カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

コウヤボウキ

2008-11-07 | 町田の谷戸
 この茎を束ねて高野山で箒として使っていたということから、高野箒という名前がついたと言われている。地味な花ですが、生花にして床の間に置いたらそこはすっかり秋の空気に包まれそうです。しかし、写真に撮るとなると捉えどころなく難しい花です。花の写真では、画面のなかに花がたくさんある場合、できる限り多くの花にピントを持ってくるのが基本ですから、この場合は二つの花にピントが合っていた方がよいのです。しかし、枝ぶりやバックの処理も考慮すると必ずしもそうはゆかない。コウヤボウキの佇まいをしっかりと表現した写真が撮りたいものです。

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