山種美術館の最寄り駅は恵比寿駅になりますが、今日は渋谷駅から歩いて行って見ました。地図を見ると経路には氷川神社や國學院大學が載っているので、折角歩くのならと、行って見ました。鳥居の向こうには國學院大學のビルが見え、鳥居をくぐるとその先には長い階段が続いていて上がると神社の社殿があり、そこを抜けると國學院大學のキャンパスを突っ切るように道路が通っていました。
今日はこの度移転して開館となった山種美術館に「速水御舟展」を見に行ってきた。山種美術館に最初に行ったのは学生のときで、その頃は茅場町にあり、その後、九段に移って、新たに広尾の地に開館となった。御舟の絵を最初に見たのも山種美術館でした。御舟は小林古径と並んで、私が最も好きな近代日本画の画家です。行って見ると入場券を買うにも行列ができている始末で、館内は大変な混雑。落ち着いて絵を見る雰囲気でなかったのが残念でした。それでも今回の展示では若い頃の作品や下絵など、これまで見ていない作品も数多く展示されていて、見に行った甲斐がありました。今回は数ある名品のなかでも重文となっている「名樹散椿」の花の一つ一つの緻密な描き方に改めて感服。私にとっては国宝級の名作です。
高尾山の帰路、多摩川サイクリングロードからの撮影。撮影時刻14時半ころですが、早くも陽が傾いていて、斜めからの陽射しを受けてススキの穂が輝いていました。ススキの間には柳の木でしょうか、落葉樹が点々と見えます。ここまでの走行距離69㎞、自宅まであと23㎞、高尾山と自宅との調度中間地点でした。
等々力緑地公園のイチョウが色づき始めました。夕刻の傾いた陽射しを受けて黄金色に輝いています。等々力緑地公園の釣り池にはカルガモとは別のカモも浮かんでいたのですが、距離が遠く双眼鏡でも種の特定はできませんでした。カワセミが池の上に青い一筋の跡を残すように翔んで行きました。