カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

今森光彦写真展へ

2008-07-29 | 写真
 今日は東京都写真美術館に今森光彦写真展を見に行ってきました。昆虫を題材にした写真集は何冊か出しているのに写真展は初めてなんだとか。写真集で見たことのある写真も見かけましたが、高度なストロボ・テクニックを使ったものなど、撮影の苦心がしのばれる写真も多く、写真家の撮影にかける情熱が伝わってきます。
 畳半分以上のサイズのプリントはインクジェットで、全倍位までのプリントは従来の銀塩プリントで、というように使い分けていて、やはり、プリントの感じが少し違い、従来のものの方が画質が良いように感じました。
 生き物の多様性を実感する今回の展示は、昆虫好き以外の人にも見てほしいと思います。

 写真は恵比寿ガーデンプレイスの一角です。今日も暑かったですが、ここは少しだけ涼しげでした。


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ウラギンシジミ

2008-07-29 | 町田の谷戸
 ウラギンシジミは秋になっても元気に飛び回っているので、私のなかでは秋の蝶というイメージがある蝶です。翅の表側はご覧のような色合いですが、裏側は銀色一色で晴れた日にはピカピカと光を反射させながら飛んでいます。翅の表裏を見れば他に似た蝶はいないので、初心者でもわかりやすいし、翅の裏側が銀色だからウラギンシジミ、と名前も覚えやすい。シジミチョウにしては力強い飛び方でスピードも速く目で追っていても一瞬見失うこともあります。

 昨晩はブラームスの4番をカルロス・クライバーの演奏で聞きました。彼の演奏で聞くこの曲は音の肌触りの優しさ、音楽が生きて呼吸をしているかのように聞こえ、惹きつけられます。生で聞けなかったことが惜しまれる音楽家の筆頭に挙げられます。

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