが、隣のちびっこはお子さんではありません。

 
「本日のファン・オブ・ザ・マッチ」だそうです。よくわからん。
どーでもいいけど、イラストのファンボメル(たぶん)、なんで5番なのよ…。