後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔664〕中村敦夫さんの朗読劇「線量計が鳴る」をDVDで見ました。その熱量に圧倒されっ放しでした。

2024年03月10日 | 映画鑑賞

 3月8日(金)、午後家を出て、有楽町で開催されている押し絵の展覧会を鑑賞しました。素敵な展示会でしたが、近々ブログで報告したいと思います。
 池袋でジュンク堂に立ち寄り、数冊の新刊を手に入れましたが、こちらもいずれブログで触れることにしましょう。
 夕食後向かった先は、江古田映画祭が開催されているギャラリー古籐でした。7時から中村敦夫さんの朗読劇「線量計が鳴る」をDVDを鑑賞するためです。この映画祭には今回2回目の参加ということになります。

 私にとって中村敦夫さんといえば木枯し紋次郎です。欠かさずテレビにかじりついたものです。その中村さんが自ら脚本を書き、出演していたのが朗読劇「線量計が鳴る」でした。コロナ禍で中断されるまで95回の公演を終えていたということです。中断を余儀なくされたことで立ち上がったのが朗読劇「線量計が鳴る」のDVD化でした。
 元・原発技師に扮した中村さんが、104分間、原発の非科学性と恐ろしさを圧倒的迫力で語り尽くします。彼は福島原発爆発の翌年、チェルノブイリ原発事故跡を訪問します。小中を福島で過ごした中村さんだからこその「言霊」が届いてくるようでした。

 

  当日配布された隔月刊誌「とくし丸」は徳島市で発行されている雑誌です。まだ4号ということですが、中村さんの人生相談や佐高信さんの連載があります。読みやすい本でした。

 最後に、ギャラリー古籐からのお願いです。豊かな地域文化を創出してきたプロジェクターの寿命が尽きようとしています。そこでクラウドファンティングを立ち上げました。皆さんの応援をよろしくお願いします。