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中野笑理子のブログ

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内視鏡、口から入れるか鼻から入れるか

2017年08月03日 | 日記

今年もまた、あれの季節になりました。
そう、会社の健康診断であります。
毎年、お盆の前後にあるのです。
それは病院の閑散期だからです。
あくまでも病院の都合であります。

毎年、胃カメラかバリウムかを選べるのですが、どちらもあまり乗り気がせず、ここ数年パスしておりました。
しかし、ここのところ色々ありましたので、ひょっとしたら胃に穴が開いているかもしれないと、少し心配になって久々に胃カメラ検査を受けました。
今までは口から入れるものしかなかったのですが、鼻から入れる胃カメラも導入したというので、鼻から入れる方を受けてみました。

まず鼻の中に眼薬のような液体の麻酔薬を垂らされて、待つこと10分程。
次にスプレータイプの麻酔薬を鼻の中に噴射されました。
このスプレー麻酔薬が苦くて思わずウエッとなりましたが、「吐かずに飲み込んで下さい」と言われて我慢。
15分程待って、もう一度スプレー麻酔噴射、さらに15分程待ってようやく検査室へ。
鼻の奥から食道にかけて、麻酔薬のせいでどんより重いような痺れたような変な感じ。
ベッドに横になり血を抜かれて、ようやく胃カメラ登場です。
あらら、思っていたよりもかなり太さがあります。
目の前にモニターがあり、鼻の中が大写し。
育毛剤のコマーシャルのような、拡大された鼻毛が面白い。
奥へ進むと縦長の穴があり、胃カメラの管が通りません。
「狭いなぁ。無理かな」と、先生。
大丈夫です、入れちゃって下さい、と言うも「痛いですよ。出血するかもしれない」と及び腰の先生。
ちょっと無理かもということで、右の鼻の穴を諦めて左の鼻の穴で再挑戦するも、やっぱり同じ所で引っ掛かってしまいました。
怖じけづく先生を、私が大丈夫大丈夫と励まして、やっと狭い穴を通過し無事に胃の中に到着。
ちょっと痛かったけれど、鼻血も出ず食道の壁を傷つけられることもなく、ピンク色の胃の中を見ることができました。
前もそうだったけれど、自分の胃の中を見たら、やっぱり焼き肉が食べたくなりました。

困ったのは検査の後、麻酔がさめてからくしゃみと水のような鼻水が止まらなくなったこと。
ググってみると、よくあるそうです。
これを書いている今も、続いております。